校長日記 3月25日
本日、修了式を迎えることができました。
昨日の卒業式での姿勢を今日もしっかり見せてくれた5年生、いよいよ高学年になる4年生、半分に割ったら高学年になる
3年生、中学年の仲間入りの2年生、そして後輩が入ってお兄さんお姉さんになる1年生。みんなとても良い顔で修了式に参加してくれました。今日の様子から、来年度もきっと、勉強も学校生活も素晴らしいものになると確信をもつことができました。
保護者の皆様、地域の皆様、本年も本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、ありがとうございました。子供たちは日々成長しています。私たち教職員も、子供たちに負けないよう、日々精進してまいりますので、来年度も温かいご支援をいただければ幸いです。
なお、来年度からは新しいHPとなります。
青梅市役所からリンクが張られると思いますので、またお付き合いのほど、お願い申し上げます。
ありがとうございました。
校長日記 3月24日
卒業式当日
朝の黒板には、子供たちへのメッセージが書かれていました。
静かに、主役の登校を待っていました。
【式辞】
校庭の桜の花もほころび始め、春の息吹を感じられる頃となりました。心弾む今日のよき日に、青梅市教育委員会教育長 橋本雅幸様をはじめ、多くのご来賓の皆様、そして多くの保護者の皆様にご臨席を賜り、令和六年度青梅市立第四小学校
卒業式を挙行できますこと、心より感謝申し上げます。卒業される七十五名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。たった今、目の前で卒業証書を受け取るみなさんの、凛とした姿から、一人一人の未来への「希望」と「決意」を、感じることができました。そして、最高学年として過ごしてきた一年間が、充実したものであったことも、改めて感じることができました。
私が皆さんと関われたのは、高学年の二年間でしたね。いつも明るく、エネルギッシュで、「ジャスト ドゥー イット」を合言葉に、様々な場面で、挑戦する姿を見てきました。また、一人一人はとても個性豊かですが、いざ一つの目標を目指すと、みんなで力を合わせ、想像以上のことを成し遂げてきました。その姿から、学年の絆の強さを感じました。特に印象に残っているのは、運動会のフラッグと、学習発表会への挑戦です。
フラッグは、猛暑で校庭に出られない中、まず体育館で何度も何度も動きを確かめ、技の出来を高めていました。より高みを目指した複雑な連携も、リーダーを中心に最後までこだわり、声を掛け合い、作り上げました。
学習発表会では、「自分たちで調べ、考え、そして自分たちの言葉で伝える」ということにこだわり、何度も話し合い、青梅の未来について発表しました。つくし学級は、「祭り」をテーマに、元気な声とノリの良さで、体育館のみんなの心を一つにしました。本番までの道のりは決して楽なものではなかったと思います。悩んだこと、悔しかったこと、投げ出したかったこと、きっとあったのではないでしょうか。しかし、みなさんはその「ジャストドゥーイットの精神」と「仲間との絆」で、見事に乗り越え、精一杯の思いを伝えました。終えた後の誇らしい顔は、今でも目に焼き付いています。
また、縦割り班やスポタイ、あいさつ運動では、四小のナンバーワンとして、この一年間、学校を引っ張ってきました。いつもみんなが楽しくできるように気遣い、下級生の前では、優しい笑顔を絶やさずにリードしていましたね。私は校長として、こんな素晴らしい子供たちと出会えたことを感謝しています。ありがとう。
さて、もう何年も前から受け継がれてきた四小の合言葉、「全力挨拶」「全力掃除」に、今年新たに「全力感謝」が加わったのを覚えていますか。これは、周りの人たちに感謝できる人になってほしい。周りの人たちから感謝される人になってほしい。「ありがとう」の言葉があふれる学校を作りたい.。そう思ったからです。
みなさんは、「ありがとう」の語源を知っていますか。「ありがとう」は、「有り難し」という言葉からきているそうです。「滅多にない」「珍しい」という意味をもち、何か特別なことがあったときに、そのありがたさを表す言葉として使われてきました。それが、時が経つにつれて、他者の行為や恩恵に対する「感謝」の意味で用いられるようになりました。今では「ありがとう」は、日常的によく使われる言葉になりましたが、「相手の善意を特別なものとして受け止める」という基本的な思いは、変わっていません。
反対の意味の言葉に、「当たり前」という言葉があります。他者から何かしてもらったとき、その行為を「してもらって当たり前」と思ったら、きっと感謝することはないでしょう。何か困っている人がいても、その人にとってそれが当たり前だと考えたら、手を差し伸べることをしないかもしれません。そうしたら、感謝されることもありません。「ありがとう」という言葉は、相手を思いやる優しい気持ちから生まれるのだと思います。今の皆さんはそんな優しい気持ちを十分にもっています。ですから、今の気持ちをこの先もずっと忘れず、大切にしていってください。
感謝についてもう一つ伝えたいことがあります。それは、みなさんがこうして立派に成長するまでには、地域の方々や先生方の温かい見守りや励まし、そして何よりも家族からの愛情いっぱいの支えがあったからです。今日帰ったら、六年分、いいえ生まれてから今日までの分、すべての感謝の気持ちを込めた全力の「ありがとう」を、家族に伝えてください。
最後になりましたが、保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。小学校六年間、様々なことが思い出される中、成長した姿を見られ、感慨もひとしおのことと思います。四月からはいよいよ中学生です。これからも、お子様に沢山の愛情を注いでいただいて、ともに一つ一つの成長を喜び合いながら、歩んでくださるよう、お願い申し上げます。
また、保護者の皆様と共に、常に子どもたちを見守り育てて下さった、本日ここにおいでのご来賓の皆様、そして地域の皆様方に厚く御礼を申し上げます。ありがとうございます。
卒業生の未来が希望に満ちた輝かしいものになることをお祈りして式辞といたします。
令和七年三月二十四日 青梅市立第四小学校長
門送りは遠くから

校長日記 3月21日
いよいよ来週は、卒業式と修了式
体育館の準備は整いました。
みんなが笑って卒業できるよう、誠心誠意望みたいと思います。
校長日記 3月18日
午前中、つくし学級1組、2組の教室に足を運ぶと、子供たちが机に集まって、何か作業をしているところでした。何をしているのかなと思って入っていくと、とても嬉しそうに折り紙を見せてくれました。
なかなか考えているなと思ったのは、分担作業をしていたことです。
隣の2組の教室では、四葉のクローバーとてんとう虫を作っていました。さらに、とつばのクローバーでも、白い部分を折る子、緑色の部分を折る子がいて、テントウムシも黒い頭の部分を折る子、赤い部分を折る子、テントウムシの点のシールを貼る子がいました。四葉のクローバーやてんとう虫が一定数揃うと、隣の1組へ運んで行き、そこで手渡していました。みんなの共同作業で、春の掲示物を作っていました。
「ありがとう」
3年生の教室を出ると、子供たちが廊下の壁を水拭きで掃除していました。「なんか汚してしまったのかな?」と、思ってみると、何か違和感が・・・。「あっ、3年生にしては大きすぎる!」「そうだ、6年生だ!!」
先々週、校外のごみ拾いで【全力掃除】を体現してくれていた6年生が、今日は校舎内で壁をきれいにしてくれていたのです。「全然きれいにならないから、達成感が・・・。」そんな声もありました。それもそのはず、四小の子は壁を蹴ったりして汚す子がいないので、ほとんどの汚れは経年劣化によるもの。なかなかきれいになりません。それでもみんな、窓や壁、柱をきれいにしてくれました。ありがとう。
校舎内を歩いて行くと。目の前にはこんな風景がありました。
↑黙々と頑張る子供たち
↑「気を付けてね」の言葉にも、「大丈夫です」と応えてくれました。右足の骨折も、あと数日で全開。卒業式には間に合うそうです。
↑3階では、どっちの雑巾汚れているかを競っていましたが、降りて行った2階で見せてもらった子供たちの雑巾の圧勝でした。
職員室前もきれいにしてくれました。ありがとう。
校長日記 3月17日
いよいよ卒業式まであと7日。実際に学校に来る日数は4日となりました。
今日も1、2時間目の練習に参加し、子供たちと6年生に卒業証書を渡しました。前回ぎこちなかった子も今回はばっちり。もろった瞬間を写真屋さんのカメラが狙っているので、「前を向いて笑顔だよ」と、声を掛けています。
校長日記 3月14日
永山公園で凧揚げをしてきました
今日の3時間目、4時間目は、つっくし組さんと一緒に凧揚げに行ってきました。よく晴れた気持ちの良い空の下、白地にマジックで書いたカラフルな絵が映え、とてもきれいでした。時折風が出ると、よく上がり、楽しい時間を過ごすことができました。
校長日記 3月13日
大変ありがとうございました
そして、これからもよろしくお願いします
昨日、一昨日の2日間にわたって開催させていただいた「地域の方々と6年生との交流会」。なんと、二日間合わせて60人以上の方々にご来校いただくことができました。四小に赴任した当初より、「この学校を地域の方々の交流の場にしたい!!」「「おらが町の子供たち」と子供たちのことを思ってもらえるようにしたい!!」「道ですれ違う子供たちが怖いなんて思わずない子供と地域の方々が近い学校にしたい!!」そんなことを考えていました。
2年生では「町たんけん」の復活と拡大を、1、2年生で「昔遊び」への参加を、今年度の学習発表会もその一環でした。他にも、昨年度6年生が地域の方々に青梅について自分たちで考えたことを発表したいと、体育館で発表会を開いてくれました。今年度も、御嶽についての発表会を開催してくれ、子供たちが地域に目を向ける気持ちを先生たちが育てようとし、子供たちも実際に少しずつ地域を意識できるようになってきました。
そして、今回の6年生の2つの活動です。まず第一弾は、「地域ごみ拾い」これまでの恩返しとして、自分たちの学区をきれいにしたいという発想で、実現しました。(本当は、霞川清掃がしたかったのですが、あまりに寒くて断念!!)
第2弾は、「地域の大先輩を招いて、楽しんでいただきたい」第1弾、第2弾とも、教員ではなく、子供たちからの発案でした。第1弾は、安全面を考慮し、教員が主導せざるを得ませんでしたが、今回の第2弾は、子供たちが全面的に企画し、実施に至りました。2日間とも、子供たちからは「楽しかった!!」という声を聞くことができました。また、1日目が終わった後に出張から駆け付けたところで、「校長先生、こんな楽しいことはこれからも続けてほしい。」という言葉もいただくことができました。ありがとうございました。
2日目の写真しかありませんが、どうぞ様子をご覧ください。
来年度は、さらにたくさんの企画を考えて行きたいと思います。皆さんをお誘いしますので、ぜひ四小間で足を運んでみてください。そして、子供たちと顔なじみになってください。
今回は大勢の方にご参加いただき、ありがとうございました。また、企画成立のためにご尽力いただいた皆様、この場を借りて御礼申し上げます。
トントントン
今日の中休み、校長室のドアがノックされました。
「はい、どうぞ」と声を掛けると、
ドアを開けて姿を見せてくれたのは、5年生の男の子。
「校長先生、遊びに来ました!」
ソファに案内をして、話を聞くと、避難訓練で良く話している、「お・か・し・も」の言葉を「お・か・し・も・お」にバージョンアップしたいという提案をしに来てくれたようでした。
具体的には、こうです。
お:押さない
か:かけない
し:しゃべらない
も:もどらない
そしてもう一つ、
お:落ち着く
地震や火事の時にパニックになることが多いので、心を落ち着かせることが大事だと言ってくれたのです。とても良い案だと感心しました。そこで、生活指導主任の池田先生にも教えてあげてほしいということを話しました。合言葉自体を変えるかは分かりませんが、来年度の避難訓練ではぜひ紹介したいと思います。子供からのボトムアップも大歓迎です。
トントントン2
扉を開けて校長室を訪問してくれたのは、2日連続の6ー2トリオでした。男の子2人に女の子1人ですので、昔のドリカムですね。吉田美和のように、2人をリードして女の子がプレゼントしてくれたのは、下の2つです。
昨日もらったのは、クラスの子供たち全員からの「四小の先生たちへの感謝の言葉」でした。
みんな心のこもったメッセージをありがとう!!
今日もらったのは、「ありがとう『四小』」という絵本です。そぼくでかわいい絵が印象的な、このまま四小のバイブルにしたいような絵本でした。四小の良いところがたくさん詰まった力作です!!
ありがとう!!
校長日記 3月12日
「主語・述語・修飾語」
つくし組中学年を覗いてみると、「いつ・どこで・だれが・どうした」ゲームの改良版、「主語・修飾語・述語ゲーム(仮)」を行っていました。主語・述語だけなら簡単ですが、修飾語が入ると通常級の高学年でも苦労することの多い、国語の文法。カードゲームにすることで、楽しんで学んでいました。「主語は〇〇くん、述語は〇〇さん、修飾語は〇〇くんが書いてね。」と、カードを渡すと、みんなすらすらと書いていたのを見てとても驚きました。
1回目 子ども・家で・メインだ
子供たちの評価は、×。失敗でした。
2回目 プールが・絵を・食べる
残念。「プールが絵を」の時点でダメそう。「食べる」が出た瞬間にやっぱり×
3回目 せかいは・とても・ご飯だ
「せかいはとても」までは順調でした。しかし、期待むなしく「ご飯だ」で×。ここで正木先生から、どんな言葉だったらよかったかなと聞かれると、子供たちからは「広い」「自然(がいっぱい)だ」「すてきだ」という言葉が出てきました。
4回目 3組は・元気に・ワンピースだ
やっぱり述語がダメ。ポイントは述語だということに気付きました。そしてラスト2回に挑戦です。
5回目 おとなが・かわいく・いどむ
「うーん、かわいくいどむってどうなんだろう」というのがみんなの感想。でも、間違っていないから△だねとなりました。
6回目 ぶたが・すごく・きれいだ
「きれいだ」が最後に出た瞬間にみんなから拍手が上がりました。「最後にそろった!!これなら合格だね」
少ない人数だからできるとても一体感のある授業。そして、誰一人付いていけない子のいない授業。つくし学級ならではの授業で、子供たちも充実感を感じているようでした。素晴らしい!!
観察カードを綴じよう!!
2年2組さんを覗くと、みんなでミサンガみたいなものを作っているところでした。ミサンガみたいと言うのは、ミサンガよりも太くて長いからです。何だろうと思っていると、ある子が完成した「観察カード集」を見せてくれました。ただ綴じひもで綴じるのではなく、自分で好きな色を使って作った綴じひもで綴じる。そんな配慮が素敵です。
これは何だろう?
避難訓練が終わって校長室に戻ってみると、黒い箱が・・・。
「何だろう?」と、不審に思いながら開けてみると、
おいしそうなホットケーキが!!
でも、手紙がない!!調理室に行ってみると、もうすっかり掃除を終えて、あるのは甘い残り香だけでした。きっと高学年かつくし学級だろうと考え、一番近い6年2組から聞きに行くと、「あっ、うちのクラスですよ。」と、入り口付近の班の子が教えてくれました。今井先生が、「あの子です!!」と手で指示してくれたのは、一人の女の子でした。「ありがとう!!これから食べるね。おいしそうだったよ。」とお礼を言い、校長室に戻って舌鼓を打ちました。おいしかったです。
校長日記 3月11日
食品ロス削減大作戦!!
5年2組の教室にお邪魔すると、ちょうどNHKの動画を見ているところでした。その動画では、日本で問題になっている食品ロスについて取り上げていました。動画を見終わった後、大竹先生が話したことは、「食品ロスは、みんなにとって身近なことだった?」みんな、「身近なことだった」の反応でした。
「どんなことが食品ロスにつながっている?」と聞くと、まず上がったのは今日の給食の食べ残しでした。「そう言えば、今日は牛乳が3本残っていたね。どう?」「あっ、僕たちが飲んだよ。大丈夫。」先生が教わったキュウリのへたの部分の落とし方の話になると、代表の男の子が出てきて、へたからすぐのところに切る線を入れ、みんな納得していました。動画でも出ていたブロッコリーの切り方では、茎の部分をバッサリ落としていましたが、子供たちからは批判の声。「茎だっておいしいんだよ!」と、しっかり分かっているようでした。その場では黙っていましたが、私は反省しきりでした。
今回の学習では、教科書に載っている10種類の資料をもとに、グループごとに「食品ロス」削減について考えていきます。5年生の子供がいるご家庭では、ぜひ国語の教科書P240、241を見ていただき、子供たちと話をしてあげてください。
また、こういう学習をしたとき、子供たちの視線は厳しくなる傾向があります。今回の資料では、「家庭における食品を捨てた理由」や「家庭における捨ててしまいがちな食品・食材」があります。皆さんの冷蔵庫の中身は大丈夫でしょうか。賞味期限や消費期限が切れた食品はあったりしませんか?子供たちと話す前に、チェックしておくことをお勧めします。
3.11 に思いを寄せて
本日、14時46分、全校で黙祷を行いました。発生から14年。現在の小学生はその当時のことをよく知りません。しかし、いまだに大勢の方々がその影響を受けています。ぜひ、御家庭でも今日の夕食の話題にしてあげてください。
校長日記 3月10日
6年生を送る会が終わり、今日であと10日というカウントダウンが始まりました。
その思いを確かなものにするためか、在校生への一人一人のメッセージが職員室前に貼られていました。その一つ一つを読むと、卒業を前にそれぞれが感じていることが伝わってきます。ぜひ、来校の際には見てください。
今日の4時間目は、6年生の卒業式練習がありました。私が体育館に入っていくと、ちょうど「旅立ちに日に」を歌うところで、そのまま入り口付近から聴いていました。保護者席で言うと一番後ろの場所でしたが、まだあと10日あるのに十分に声が届き、もう明日が卒業式でも大丈夫だと思えるほど歌えていたので、驚いてしまいました。
しかし、先生たちは「まだできるはず」という雰囲気を漂わせていました。
前列と後列の子供たちで歌を聞きあいました。すると、前列が歌った時には、「まだまだ声が出ていないよ」「アルトが小さい」「ソプラノは出てる」「でも、保護者席がいっぱいになるんだから、こんなに届かないよ。まだまだ小さい。」など、結構厳しい言葉。次に後列が歌うと、「ソプラノが出ていない」「アルトは良いんだけど」と、両方とも求めるものが高いのを感じました。
また全体で歌った後、音楽の先生から、「今自分はどのくらいの力が出せたかな?」と聞かれると、「50%」「60%」「70%」「80%」までの子がほとんどで、自己評価も相当厳しくなっているようでした。
いつも明るく前向きな6年生。全員が本気で卒業式に臨む姿勢を感じた今日の練習でした。
5時間目は、5年生の卒業式練習でした。今年は「6年生の入場を5年生のリコーダーでお祝いしたい」ということで、その練習をしているところでした。音楽の時間にしっかりと練習してきているので、「音色」自体は合格点。では何をここから高めて行けば良いか。それは、式に望む気持ちです。担任の先生から、「これから演奏するよ」「背中は伸びている?」「背もたれには付けないよ」の声掛けが出ます。待ちの姿勢の時にリコーダーが唇に触れ、音が出てしまっている子も結構いました。こうした「式に臨む姿勢」を身に付ける絶好の機会です。あと10日。スーパー最上級生になる第一歩として、卒業式での格好良い姿を期待しています。
校長日記 3月6日
今日の3、4時間目は、地域清掃を行いました。
3時間目の開始時刻、校庭に並んだ子供たちに、今井先生から、「みんなから出た、地域のために何かをしたい」という言葉をもとに、「地域清掃」を行うことになりました。・・・・・・・・
子供たちの態度は、いつも以上に真剣です。ちょっと気合の入り方が違うなと思っていると、「校長先生からも一言お願いします。」と呼ばれ、前に出ました。正面から見ると、さらにみんなのやる気(気迫)が伝わってきました。私から話したのは、
「今日は楽しんで行ってほしいと思います。」「伝統はそのまま受け継ぐというものではなく、もっとよくしようとレベルアップしていくものだと思っています。」「みんなが楽しんで取り組んで、その話が下級生に伝われば、下級生は自分たちもやりたいと思うはずです。そして、もっと楽しくしたい、もっと良いものにしたい、と思うはずです。ぜひお願いします。」
と、話をしました。
校長日記 3月5日
今日の朝、こんな手紙を持って、ある先生が校長室に来てくれました。
その先生は、とても嬉しそうに目を細め、「これで今年の私の国語の授業は成功だったと言えると思いました。」と、話してくれました。本当に素敵なお手紙です。「こんな授業が素敵なできる教員がいる四小」「こんな素敵な子供がいる四小」私もとても嬉しくなってしまいました。
「子どもをまもるどうぶつたち」
今日の5時間目は、1年2組の研究授業がありました。
授業開始前に教室に入っていくと、リラックスタイムで、「10秒あてゲーム」(目をつぶって10秒を数え、開けた瞬間に電子黒板のタイムを見る。10秒ぴったりなら正解です)をしていました。10秒になる度に、「イエーイ!!」「できた!!」の声が上がり、とても楽しそうでした。10秒が15秒に増え、そして最後は5秒に。以外に5秒が難しかったところで終了でした。そして、授業の開始です。
「気をつけ」
「これから5時間目の国語の授業を始めます」
「よろしくお願いします」
元気な声です。
「この文章は、いくつに分かれるのかな?」
「3つ」
「その3つはなんて言うの?」
「はじめ、中、おわり」
「2班さん」
「はじめ、中、おわり」
「4班さん」「5班さん」
渡邉先生の質問に、軽快に答えていくクラスの子供たち。これまでの学習がしっかりと身に付いているのを感じることができました。終始和やかな雰囲気で授業が進み、びっくりするくらい物おじしない子供たちでした。この1年での成長を感じる授業となりました。
校長日記 3月4日
6年生ありがとう!!
今日は、「6年生を送る会」がありました。
四小の「6年生を送る会」は2部構成で、前半は縦割り班でのアットホームな会です。この1年間、縦割り掃除やスポタイ、縦割り班遊びなどで、ずっと自分たちを引っ張ってきてくれた6年生との最後の会です。前回の縦割り班遊びに続いて5年生が司会。でも、6年生が小声でやさしくフォローする場面も多く見られました。「まだまだ修行中!!本格デビューは来年かな?」と感じました。頑張れ5年生。
質問タイムでは、「どこの中学校に行くのですか?」という質問が出ました。「ぼくは、吹上中です。」と言うと、ザワザワザワという反応とともに、「僕と同じだ!!」と、喜ぶ声も聞こえてきました。「私は一中です。」の言葉で、今度は「一緒!!」と、喜ぶ声。みんな6年生が大好きだったのですね。
第2部は、体育館での全体の会です。
5年生が作った花のアーチをくぐり、6年生が入場です。戦闘が最も背の高い子だったので、めいっぱい手を上げてアーチを作っていました。
6年生が舞台上に整列すると、いよいよ第2部のスタートです。
5年生代表委員の司会進行で、会が進んで行きました。
まずは、6年生への言葉のプレゼント。大好きな6年生に、気持ちのこもった言葉を大きな声で伝えていました。
6年生からのプレゼントは、2つ。
一つ目は、今はやりの「APT.」の曲に乗せての人文字パフォーマンス。機械トラブルがありましたが、そこは臨機応変に対応できる大人の6年生。しっかりと盛り上げてくれました。人文字は、各学年の前で学年の数字を描いてくれました。そして、「〇学年 大好きー」と大きな声で伝えてくれたのも印象的でした。
もう一つのプレゼントは、「全力校歌」です。
「こんなに大好きな四小の大切な校歌を、気持ちを込めて全力で歌う。」これまでそんなに大切にしてこなかったけれど、卒業をまじかに控えた私たちだからこそ、その大切さを実感している。そして、その全力で歌うということを、皆さんにもこれから伝統として続けてほしい。そんな気持ちのこもった「校歌」の合唱を聴かせてくれました。きっと心に残ったことでしょう。
みんなで歌おう「ありがとうの花」
みんなで歌ったのは、パプリカでした。四小伝統の金管バンドの演奏で、みんなで心を一つに歌い始めると、1年生が笑顔でダンスを踊りだしていました。それを見ていたほかの学年の子供たちも数名、踊りだし、自然とパフォーマンスをする子が増えていきました。見ていた6年生も、だんだんと踊りが広がり、最後の振りは会場が一つになっていました。金管バンドの子供たちも演奏も素晴らしかったです。
校長日記 3月3日
今日は「ひなまつり」です。月曜朝会でも少し触れましたが、みなさんはひな祭りのお祝いをするのでしょうか。私が子供の頃は、女の子たちがどこかの家に集まって、ひなまつりの会をしていたのを覚えています。当然、私を含めた男の子たちは仲間には入れてもらえず、外で遊んでいました。その頃から数十年。今はきっと、男女関係なくみんなで楽しくお祝いをしているのでしょう。
そんな春の風物詩のことを考えていると、今日は昼前から雪が降りだしました。この校長日記を書いている15時現在、雪は降り止んではいませんが、夜には止む予報となっています。そうすると怖いのは、明日の凍結状況です。先々週、鉄道公園から降りてくる勝沼2丁目のY字路が凍結し、数台が巻き込まれる事故が起きています。その時は夜雨が降り、0度を下回る朝方の気温のために坂道が凍結しました。朝方の気温がマイナス予報のため、明日も凍結する可能性が高いと考えられます。子供たちへの声掛けをお願いします。