創立40周年記念行事のテーマである、「命をつなぐ」に関わる現代の課題について、コロナ禍の現場で活躍している医師 片山 真樹子先生に御講演をいただき、生徒の「命を大切にする心」を育む授業を行いました。

 

 片山先生は、社会医療法人  河北医療財団 河北リハビリテーション病院  副院長でいらっしゃいます。

 脳神経内科の医師であるお立場から、「治らない病気」の代表として認知症をクローズアップなさり、認知症の症状や治療のポイントについて講義してくださいました。

 

 認知症の患者さんの不安を安心に変えてあげるのは、周囲の人々が相手の心に寄り添う対応を工夫すること。」と教えてしくださり、「家族や地域の皆様が自分らしく、彩りある命をつなぐことができるようにサポートするのは、みなさんです。」と、中学生の役割を示してくださました。

 また、コロナ禍の医療現場の様子も話してくださり、「今、吹中生が学校内で命を守る行動を徹底してくれていること、普段の生活も様々我慢をしてくれていることが患者を減らし、医療従事者を守ることにつがっています。まだこの状況は続きますが、命を守る行動を続けていきましょう。」と励ましてくださいました。

 最後に、生徒からの「医療従事者の方々に向けたありがとうメッセージ」を贈りました。

 認知症の患者さんに限らず、相手の状況をみて、寄り添う気持ちをもち接することの大切さを教えていただきました。

片山先生 ありがとうございました!