12月21日(月)  遊びを通して発達を促す

 休み時間の一コマ。

「先生、見てみて。」

と、独楽(こま)を回して見せてくれる子。

「えー、すごいね。」

と、ほめると次々に独楽の技を披露してくれました。

確か、昨年の今頃は全然回せなかったのに。

いつの間にこんなに上手になったのだろう。

 

きっとこの1年の間に、たくさん練習したのだろう。

途中で投げ出さないでできるまで練習したのだね。

初めてできたときは、きっとうれしかったよね。

 

 

「低学年の生活科の昔遊び」の授業がきっかけで

独楽やけん玉に夢中になる子供の姿。

遊びの中で体の使い方や手の使い方を学んでいます。

 

日常生活の中でも

鉛筆やお箸の持ち方、紐結びなどちょっとしたスキルが必要となります。

 

冬休みには、昔遊びに挑戦しましょう。

体や手の使い方が上手になるかもしれません。

 

そのうえ、今まで出来なかったことが

出来るようになったら、心も温かくなりますね。

 

12月9日(水)レジリエンスの育て方

 前回「しなやかな心の回復力~レジリエンスとは?~」の続きです。

●レジリエンスを育てるには?

 レジリエンスは、性格などと同じようにもともと持っているものもありますが、本人や周りの環境次第で育てていくこともできるものです。ご家庭でもできそうな取り組みをご紹介いたします。

 

1 生活習慣を整える。

 基本的なルールを守り、リズムのよい生活をすることで気持ちの安定の基礎を育てることができます。家庭でしっかりと心のエネルギーを補給することで頑張ろうという意欲につながっていきます。

 

2 得意なことをいかして家事を手伝ってもらう。

 例えば、料理が好きな子ならば料理の準備やお皿運びをさせるなど、その子が得意なことや普段やっていることなどを役割としてお手伝いさせます。役割を与えられ、達成感を得ることでレジリエンスを育てていくことができます。

 その際、「丁寧に運べたね。」や「よく気が付いたね。」など、できたことをあえて口にして伝えてあげることで、「得意なこと」についての自己理解が深まります。他の人と比べてほめられてもそうして身に付けた自信は崩れやすいです。その子自身の工夫や成長をほめてあげるようにしてあげましょう。

 

3 苦手なことは周りを頼れるようにする。

 誰にでも苦手なことはあります。挑戦したけど失敗した経験や、失敗して周りから責められる経験などネガティブな経験を積んでいくと「どうせ失敗するんだ。」と先回りをしてあきらめたり、挑戦することをやめてしまったりします。

 子どもに、「苦手なことは手伝ってもらっていいんだよ。」と伝え、手助けを求めてきたときには快く応じて、手伝ってあげます。そうすることで、「うまくいかないことがあっても、周りに相談すれば助けてもらえるんだ。」と周囲を信頼し、失敗を恐れないようになっていきます。

 

4 気持ちを切り替えるスキルを教える。

 大人にとっても「感情コントロール」は難しいことです。まずは、環境を整えてあげて、「困ったり、イライラしたりしても周りに相談すれば大丈夫」という自分は支えてもらっているという信頼感を子どもに培っていきます。

 イライラに気づくことができたら、助けを求めることやその場からいったん離れること、好きなことをして気分転換をするなどイライラした気持ちを切り替えるためのスキルを一緒に考えてみましょう。
 

11月25日(水)しなやかな心の回復力~レジリエンスとは?~

●しなやかな心の回復力~レジリエンスとは?~

 台風の時など強風にあおられてしなる木々の映像がテレビで映し出されることがあります。

 強風に折れることなく耐え抜いた木は、台風が過ぎ去ればまた元気よく日を浴びて枝葉を伸ばします。

 私たちの心も日々予期せぬ事態やうまくいかないことなどストレスにさらされています。

 ストレスとなる事態に遭遇したとき、過度に落ち込んだり、周りのせいにしてイライラしたりするのではなく、落ち込んでもそこから立ち直りまた、前向きに進んでいくことができる力。それを「レジリエンス」といいます。

 ストレスをはねのけるタフさや頑強さといった「強さ」ではなく、変化に柔軟に向き合っていける「しなやかさ」がレジリエンスの特徴です。

 

●レジリエンスをもつ人の3つの特徴

 レジリエンスが高い人の特徴として次の3点を心理学者の小塩・中谷・金子・長峰が提言しています。

①新奇性の追求

未知のことにチャレンジをしたいという、意欲をもち、新しいことを求める気持ち。

②感情調整

自分の感情に振り回されず、ある程度コントロールできる。

③肯定的な未来志向

現実的な楽観主義。ポジティブな未来を信じ、この先いろいろあってもきっと大丈夫と思える力。

  

例えば…

・うまくいった経験を糧にして、失敗してもきっとそのうちできるさと信じられるひと。

・自分を見守っている人がきっといると信じ、周りに助けを求めることができるひと。

・うまくいきそうではないことでも、とりあえずチャレンジしてみることができるひと。

・自分のいいところも悪いところも理解し、自分を愛することができるひと。

 

*次回はレジリエンスの育て方についてお伝えします。

 

10月29日(木)整理整頓、物の管理

今回は物の整理・整頓の仕方についてです。

お道具箱の中身もこれで少しはすっきりするかも?

①半透明のチャック付き袋に小物を入れる。

・半透明 → 袋の下にあるものが透けて見えにくい。

 *透明だと、ごちゃごちゃしているように見える。

・チャック → 中身が出るのを防ぐ。

・中身の写真や文字を袋に貼る → 何をしまうか分かる。

 

②管理する数を少なくする。

 ・しばらく使わない道具は持ち帰る。

 ・使わないプリントは持ち帰る。

 ・遊び道具は持ち帰る。

 

③決まった場所に戻す。

 ・物を置く場所を決め、写真やシールなどで分かるようにする。

 ・「後で戻そう。」でなく、使い終わったらすぐに戻す。

 

④持ち物全てに名前を書く。

 ・落としても、届けてもらえる。

 ・似た物でも、友達の物なのか、自分の物なのかが分かる。

 

⑤大事なものにはひも、鈴をつける。

 ・落下を防ぎ、落としても気付きやすくなる。

 

物を置く場所を決め、必ず元の場所に戻す習慣を身に着けることが大切です。

口で一度伝えただけでは身に付きません。

大人と一緒に繰り返し練習することで、少しずつ慣れていきます。

 

<家での片付けのポイント>

 ・一緒に使うものは、同じ場所にしまう。(鉛筆と消しゴムなど。)

 ・使い終わる場所の近くに片付ける場所を作る。

 ・見えるように片付ける。(透明なケースにしまうなど。)

 ・物は重ねず、立てて置く。(見付けやすい。)

 ・物を増やさない。

9月25日(金)子供のご褒美について

 ポイントカードを貯めることはお好きですか? 貯まるだけでもワクワクしますし、貯まって何かと交換できることも嬉しいですよね。それは、子供たちも同じです。

 子供の好ましい行動を自発的に引き出す方法の一つに、「ご褒美」があります。例えば、学校では、頑張りカードでシールを貯めたり、ビー玉貯金でビー玉を集めたりして、お子さんのやる気を引き出しています。これは、トークンエコノミー法と呼ばれ、心理学の行動療法の1つです。

 トークンエコノミー法では、目標とする行動を決めて、その目標が達成できたら、シールなどを1つあげます(ご褒美)。それが数個貯まったら、好きなこと・物と交換することができます。

 ご褒美をあげる際に大切なのは、「好きなものを手に入れることができた」という報酬に対する喜びではなく、「自分の努力が認められた」という努力や取組に対する喜びをお子さんが感じられるようにすることです。 

 

 1つずつ目標を達成し、ご褒美をもらえた経験が、子供のやる気を引き出し、次の頑張りにつながります。意欲をもち続けられるように、目標は少し頑張れば達成できるものにしましょう。

 

8月27日(木)みらいLaboでのコミュニケーション

これは何を表しているでしょう。

 

  
答えは…

 

 

 

 「言葉遣い・心遣い」はコミュニケーションを行う時に、とても大切なものです。

 みらいLaboでは、コミュニケーションを円滑に行えるように、様々な取り組みをしています。

 

 一緒に遊んだり、落ち込んでいる友達を見かけたり……

 様々な場面で使える言葉です。

 

 

 静かにするとき、隣の人と話すとき、グループで話すとき……

 場面に応じたほどよい声の大きさを意識させています。

 

 ワークシートを使ったり、ロールプレイをしたり……

 場面毎に合った対応を練習します。

 

6月19日(金)みらいLaboはこんなところです