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梅の里再生情報
梅の里再生情報
新元号が万葉集の「梅花の歌」から引用され「令和」となったことは、全国で唯一、市の名前に「梅」の字がつく青梅市として歓迎します。
「令和」には、厳しい冬を乗り越えて咲きほこる梅の花のようにという願いが込められており、ウメ輪紋ウイルス(PPV)のために、多くの梅林が失われ厳しい状況に置かれた市としては、これを機に梅の里の再生・復興を加速できるよう取り組んでいきます。
平成21年に市内ではじめてのPPVの感染が確認され、国による緊急防除対策が行われた結果、市内全域で約4万本の梅樹等が伐採されました。また、再植栽もできないことから、農業や観光・商業事業に深刻な影響を与えてきました。
このような状況を踏まえ、平成27年度から青梅市が主体となって、地域の皆様方の協力を得て、ウメ輪紋ウイルスに対する強化対策に取り組んだ結果、平成28年10月に一部の地域での梅の再植栽が可能となり、平成30年12月には再植栽地域を拡大することができました。
さらに、令和元年度には国のウメ輪紋ウイルス対策の見直しが行われ、再植栽地域が拡大されました。
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かつての梅の公園 | 全伐採された梅の公園 | 再植栽が進む梅の公園 |