3年生 「命の授業」保健講話 性と生
3年生は卒業に際して、産み育ててくれた保護者へ感謝するとともに、将来において、自他を尊重した人間関係を築き、豊かな人生を歩めるように、保健講話を行いました。
講師の櫻井 裕子先生は、助産師でいらっしゃいます。
現在は、妊婦相談、母乳児教室、出産育児にかかるケアや子育て、性教育について、小・中学校や高校、大学生、保護者と幅広い対象に講演を行っていらっしゃいます。
命の誕生や男女の違い、性の自律、性行動の意思決定、LGBTなどについて、御自身の体験を通して生徒に分かりやすく、具体的に教えてくださいました。
櫻井先生は、身体の性別の心の性別があり、身体の性別は生まれた時に決まっているけど、心の性別は成長とともに定まっていくと教えてくださいました。
また、「いやよいやよは本気(マジ)でいや!」という言葉も示してくださり、相手が「いやだ」と言った言葉や素振りや雰囲気を自分に都合よく解釈しないこと、嫌な時は自分から「嫌だ」と伝えることが大切だと教えてくださいました。
恋愛関係だけでなく、周囲の人々との関係においても同じことがあると思います。誰に対しても、相手を尊重することを再確認することができました。
桜井先生 ありがとうございました!
《 生徒の感想 》
・人間の性や生殖ということについて、深く考えさせられました。性行為には必ず相手が伴うので、相手の気持ちや身体の状況等もよく考えたいと思いました。
・ネットの情報を簡単に鵜呑みにせず、信用できる情報を集めて、自分で判断していきたいと思う。
・自分の事、相手の事、経済力など様々な事をよく知り理解し、自分と相手の未来をよく考えて行動したいと思った。
・妊娠をすることは、覚悟やお金や色々なことが必要だということを知り、軽い気持ちで性行為をしてはいけないと思いました。
・お母さんが私を生んでくれたことは、すごいことだと思った。
