4月27日(土)

 今日は学校公開でした。心配していた雨もほとんど降らず、大勢の方々にご来校いただき、授業を見ていただくことができました。ありがとうございました。先生たちには、「子供のかっこいいところをぜひ存分に見てもらってください。」と、伝えましたが、見ることができたでしょうか?「見ることができた!!」というご家庭は、大いに褒め、おいしい夕食を食べさせてあげてください。「うーん、もう少し・・・」というご家庭は、「あなたはもっとできる子だって分かってる。次に期待しているよ!!」と、励ましてあげて、おいしい夕食を食べさせてあげてください。「今回は残念ながら観てあげることができなかった。」というご家庭は、今日の授業についてたくさん話を聞いてあげてください。そして、おいしい夕食を食べさせてあげてください。
 今日の感想アンケートもぜひお願いします。そして、できれば子供のことも、担任の子とも、学校のことも、褒めていただけると嬉しいです。アンケートがたくさん集まれば、いただいた言葉がそのまま明日への糧になります。ぜひ、お願いします。
 
新しい取り組みとして!!
今回の学校公開では、高学年が新しい取り組みをしました。それは、教室前に貼った1枚の模造紙です。「頑張っている子供たちに、応援メッセージをください!」始まってすぐはなかなか付箋が貼られず心配していたのですが、終わりごろにはどのクラスもたくさん貼っていただいていました。一つ一つが温かい言葉ばかりで、絵やレタリング文字の工夫も見られました。保護者の皆様の思いは、子供たちにきっと届くと思います。ありがとうございました。
※「あっ、貼り忘れた!!」という方、担任にお知らせください。きっと気付かないうちに、付箋が1枚増えると思います。
 
【お願い】スクリレでも配信する予定ですが・・・
①不審者と思われる人に遭遇したという情報が入っています。もし不審者と思われる人に遭遇したと子供から話があったときは、以下のようにお願いします。また、「不審者かな?」と思ったら絶対近寄らないように確認してあげてください。
 下校時:すぐに警察へ通報➡学校へもご一報ください
 登校時:学校に連絡をください
②蛇に遭遇したら
 近寄らないことを教えてあげてください。
 ヤマカガシを捕まえたという話もありました。この時期、虫やトカゲをつかまえることに子供たちは夢中です。ただ、そのまま蛇を捕まえるのは・・・。また、できましたらヤマカガシとマムシについてレクチャーしておいていただけると助かります。※画像等載せるのは、著作権の関係で難しいの、インターネットで調べていただけると良いと思います。
 

4月26日(金)

明日は学校公開です!!
2時間目、3時間目に授業を参観していただき、4時間PTA総会に出席していただきたいと思います。そして、お昼は頑張った子供たちの好きなものを御馳走してあげてください!!
 
 さて、今日の散歩は勝沼方面でした。いつもと同じ道を歩いていると、先週は黄色いたんぽぽの花がたくさん咲いていたはずの場所が、白い綿毛に変わっていました。今日の予想最高気温は27度です。春になったと思ったら、あっという間に初夏に突入しそうですね。途中孵化したばかりのようなカマキリや、ダンゴムシに遭遇しながら学校に向かいました。
 学校の前まで来ると、1年生の保護者の方々が子供たちを送ってきていただいているところを見かけました。第一週目の頃は、なかなか別れられず悲しい思いをしていた子供たちも、元気に「行ってきます!」を言って、校庭に入っていくことができていました。学校生活に慣れてきたのを感じています。
 校庭を歩いていると、一人の女の子が、「校長先生、見て。」と、ある1枚の紙を見せてくれました。そして、「これはね、韓国語なんだよ。」と、教えてくれました。聞いてみると、興味があったから、調べて紙に書いたそうです。嬉しそうに覚えた言葉を話しているのを見て、「主体的な学習」について、改めて確認できたような気持になりました。学校では様々な学習でタブレットを用い、子供たちの興味・関心を踏まえた調べ学習を実施しています。また、上の学年では「自主学習」も推奨しています。ほんの10年前には得られなかった情報を、今の子供たちは自由に手に入れることができます。また、その情報を活用する能力が求められる世の中になっています。ぜひ、ご家庭でも子供たちの興味・関心について話題にしてみてください。そして、一緒に調べたり学んだりしていただけると嬉しいです。
 
学校探検
 1、2時間目は、1、2年生による学校探検がありました。
ここまで何度も廊下を歩く練習をしてきた1年生。今日の「学校探検」に気合が入っているのか、歩き方がとても上手になっていました。校長室の前を通る姿もバッチリです。これならきっと、2年生と協力して活動をしっかりとできそうです。
 いざ体育館に集まると、みんな静かに班ごとにまとまって座っていました。先日の顔合わせで仲良くなれたようでした。小澤先生から、「走らないこと」「説明している人以外は静かに聞くこと」の2つのルールを話していただき、いざ出発です!!
 
学校探検では、グループごとに、班長さんを先頭に歩いていきます。「みんなついて来てね。」「静かに歩くよ。」班長さんはとても責任感が強く、みんなをリードしてくれました。
校長室で待っていると、校長室の前に来て、2年生の担当の子供が紹介をしてくれました。「校長室は・・・・です。校長先生は、挨拶の声がとても大きいです。」そんなことを言われて、「おはようございます!」と少し大きな声で挨拶をすると、嬉しそうに、そして倍以上の声の大きさで、「おはようございます!」と、挨拶を返してくれました。合格です!!その後、校長室をぐるっと回って次の場所へ向かって行きました。

4月25日(木)

 大空を悠々と泳ぐ姿をご覧ください!!
 
 今日は朝から「鯉のぼり」を屋上から上げることに奮闘していました。
 私が子供の頃、大きな農家の友達の家には、空高く伸びたポールに頭を向け、悠々と泳ぐ鯉のぼりがありました。そんな鯉のぼりを見ながら、「すごいなぁ!!いいなぁ!!」と、思ったものです。叶わない夢の1つと考えていた「大きな鯉のぼり」が、今は校庭にあります。学校公開の折に、ぜひ見ていただければと思います。
※この鯉のぼりは、御寄附いただいたものです。御寄附いただいた皆様、ありがとうございます。

4月24日(水) 

 今日の1時間目は、1,2年生が体育館に集合しました。そこで行われたのは、「学校探検」のグループ開きでした。これらか、いろいろな場面で1年生、2年生が一緒に活動します。大きなものとしては「遠足」「運動会」があります。また、たてわり班での活動もあります。その第1回目として、グループごとに顔合わせをしました。
まず最初は、小澤先生からの説明です。
「2年生、1年生の見本になる立派な座り方ですね。」
そんな言葉を聞くと、2年生はすっと背筋が伸び、きれいな体育座りに変化。顔も凛々しくなります。そして、その後ろに座る1年生も真似をして静かに座ることができました。
「学校探検はなぜするのですか?」
2年生「1年生がまだ学校のことを知らないから、第四小学校について教えてあげます。」
1年生「四小のいろんなことを知るためです。」
その答えを聞いた小澤先生からは、「2年生は優しく教えてあげてくださいね。1年生は2年生のお兄さん、お姉さんからたくさん教えてもらってくださいね。」という話がありました。
次は顔合わせです。所定の位置にリーダーがフラフープを持って行き、その周りに丸く座りました。みんなパット丸くなることができ、「おっ、やるな!」と思わせてくれました。みんなちゃんと自己紹介できたかな?
本番は金曜日です。校舎中に散らばって、2年生に紹介してもらいます。2年生はお兄さん、お姉さんの自覚を高め、1年生は学校に馴染む。そんな会になってくれることを予感させてくれる第1回でした。
春3連弾
今日の授業観察は3クラスで「春」を感じることができましたので、紹介します。
まずは4年1組「春の季語を使って俳句を考えよう!!」
教室の中に入っていくと、一斉にタブレットの画面が開かれていました。「何をしているの?」と、聞いてみると、「春の季語を探しているんです。」と、教えてくれました。インターネットから出てくる言葉は難しい言葉もあれば、子供にもわかる言葉もあります。言葉の理解と取捨選択が必要になります。これは経験から来るので、まずはたくさん調べてみることが大切です。「いちご」は春の季語かという問題が上がりました。中には冬に食べることが多いから冬ではないかと言う意見がありました。それに対して、「畑では5月ごろ採れるよ。」という意見が出てきました。冬はビニールハウスで作っているのですが、やっぱり春に採れるのが自然ですね。他にも、写真にある桜餅や端午の節句など、子供たちが身近に感じることのできるものも出てきていました。さあ、どんな俳句が誕生したか、楽しみにしていてください。
つくし組を覗くと、中学年は桜の木の幹を描いていました。太くしっかりした幹に、これから花を咲かせるのだそうです。とても立派に描けていたので、ぜひ楽しみにしていてください。ただ製作途中のため、学校公開ではこいのぼりが舞います。
最後は、つくし高学年の桜です。生活単元学習で、折り紙を使って桜の花を作っているところに遭遇しました。小さい花びらや大きい花びら、みんなたくさん作っていました。「こんなに小さいのは校長先生には無理だなー。」と話をすると、「ほらっ、こんなのも作れたよ。」と、教えてくれました。学校公開ではきれいな花を咲かせてくれるそうです。
 
学校公開のお楽しみ
保健室掲示板のクイズを紹介します。どんな料理か考えてみてください。
答えは、当日確認していただけると嬉しいです。
 
 

4月23日(火) 

今日は、3、4年生と昭和記念公園へ遠足に行ってきました。
朝校庭に集合すると、ポツ、ポツ、ポツ。話している間も・・・。そんな状況でも、迷わず出発しました。天気予報では曇りになっているということ、延期して炎天下での遠足となるのは避けたいということなど、いろいろなことを考えたとき、決行することを決めました。
結果は、成功でした!!聞くと、四小の付近は結構本降りの時間があったそうですが、昭和記念公園はほぼ曇りのままでした。また、激しく動く子供たちにとってもちょうど良い気温だったと思っています。この遠足を通して、3年生、4年生が仲良く和気あいあいと遊ぶ姿をたくさん見ることができ、今日の1日でぐっと関係が深まったのではないかと感じています。
残念ながら、荷物番をしていた校長はその姿をほとんど見ることができませんでしたが・・・、お弁当は一つの班と一緒に食べさせてもらい、仲の良さはしっかり感じることができました。
お家に帰ったらぜひ、仲良くなった班の人の名前を聞いてみてください。きっとスラスラ言えるはずです。
 
 
 

4月22日(月) 

 今朝は、委員会発表集会がありました。
 8時20分ごろに放送室を覗きに行くと、高学年の子供たちが20数名。原稿を空で読む練習に余念がありませんでした。蜂谷先生の「あと2分で始めるよ」の声にさらに集中力が高まり、終わった頃には自信満々の顔で立っている子供たちがほとんどでした。
 代表委員会からスタートです。ハキハキと、そしてリズムよく話す言葉は聞き取りやすく、トップバッターとして良い流れを作ってくれました。全部で7つの委員会。そのどの発表者もしっかりと話し、スムーズでそして気持ちの良い集会となりました。今年の委員会も責任感とやる気を強く感じさせてくれました。期待しています!!
 
畑を耕したい!!
ゴールデンウイーク明けには「さつまいも」を植えたい!!
ということは、今週中には畑を耕し、植える準備をしたい。ということになりました。でもこの時期担任の先生はとても忙しい。その上、学校には耕運機がない。ということで、先週の朝の散歩は「耕運機を持っている方を探そう!!」が、テーマでした。その1日目の16日火曜日の朝、東青梅方面に向かって南門から東へ。すると、いつものように、橋のところで子供たちを誘導してただいている。「伊藤さん」「石川さん」にお会いしました。石川さんに、「実は、畑を耕したいのだけれど、耕運機を持っている方とか、知り合いでいませんか?」と聞いてみると、なんと、「伊藤さんが持ってるよ。」の言葉。そしてすぐに、「おーい伊藤さん、校長先生が耕運機を貸してほしいんだって。」と、伊藤さんに声を掛けてくださいました。伊藤さんは、「あっ、いつが良い?1日あればやってあげるよ。」「耕運機を運ぶ軽トラがいるな。石井さんの家の隣から借りられるんじゃないか?」「じゃあ、借りられる日が決まったら、校長先生に連絡するよ。」
「耕運機」を探し当てるまで何日かかるか。何日かかっても低学年とつくしの子供たちのため、先生たちのために探すぞと、強く決意をしていたのですが、スタートの第1町人のところで、「達成!!」してしまいました。
そして今日、耕すことができました。伊藤さん、石川さんが畑を耕してくださり、副校長と一緒に畝を作り、完成です!!なっと、畑での所要時間は1時間。でも、耕運機の往復や軽トラックの洗車など、合わせて3時間ほど。伊藤さん、石川さん、軽トラックを貸していただいた方、ありがとうございました。お礼はたくさんのサツマイモと子供たちの笑顔でさせていただきます。期待していてください。
 

4月19日(金) 

思い出の地に
今日は、「離任式」がありました。
昨年度、終業式で突然発表された「4月からいなくなってしまう先生たち」。自分たちが思いもしなかった名前が呼ばれると、泣き出す子まで見られました。辛い別れとなってしまったあの日。今日は明るく「お帰り」「ただいま」と、言葉を交わすことができたのではと思っています。四小が大好きだった先生たちです。きっと、「運動会」や「学習発表会」には来てくれることでしょう。そのときのために、子供と共に成長していきたいと思います。
 
はたらく消防写生会
午前中は、青梅消防署及び消防団、総勢14名の方々と、消防車2台、救急車1台にご来校いただき、2年生の「はたらく消防写生会」を実施しました。霞川沿いの東側からの強風にあおられ、木ボールの画用紙が舞うスタートから始まった今年の写生会でしたが、いつも遠くから見ていた消防車・救急車を目の前で見ることができ、ワクワクしながら描いている姿が印象的でした。力作はきっと、学校公開の時に見ていただけるものと思います。楽しみにしていてください。
 
 
 

4月18日(木) 

 
 今日は全国学力・学習状況調査がありました。1時間目に国語、2時間目に算数を実施し、どの子も真剣に問題と向き合っていました。
 テストというと、良い点を取るのが目的のように思われます。しかしこの調査は、個々の点数を見ることよりも、現在の小学校で効果的な授業が行われているのか、不十分だとしたらその原因は何か、さらには改善点はどこか、それを調べることがの方が大きな意味があると考えられています。だから、「調査」なのです。結果に一喜一憂したりせず、「これから中学・高校に上がっていくと、こんな問題に挑戦していくのだな。」と、今後の見通しにつなげていただければ幸いです。
 
3年2組では、「音読の工夫の仕方」について、ペアで読み合ってアドバイスをしたり、アドバイスしたことをクラス全体で共有したりする授業をしていました。
C1「『とっとと走ってきました』のところは、急いでいるような感じが伝わるように読んだらよいと思います。」
C2「『おはよう』のところは、元気に大きな声で呼んだらよいと思います。」
C3「『あり』と『すいせん』という2つの登場人物がいるのだから、その人物に合わせた声で読んだらよいと思います。」
C4「『あり』は格好よく読んだらよいと思います。」
C5「『すいさん』はかわいく読んだらよいと思います。」
「ね、早く、ラッパをふいて。」のところでは、待ちきれない気持ちが表れるように、元気よく、楽しいように読んだ方が良いという意見が上がりました。そこで細野先生から、「どうして待ちきれないの?」の質問です。
C6「すいせんが今年初めてラッパをふくから。」
細野「どうして初めてだと楽しそうなの?」と、さらに突っ込みます。
C7「冬の間眠っていたから。」
細野「そうだね。眠っていたんだね。ということは・・・。」
子供たちは細野先生の問いに応えようと頭をフル回転で考え、細野先生はその子供たちの答えをこちらも頭をフル回転にして整理していきます。授業の最も楽しい瞬間の一つに、その掛け合いがあると思っています。3年2組の今日の国語は、そんな楽しい授業になってきています。
 
5年2組では、初めての「家庭科」を行っていました。でも、仲山先生です。5年生の「家庭科」は、仲山先生が2クラスとも持ちます。
まずは第1の質問から始まりました。
「家庭科って何をすると思う?」
子供たちから出た回答は、
C「料理!!」
C「ミシン!!」
C「家でやる技を教わる!!」
C「布を縫う」
C「生活のことを知る」
まあ、大体O.K.です。
今日の課題は「生活を支える家の仕事を見つけよう」でした。
仲山先生の「では、家の仕事には何があるかな?」という質問から、「衣・食・住・他」についてプリントにまとめました。この2つのプリントは書けていた方の子供のプリントです。しかし、見てみると、あまり出てきていません。きっと、保護者が何をして子供たちを支えているのか、あまり分かっていないのでしょう。これはチャンスです。今後の家庭科のため、そして保護者の偉大さを知らしめるために、ぜひ家の中の仕事について話してあげてください。
 
今年もあります!!「ブックんのお話し会」!!
今日は、「そらいろのたね」「かげわに」「パンダのびっくりプレゼント」の3冊を読んでいただきました。「そらいろのたね」は、たねがお家に変化し、どんどん大きくなっていくファンタジーっぽいお話しでした。「かげわに」もまたファンタジー要素の多いお話でしたが、少し怖い、スリリングな感じでした。「パンダのびっくりプレゼント」は、まずパンダが女の子の名前であることにびっくり、最後のどんでん返し(結果オーライ)にびっくりのお話でした。」
毎回楽しみにしています。今年もよろしくお願いします。
 
 
 
 

4月17日(水) 

 今日は朝から初夏を思わせるような陽気でした。少し心配になり、500mlのペットボトルを持参して散歩に行くと、学校に戻ってきたころにはほぼ空の状態でした。学校ではこまめに水分を摂らせるよう、先生たちに話をしました。この時期は意外と熱中症が多いと聞きます。皆様もお気を付けください。
 散歩から校庭に戻ってくると、すかさず一人の男の子が駆け寄ってきました。こないだトカゲを見つけた子です。また嬉しそうに、「トカゲがいたよ!」と教えてくれました。川が近いこともあるのでしょうか。四小はトカゲの宝庫です。女の子が「とかちゃん」と名付けていました。みんなのアイドルですね。中央昇降口に向かって歩いていると、また別の男の子が、「校長先生、クワガタだよ。」と、クワガタを見せてくれました。見て見ると、小さいけれどしっかりとした鋏を持つ、クワガタの雄でした。まだ4月の中頃のこの時期に、クワガタが見られるなんて、びっくりだなと思っていると、「もう一匹いるよ。」と、教えてくれました。獲れたのは、大塚山だそうです。青梅の自然はすごいなと実感する出来事でした。
 
第1回避難訓練
今日は、令和6年度に入って初めての避難訓練がありました。時計の針が9時45分を指したところで、先ず副校長先生の「訓練!、訓練!、避難訓練!」の声が学校中に響き渡ります。その声と同時に1年生の教室に向かうと、2組の教室で目に入ってきた光景は、とても静かに、そしてしっかりと机の脚を掴んで机の下に隠れる子供たちです。1組の教室を見に行くと、同様に静かに全員が机の下にいました。初めてにしてとても立派な態度でした。
  
「校庭に避難しなさい」の言葉で、今度は一斉に校庭への避難を開始します。校庭に出て見ると、体育をしていたクラスがもう列を作って体育座りで静かに座っていました。その早い行動のおかげで、昇降口から出てくるたくさんの列が、目標に向かって歩くことができました。その列を観察していると、話したり走ったりスキップをしたりしている子が一人もいません。どのクラスも真面目に避難をしています。所定の位置まで来ると、「前へ倣え」をして列を整え、座っていきます。後で子供たちに話をしたのですが、避難訓練の時の列は、校舎に向かって並ばないため、意外にまっすぐにならないものなのです。しかし、今日の列はどのクラスもまっすぐに並ぶことができていました。すごい!!
 
並べたところで、4分30秒、避難報告が終わったところで5分15秒ほどでした。私から子供たちに伝えたことは、以下のことです。
「今日の避難訓練はとても素晴らしかったです!!」
「教室では、1年生もしっかり机の中に避難できました。」
「校庭に出ると、体育をしていた4年1組が、5分もの間、しっかりと座って待つことができていました。4年1組が静かにしっかりと待つことができたから、全体も並ぶことができたのです。素晴らしいです。みなんさん、拍手をしてあげてください。」
「そして何より、5年生6年生の並んでいる姿勢が凄い!!」
「聞く態度も、校長先生の方をまっすぐ見て、聞いてくれているので、安心できます。」
「高学年として、全校の手本になる態度です!!」
「今日は、みんながとても素晴らしかったので、100点ではなく、10000点です。本当に良かった。」
 
最後に、「お・か・し・も」の確認を行いました。「押さない、駆けない、しゃべらない、もどらない」、今日の避難訓練はバッチリでした!!

4月16日(火) 

 今朝はセブンイレブンの前で子供たちを迎えました。
 「おはようございまーす!!」と、信号の向こう側から大きな声で挨拶をしてくれる子、会釈して返してくれる子、聞こえていないのか通り過ぎてしまう子、いろいろな子がいました。新1年生は、まだ私に慣れてくれていないので、どうしてよいかわからない子をちらほら見かけます。「校長先生は朝の散歩をしているから、もし会ったら元気よくおはようございますと言ってあげたら喜ぶよ。」と、教えてあげてください。黄色いランドセルの子供たちからも、元気な挨拶が聞けると嬉しいです。
 さて、今日は「1年生を迎える会」がありました。今年度は、新1年生が58人、新しい仲間に加わりました。全校児童は375人のスタートです。そんな子供たちが体育館に一堂に会して、1年生が入学してきたお祝いをしました。
司会は代表委員の子供たち。「6年生を送る会」のときはドキドキが伝わってくるようでしたが、今日はその経験があるので余裕の表情でした。1年生が入賞する前にリハーサルをして、いよいよ入場です。6年生が手をつないで入場です。かわいい1年生と手をつなぐ6年生は、一段と大人びて見えました。1年生も嬉しそうに笑顔で歩く子がたくさんいました。席に座ると、体育館全体が見渡せました。そして、上級生たちからも一人一人の顔が分かりました。座って前を向いた後、「あそこにいる―!!」と、知っているお兄さんお姉さんを見つけて喜ぶ姿も見えました。私の話では、全学年揃った初めての挨拶をしました。1回目は、ちょっと微妙でしたが、「もう1回行くよ」と声を掛けた後の「おはようございます」は、体育館中に響き渡り、耳が痛くなるほど元気でした。さすがです。
呼びかけでは、「〇〇年生どこですか?」と司会の子が言うと、「ハーイ」と元気な声で立ち上がりました。そして、「一番元気な学年は?」と呼びかけると、「〇〇年生です。よろしくね。」と、また大きな声で教えてあげていました。私のジャッジでは、今回は4年生が一番元気に答えてくれました。
最後に、「校歌」を歌いました。「1年生に教えてあげる」と言う気持ちがよく表れ、いつも以上の歌声を響かせていたように思いました。1年生も早く覚えてみんなで歌えるのを楽しみにしています。
退場では、5年生が持った花のアーチの下を元気に歩いて戻りました。
 
お祭りの後
「1年生を迎える会」が終わっても、6年生は体育館に残っていました。「あれっ、どうしたのかな?」と見ていると、舞台の方に歩いて来ます。そして、ひな壇を片付け始めました。3月頭の6年生を送る会から今日の一年生を迎える会まで、卒業式も活躍したひな壇を片付けてくれたのです。誰もさぼったりせず、協力して黙々と作業をする姿、成長をまた実感することができました。「ありがとう!6年生!」

4月15日(月)

 
 1年1組の教室を覗くと、電子黒板には楽しそうな絵が写っていました。先生の声に合わせて、「みんなともだち」「みんなともだち」「たん たか たん」「たん たか たん」
この絵の世界からいろいろな物語が浮かんできそうです。まずは、動物探しから始めます。「動物は何匹いますか?」角田先生の質問を聞いて、みんな一斉に動物に〇を付けていきます。「14じゃない?」「15だよ!」「16?」だんだんと増えてきました。「ねえ、鳥は動物?」そんな声が聞こえてきました。「違うよ。飛ぶから動物じゃないよ。」少し離れたところからそんな声が。次は角田先生に、「先生、鳥は動物だよね。」の質問です。あっさりと、「そうだね。鳥は動物だね。」の返答。
みんなが〇をつけ終わったところで、電子黒板で一緒に〇をつけて確認です。答えは17匹でした。「合ってたー!」の声がたくさん聞こえてきました。
 
1年2組では、半分くらいの子が色塗りをしていました。くじらの絵です。とても静かに行っているのを見て、「今年の1年生はしっかりしているなぁ」と、感心してしまいました。そう言えば、学童の先生たちからも1年生の評判を聞いています。とても手のかからない子供たちだそうです。すごい!!
となりの生活科室に行くと、視力検査をしていました。こちらの方も静かにしっかり待つことができていました。視力検査の結果は後日お知らせします。
 
視聴覚室での作戦会議?
3階を歩いていると、視聴覚室の方で人影が見えました。「何だろう?」と思って行ってみると、4年生の子供たちと担任の先生が話をしていました。
「遠足で3年生を楽しませるにはどうしたら良いと思う?」
「自分たちが行きたいところばかりじゃなくて、3年生の気持ちも聞くんだね」
「3年生が楽しむために頑張るのも大事。でも、それを頑張りすぎて君たちが楽しくないのは違うよ。」
「君たちも楽しめる遠足にしよう。」
四小で1,2を争う熱い男性教諭2人の言葉を、子供たちも真剣に聞いていました。
 
そこで、次に大事な話がありました。
「この4年生の1年は、男子も女子も大きく成長するタイミングです。」
「男子が女子のことを好きになるのも、成長してきたからです。」
「女子は、今の君たちと終わりの頃の君たちはすごく変わっているはずだよ。」
「身体が変化する時期だからこそ、絶対に人の体のことは言わないよ。」
「身体は、個人個人で違います。」
もう一つ
「成長してくると、田中先生や蜂谷先生には話したくないことがあるっていう人が出てくるかもしれません。」
「先生たちはショックを受けるかもしれませんが、それもみんなの成長として受け止めます。」
「でも、そんなときは、4年生の副担任の今井先生がいます。保健室の和野内先生もいます。」
「一人で抱え込まないで、誰でも良いので相談してください。」
 
大切なことを正面から話す2人の先生に、子供たちも信頼の目と良い姿勢で応えていました。ぜひ、お家でも話をしてあげてください。
 
初めての給食
今日は、1年生にとって初めての給食でした。準備の時間には行けなかったのですが、6年生に手伝ったもらいながらスムーズに準備をすることができたそうで、食べる時間をたっぷりとることができました。メニューは、「ごはん、はっこうにゅう、ユイミータン、なまあげホイコーロー、みしょうかん」でした。「おいしいですか?」と聞くと、どの子も「おいしい!!」と、笑顔で答えてくれました。おかわりをした子もいたようです。こんなに大人数で食べる給食、きっとその雰囲気がおいしさを倍増させてくれているのでしょう。みんなあと何年食べるのでしょうか・・・。
ちなみに私は、もうすぐ40年間給食を食べることになります。
 
 
 
 
 
 

 4月12日(金)

 今日の散歩は、東青梅方面でした。昨年のこの時期もそうでしたが、保護者の皆さんが一緒に歩いて送っていただいているのをたくさん見ることができました。また、黄色いランドセルの子も大勢見掛けることができ、新鮮な気持ちにさせてもらっています。
 霞川沿いを歩いていると、満開の桜の木と出会うことができました。去年の子の時期はもう葉桜だったのですが、今年は満開です。学校の西側の桜も今が満開ですので、保護者会の折に見ていただければと思います。今日は5年生、6年生、つくし学級の保護者会です。よろしくお願いします。
  
 ぐるっと校舎を回って見ると、どのクラスも新しい学年のスタートらしい授業をしているのを見ることができました。
 5年1組では、「海と山とどっちに行きたい」という題で、話し合いをしていました。ノートを見ると、海の理由としては、「泳げるから」「魚がいるから」などが書かれていました。山の理由としては、「木の実が採れるから」「登ると達成感があるから」などが挙がっていました。この時期の話し合いでは、どの子も取り掛かりやすく、発表しやすい題材で話をし、「話し合う」と言う行為そのものを大切にすることがあります。新しいクラス、新しい友達とどれだけ話ができたか、ぜひ、聞いてみてください。
 隣の5年2組では、社会の学習をしていました。地図を見て、地図の描き方について分かったことを聞いたり、地球儀について話したりした後で、今日のめあて「調べたい!!と思ったことを話し合おう」を提示していました。ここでも、なるべくどんな意見でも出せる広い課題を提示し、社会の授業への意欲を掻き立てる工夫があります。さらに、このノートをとれた半には、大きな世界地図のプレゼント。これでもかと、子供たちの意欲を引き出す工夫がありました。
 
 3年2組では、机の使い方の話をしていました。教科書とノートをどんなふうに置いたら勉強がしやすいかということについて細野先生が説明をしているのをしっかりと聞く子供たちです。「右側にノートを開いて置き、それに重なるように、左側に教科書を置きます。」みんな右利きだったようで、これで勉強がスムーズにいきそうです。
 
「子ども110番の家」募集します。
教育委員会から資料が来てからの配布になりますが、事前にお知らせです。今、「子ども110番の家」が減ってきているそうです。昨年もこの時期にお知らせしたのですが、子供たちにとってはいざというときのセーフティーゾーンになります。また、この黄色い旗があるだけで、「この辺りは防犯対策がしっかりしているな。」と、犯罪者を寄せ付けない効果があります。ぜひ、ご近所の方にも声を掛けてください。お店や会社は特に大歓迎です!!
 

 4月11日(木)

 今朝は、多摩団地の方へ行ってきました。久しぶりに丘を登ったので、少し息を切らしていると、「校長先生、ここまで来たんですか?大変ですね。」と、ねぎらいの言葉をかけていただきました。子供たちにとって、登下校のいつもの道になります。体力が付きますね。4月当初ということで、新1年生とも会い、朝の挨拶をすることができました。学校までの道のりも、大きなお姉さん・お兄さんと一緒に楽しみながら登校できました。1年生を気遣い、いつもの倍近い時間をかけてゆっくり歩く優しさもさすがです。
 校庭に着くと、「校長先生ー!」と、男の子たちから呼んでもらいました。行ってみると、春恒例の虫・爬虫類です。「バッタとトカゲを捕まえたよ!!」と、嬉しそうに見せてくれました。実は私、青梅生まれの青梅育ちながら、トカゲとカナヘビの違いが分かりません。詳しい子がいたら、「校長先生に教えてあげて!」って、行ってもらえると嬉しいです。
また、左側の写真のランドセルカバーですが、青梅出身の芸能人兼デザイナー、「篠原ともえさん」の作品です。青梅の子供たちのためにということでデザインしてくれたものです。とてもかわいい親しみやすいデザインで、私は気に入っています。篠原さんに来年度以降の使用について市の教育委員会が打診をしたところ、「喜んでいただけているのなら使用してほしいですが、あまり評判がよくないようなら使用は今年度限りにしてください。」という言葉をいただいています。これからも使っていけたらいいなと思っています。
 
  
 新しい学年の学習が始まりました。
 2年1組の教室では、国語の学習がスタートしました。小澤先生と一緒に教科書を開いて、「こんなことを勉強するんだね」と話したり、国語の学習ではどうやって学んでいくのかを話したりしました。そして、後半には、「声を掛け合って、誕生日順に並ぼう。」という活動をしました。なかなか要領を得ず、話が進まないところもありましたが、なんとか完成。すると、ある女の子が、「校長先生、12月、1月、2月、3月は、一人ずつしかいないよ。」と、驚いていました。活動の間中何度も、「12月が私だけ。」と教えてくれていたら、その後の子たちも一人ずつということで、周りとの親近感がわいた瞬間でした。
 右の1枚は、4年生の蜂谷先生の算数の授業です。3年生の時点で四則計算を一通り終え、4年生になると算数は格段に難しくなります。そのことを分かっている先生は、「算数なんて怖くない!一緒にできるようになろう!!」という思いを込めて話をしていました。「分からないことはそのままにせず、先生にどんどん聞くんだよ。」そのメッセージが、子供たちの算数への壁を低くしてくれると信じています。また、「前の学年までにノートの取り方をしっかり教わっていたんだね。みんなノートの取り方がきれいですよ。」との言葉もありました。積み重ねがしっかりできています。
 
ここの教室では、漢字の学習をしていました。新しい教室、新しい友達、新しい先生ということで、授業の仕方は少し違うと思うのですが、みんな話の聞き方がバッチリです。一緒に書き順の練習をするときも、全員の手がそろっていて、見ていて気持ちよくなりました。中原先生が手本を書くと、「わあ、上手・・・」という声が聞こえてきました。子供からそんなことを言われると、先生も嬉しくなってしまいます。大人も子供も褒め合うことのできるクラス、いいですね。
漢字の学習はもうどの学年でも始まっていて、家庭学習の要の1つになります。きっと宿題に出ていますので、子供たちに確認をしてください。
 
昨日に続いて、今井亮太先生がプチ公開授業を実施してくれました。今度は体育で、「体ほぐしの運動」を通して、最高学年の1年間の体育をスタートしようというものでした。思いは、昨日の国語と同じです。子供たち同士のかかわりを大切にした授業でした。最後に行ったフラフープ通しでは、みんなが一列に並んで手をつなぎ、手を離さずにフラフープを先頭から最後尾まで通していくというものでした。
スタート前に今井先生から一言。「去年の始めに行った記録が、1分41秒だったからね。みんなは1年間でこれだけ仲良くなったんだから、もっと早くできるよね。」それに対して、「じゃあ、1分40秒が目標だね。」と、弱気の発言をする子たちもいましたが、始まって見ると真剣そのもの。くぐった子供たちが、後ろを心配して、どんどん応援の視線が増えていきます。最後尾に行ったときには、もう団子状態。そしてタイムは、「1分29秒!!」さすがです。
 

 4月10日(水)

 今年度初の散歩は勝沼方面でした。鉄道公園・永山へ続く道を歩いていると、見えてきたのは立派な桜の木でした。昨日もそうですが、春はやはり、桜に目が行きます。今年は開花が遅かったおかげか、昨日の雨や風にも負けず、咲き誇ってくれていました。また、その周りに目をやると、薄黄緑色の葉が木々を彩っていました。勝沼の木々は広葉樹林が多く、さわやかな朝を感じさせてくれます。
 子供たちと歩いていると、道路に何かが踏みつぶされた跡がありました。男の子が、「上になっている実が落ちてきたんだよ。」と、教えてくれたので、そちらを見ると、おいしそうな実がなっていました。たまたま庭にいらっしゃった家主さんがお顔を出されたので、「おいしそうですね。」と話しかけると、「いや、苦いだけだよ。」との返答。観賞用なんですね。
 たんぽぽも咲いていました。2年生の国語の教科書では、「たんぽぽ」と言う教材があります。たんぽぽが綿毛をつくり、種を遠くへ飛ばすまで、その作りの不思議をみんなで読みます。ぜひ、読んでみてください。
   
 校庭まで来ると、2年生のチューリップが色とりどりの花を咲かせていました。もう咲き終わっているチューリップもあり、近くにいた保護者の方から、「白いチューリップが早く咲いたみたいですよ。」と、教えていただきました。色ごとに種類が違うのでしょうか。春と言えばチューリップも欠かせませんね。
   
 
1年生と6年生
昨日からスタートしたのは、1年生へのお世話です。
今日の昇降口の様子を見ると、6年生が1年生に下駄箱で声を掛け、一緒に教室まで来てあげていました。お世話をする様子を見ると、1年生が自分でできるようになるために、なるべく自分で朝の支度をさせながら、ポイントポイントで教えてあげる姿が見られました。さすがです。
  
   
 
プチ公開授業
四小では、担任の先生による教員向けの「プチ公開授業」があります。「この授業、力入れてるからぜひ観てください。」というものです。今日はまだ始まって3日目ですが、その第一弾を6年2組の今井先生が開いてくれました。今回は、国語の授業です。「つないで、つないで、1つのお話」という題で、子供たちが班ごとに協力して学習を進める形式の授業でした。詳しい所は省きますが、今回のこだわりは、『「話す」・「聞く」の基本姿勢を確認・定着させる。』というもので、年度当初の担任の思いが強く出ていた授業でした。
「みんながうなずいて聞いてくれたら、話す人は話しやすいよね。」など、特に聞くときに気を付けることを押さえながら、授業が展開していました。子供たちも、今井先生の言葉を素直に受け取り、相手の身になって聞くということを、今一度家訓することができたのではないかと思います。もともと学校でも1,2を争うノリの良いクラスです。話す・聞くのメリハリがさらに成長していけば、もっともっと良いクラスになってくれると、期待させてくれる授業でした。ぜひ、感想を聞いてみてください。
 

 4月9日(火)

今日の朝、お子さんはどんな様子でしたか?
「新しいクラス、新しい先生、とっても楽しみだから、早く行きたい!!」と思ったのか、「新しいクラスと新しい先生、不安だなあ・・・。」と思ったのか、それとも、いつもと変わらずだったのか。先生たちはどんな気もちかというと、「ここが勝負!!頑張るぞ!!」が大半かなと思います。子供たちに自分のことを好きになってほしい!!クラスに来るのが楽しいと思わせたい!!ルールはしっかり守れるようにしなければ!いろいろなことを考え、二日目の今日を迎えました。朝早い時間に各教室を回ってみると、「まずは黒板で心を掴もう!!」という先生たちの工夫が見られました。特に高学年は、文章から先生たちのメッセージをしっかり受け取ることができるので、効果的です!!低中学年はやっぱり、目を見ながら話したほうが良いのかなと思います。
 今日の4時間(一年生は3時間)は、各担任がたくさん考えて迎えた4時間(3時間)です。どんなことを話したのか、どんなことを感じたのか、ぜひ聞いてあげてください。そして、明日への元気を付けてあげてください。
 
上のランドセルは、何年生のものでしょうか?
答えは、2年生のです。1年生の1年間、黄色いカバーに覆われていたランドセルが、色とりどりの花を咲かせました。「校長先生、きれいでしょー!」そんな言葉をかけてくれた子がいました。きっと、「この色が良い!!」と言って選んだのでしょう。いよいよ2年生からは、自分の選んだ好きな色のランドセルで登校です。大事に使って欲しいですね。
 

 4月8日(月)

 いよいよスタートの朝、いつものように自転車で学校に向かっていると、東青梅一丁目(市役所の北西)に、大きな桜の木が見えました。寒い日と暑い日を繰り返し、ちょうど今日、満開の美しい姿を見せてくれていました。一週間前は雨予報だったのが、春を感じさせる暖かさとなり、校庭で始業式を迎えることができました。幸先の良いスタートです。
 始業式では、新しい職員の紹介をしました。とても元気で明るい副校長の挨拶から始まり、10人弱の教職員の挨拶もしっかり聞くことができ、その後はいよいよ担任発表です。子供たちには発表の前に、「これから担任の先生を発表します。その前に約束も一つします。」「自分たちの担任の先生を発表されたときに、『やったー!』という気持ちになっても、絶対に騒がないこと。」「静かに強いてくださいね。そうしないと、次のクラスの先生の発表ができませんからね。」ということを話しました。そして発表です。「2年1組は、・・・」「2年2組は、・・・」ざわざわという様子やにこやかな笑顔は見えましたが、とても静かに聞くことができました。その分、どんな感想を持ったのかは分からないので、保護者会の折にでも、お家での様子をぜひ教えてください。」
 
 さて、入学式です。
 6年生にとって2つ目の最高学年としての役割。新一年生を気持ちよく迎えてあげよう!!そして、新一年生が学校は楽しいと思ってくれるようにしよう!!というミッションです。新一年生と保護者を迎える昇降口前では、もうすでに明るい笑顔でクラス分け表を配布する6年生の姿がありました。保護者の方からも、「明るい6年生ですね。楽しそうでいいです。」という言葉をいただくことができました。教室では、1年生のお世話をかいがいしくする姿も見られました。「トイレ行く子はいないかな?」と、声を掛けたり、ランドセルをしまわせてあげたり、手取り足取りで世話をしていました。「立場がその人を成長させる」の言葉通り、ぐっと大人の印象になりました。
 入学式での一年生はとても立派でした。私の話を聞くときもみんな前を向いて静かに聞くことができました。写真撮影もこんなにスムーズに撮れることは珍しいと思うくらい、みんなしっかりしていました。これからがとても楽しみです。
 
 式 辞
 
 新一年生の皆さん、入学おめでとうございます。 今日から皆さんは、この青梅市立第四小学校の一年生です。皆さんが入学してくるのを、みんな楽しみに待っていました。私は、校長の吉原 剛と言います。よろしくお願いします。一日も早く学校に慣れて、四小を大好きになってくださいね。さて、今日は、みなさんと、三つの約束をしたいと思います。よく聞いてください。
 まず一つめは、「挨拶をしっかりしよう」ということです。この四小では、「全力あいさつ」を合言葉にしています。ぜひ皆さんも元気なあいさつをしてください。
 二つめは「友達と仲よくしよう」ということです。お友達と仲よくなるには、やさしくお話をすることが大切です。また、周りの友達が困っていたら、助けてあげてください。
 そして三つめは、「いのちを大切にしよう」ということです。ここにいるみんな、ひとりひとりがとても大切です。特に交通安全には気をつけて、毎朝元気に学校に来てください。
 今お話した、「あいさつ」「なかよく」「いのちを大切に」の三つが、今日の大事なお約束です。よくお話をよく聞けました。では、一年生のみなさんは、少し待っていてください。
 さて、保護者の皆様には、ご入学を心からお祝い申し上げます。私たち教職員一同、力を合わせ、一人ひとりのよさや可能性を引き出し、輝かせられるよう、全力で取り組んで参ります。保護者の皆様にもお願いがあります。それは、「朝の元気」を付けてあげることです。そのために大切なことは、「朝早く起こす」「顔を見ておはようのあいさつをする」「朝ご飯を食べさせる」の三つです。学校の教育は家庭との協力なくしては成立しません。どうぞ共に歩んでください。
 結びになりますが、本日は、青梅市教育委員会 美術担当主幹 田島奈都子 様を始め、多くのご来賓の皆様にご臨席を賜り、式を挙行できますことを心から感謝申し上げます。
 さあ、一年生の皆さん、明日の朝から、「おはようございます」のあいさつとともに、元気に学校にきてくださいね。待っています。
 子どもたちが、健やかに、たくましく育つことを心より願い、私の式辞といたします。
 
 令和六年四月八日
 青梅市立第四小学校長 吉原 剛
 

 4月5日(金)

 今日は朝から新6年生の元気な声が聞こえてきました。
 4月8日の始業式・入学式は、いよいよ来週月曜日に迫ってきたことで、その準備に来てくれたのです。朝のあいさつに顔を出させてもらうと、どの子の顔もキラキラ輝き、四小のリーダーとしての第一歩を自信を持って迎えたのが分かりました。
 まずは2年生から6年生までの教室の準備です。机や椅子を移動したり、清掃をしたり、とてもきびきび動いていました。
 
その後、1年生の教室で机・椅子にテニスボールを付けました。このテニスボールを付けると、机・椅子の足が床にこすれる音が軽減されたり、がたつきがなくなったり、なかなかの工夫なのです。やってみるとなかなか堅くて、6年生の子供たちでも悪戦苦闘でした。いろいろなところで、「入ったー!!」「できたー!!」「がんばれー!!」と、声が上がっていました。1年生1組、2組ともにしっかりと付けることができました。
 
後半は入学式の準備です。
1年生のつくし組、1組、2組の3つの教室では、6年生と先生たちが協力して、新一年生を迎える準備をしました。去年のうちに在校生が用意した飾りを使って、色とりどりに飾り付けをしていました。中でも驚いたのはつくし組さんの花束で、とっても大きな花束が教室広報の掲示板に3つもありました。2年生~4年生の子供たちが、新1年生のために心を込めて作ったのだそうです。
入学式の準備は、教室や体育館だけではありません。
下駄箱の準備も大切です。今日食してビニールテープを貼っている子。ぞうきんを真っ黒にして下駄箱の水拭きをしてくれている子。雨のために気温がどんどん下がってきている昇降口でも、みんな頑張ってくれていました。
 
6年生みんながとてもテキパキと行動してくれたので、なんと30分前倒しで終わってしまいました。会場も、教室も、廊下も、昇降口も、8日(月)に向けて準備万端です!!