大いに笑った! 落語教室 三遊亭 鳳月さん
「本物にふれる会 三遊亭鳳月 落語教室」を開催しました。
落語家の三遊亭鳳月さんに、落語の特徴やしぐさについて教えていただきながら、本物の落語にふれることができました。
鳳月さんは高座に上げるやいなや、早いテンポで次々に小話をしてくださり、会場はあっという間に落語の世界に引き込まれていきました。
その後、落語しぐさの説明に「なるほど!」と感心したり、鳳月さんの表情に椅子から笑い転げてしまいそうになったりもしていました。
笑いでいっぱいになる中、生徒も高座に上げていただき、落語しぐさに挑戦しました。
生徒の演技力に会場も大拍手!
鳳月さんも感動していました。
最後の演目は、人情噺「井戸の茶碗」でした。
人の情愛を描いた「人情噺」が鳳月さんの絶秒な表現を通して、江戸時代にタイムスリップしたようにリアルに情景が浮かんできました。
この「井戸の茶碗」の噺は約30分程ありましたが、生徒は息を飲み集中して聴きいっていました。
《生徒の感想》
・落語を初めて聴きました。扇子と手拭だけを使い、表情や声、視線を工夫しながら何人もの人を演じていて驚きました。こんなに笑ったのは久しぶりで、体育館の人全員が一斉に笑いに包まれて、心が温かくなりました。また聴きたいです。
・落語は相手を笑わせるだけでなく、人情のよさや人生で大切なことを教えてくれると知り、奥が深いのだなと思いました。最初の小話もおもしろかったけど、最後にやってくれた人情ばなしが一番好きでした。
・想像をはるかに超えたおもしろさでした。鳳月さんの顔の表情、手の動きのすべてに躍動感があり、その光景が頭にスッと浮かびました。目の前に本当に熱い鍋があって湯気が出ているのが見え、そばをすする音もリアルで、思わずお腹が減ってしまいました。
・落ちまでのワクワク感がたまらなくおもしろかったです。「こう来るだろうな」と分かっていても、笑ってしまいました。映像や大きな道具を使わなくても、人を笑わせられることはすごいと思いました。
「本物にふれる会」は吹上中学校PTAが主催となり、本校の生徒や保護者・地域の皆様に心豊かな時間をお届けしています。来年もお楽しみに!
