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記事ID:0002121 更新日:2022年4月15日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

一人ひとりが考えよう~公共交通の持続に向けて~

お知らせ

広報おうめ令和3年11月15日号2面に「乗って守ろう!使って育てよう!公共交通」が掲載され、市内の公共交通事業者のサービス・取り組みを紹介しました。

公共交通のいま

現状はピンチ

現在、市内では鉄道やバスが運行されており、公共交通に恵まれた地域であると言えます。

しかしながら近年、公共交通の利用者数は減少を続け交通事業者の努力や行政の補助金だけでは路線の維持が難しくなっています。

アイコン_鉄道・バス

減少の悪循環

利用者が減ると、交通事業者の運賃収入が減少し、運行経費を賄うことができなくなります。そうすると、運行経費を抑えるため、便数や路線数を縮小せざるを得なくなります。

その結果、利便性が低下して、さらに利用者が減少する悪循環になります。

公共交通に関するアンケートでは、「将来車を運転できなくなった時に必要」、「車を運転できない人のために必要」といった声が多く聞かれます。

今は車を利用していても、5年後、10年後の近い将来、車以外の移動手段が必要となった時、困るかもしれません。

利用者減少による悪循環

公共交通はいいところがたくさん

利用して健康に

例えば、買物へ行くのに1時間移動するとします。

車で行けば家から店までほとんど座ったまま移動することになります。

一方、鉄道・バスを使えば駅やバス停まで歩いたり、鉄道・バスの中で立ったりして運動不足の解消や健康増進に役立つので、健康によい移動手段といえます。

移動手段と消費カロリー
移動手段と消費カロリー
出典:第6次改定日本人の栄養所要量

通勤手段と肥満の人の割合
通勤手段と肥満の人の割合
出典:モビリティ・マネジメント教育のすすめ

使うほどエコ

車は便利な乗り物ですが、その分、環境への負荷も大きいです。

地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量(1人を1km運ぶ際の排出量)を見ると、鉄道やバスは車に比べて半分以下です。

公共交通は多くの人を一度に運べるため、地球環境にとてもやさしい移動手段です。また、渋滞を減らすことにもつながります。

鉄道やバスといった公共交通を利用することで二酸化炭素排出量をしっかりと減らすことができるので、省エネルギーや環境保全のために通勤や通学、休日のおでかけなどに公共交通を利用してみませんか。

輸送量当たりの二酸化炭素の排出量
輸送量当たりの
二酸化炭素の排出量

出典:国土交通省<2016年度>

安全性が高い

交通事故死者数を移動手段別に見ると、鉄道やバスの事故による死者数は車に比べて十分の一以下となっていることから、公共交通の安全性の高さは非常に際立っています。

車の代わりに公共交通を利用する人が増えればそれだけ、自分が事故を起こす、または、自分が事故に巻き込まれる確率を減らすことにつながります。

公共交通を利用した通勤・通学・おでかけなら、より安全に移動できます。

交通車両における年間事故死者数(平成28年)
移動手段別年間交通
事故死者数(平成28年)

出典:(車・鉄道)平成30年版交通安全白書、
(バス)自動車運送事業用自動車事故統計年報(平成28年)

誰でも利用できる便利さ

車の運転には運転免許証が必要ですが、公共交通なら幅広い世代が利用することができます。

東京都の支援のもと一般社団法人東京バス協会では、都内に住んでいる70歳以上の希望者の方に都電・都バス・都営地下鉄および民営バスが利用できる「東京都シルバーパス」を発行しています。

詳しくは高齢者支援課「東京都シルバーパス(70歳以上の方)」をご確認ください。

未来につなげる

いつもの生活に鉄道やバスの利用を取り入れる自発的な行動が、公共交通を未来につなげる第一歩になります。例えば、月に一回、通勤や買物に公共交通を利用してみるなど。

一人ひとりのちょっとした意識の転換が、公共交通の未来につながるのです。

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