9月9日(木)は「重陽(ちょうよう)の節句」でした。

 「菊の節句」と呼ばれる「重陽の節句」では、菊の花には長寿の効果があると菊酒を楽しんで長寿を願ったり、菊の花を愛でる行事が行われています。

 平安時代では、菊の花の露にも長寿の効果があると考えられていました。そのため、重陽の節句の前夜に、菊の花に綿をかぶせ、菊の香りや露をたっぷり吸わせた綿「被綿(きせわた)」で翌朝身を清めると、若さが保たれると言われていたそうです。

 

 家庭科の豊田先生が職員玄関に、重陽の節句に被綿をした菊を飾ってくださいました。

 中国から伝わった長寿を願う節句に、コロナ禍の終息を願いました。

 緊急事態宣言下で2学期が始まり、学校では9月1日からは午前授業として、感染拡大防止を図り、13日(月)からは通常授業といたします。

 感染防止対策を講じた制限の多い毎日ですが、美しい花を眺めながら生徒・保護者・地域の皆様のご無事をお祈りして、この時期を乗り越えたいと思っております。

 2学期もどうぞよろしくお願いいたします。