自立のために・・・・・社会に貢献できる人材に

 今年度、本校の第6代校長として赴任した川窪 公夫(かわくぼ きみお)です。前任の吉田校長先生からバトンを引き継ぎました。歴代校長先生はじめ、多くの教職員と学園の先生方が協力し、熱と力をもって作り上げてきた本校の伝統を大切にし、更に発展させることができるよう微力ではありますが、精一杯頑張らせていただきます。よろしくお願いいたします。

 さて、今年度は、始業式・認証式は行うことができたものの4月から約2か月間の臨時休校となり、子ども達をはじめ学園、寮の先生方には大変ご迷惑をおかけしました。臨時休校期間中は特に、福祉の先生方の多大なるご協力をいただき、子ども達は自学自習の課題にしっかりと向き合い、頑張って勉強に取り組みました。その姿勢はとても立派でした。

 学校が再開された6月からも授業に集中しています。真剣な表情で先生方の話に耳を傾ける様子がどの教室からも伺えます。    特に3年生は、進路開拓に向けて努力しています。中学校を卒業後の進路は、高校であれ、会社であれ、社会です。つまり、3年生は社会の一員として、どこまで通用するのかが問われるまで9か月ほどしかありません。

 中学校の教育目標の3つはすべて「自立」を目指したものです。社会に出たときに通用する力を中学校生活の中で、培ってほしいと願っています。特に、人としての振る舞いの基本である「あいさつ」にしっかり取り組める生徒が多いことが誇りです。  そして、本校の校歌のタイトル「夢に向かって」努力を続けてほしいと期待しています。これからも応援をよろしくお願いいたします。

                                               令和2年7月31日

                                                校長 川窪 公夫