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更新日:2012年1月10日
吹上しょうぶ公園には、池の周りと園内の一画にフジバカマが植栽されており、9月中旬~10月中旬まで花と香りを楽しむことができます。
「フジバカマ」はキク科の多年草で秋の七草のひとつです。 奈良・平安時代に薬草として中国から渡来してきたといわれています。
花の色は藤色で、花弁の形が袴のような筒状になっていることが名前の由来です。中国では「香草(こうそう)」とも呼ばれ、葉が生のときは香気も薄いのですが、茎葉を束ねて室内に掛けておくと、日を経て乾枯するにしたがい芳香が強くなります。昔、武士が戦場に行くとき、身だしなみとして兜に藤袴の香をたきこめたといわれています。
昭和30年代までは全国に自生していましたが、河川の護岸工事などで減少し、現在では絶滅危惧種となっています。
吹上しょうぶ公園に植栽されているフジバカマは、東日本高速道路株式会社(旧 日本道路公団)が、環境調査の際に多摩川の河原で見つけた株を繁殖させ、保護育成されていたものです。
『芽子(萩)の花(はぎのはな) 尾花(おばな) 葛花(くずはな) 瞿麦(撫子)の花(なでしこのはな)
女郎花(おみなえし) また藤袴(ふぢばかま) 朝貌の花(あさがおのはな)』
万葉集巻八 山上憶良
部署名:都市整備部公園緑地課