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新春!青梅だるま市
新春!!青梅だるま市
青梅の冬の風物詩、「青梅だるま市」が空白の一年を経て開催されます。
昨年度、新型コロナウイルスの影響を受けて多くのイベントが中止を余儀なくされました。新型コロナウイルス対策を講じ、今年度は「青梅だるま市」開催されます。皆さんがご安心してお越しいただけますよう努めてまいります。
旧おうめ街道沿いの会場では、「だるま」の販売をはじめ多くの露店でにぎわいます。
青梅のだるま市がいつから始まったかについては確かな記録は残されていませんが、今からおよそ400年前の文禄5年(1596年・安土桃山時代)頃とも、およそ550年前の嘉吉元年(1441年・室町時代)頃に青梅で始まった六斎市(ろくさいいち)がその起こりといわれています。
青梅の六歳市は毎月2と7の付く日(2日、7日、12日、17日、22日、27日)に青梅の町での織物を主とした物々交換の市でした。青梅の市は、正月の2日と7日は松の内ということで市が開かれず、正月の12日に年の初めの市が開かれました。そのときに、青梅周辺の産業の中心であった養蚕の繁栄を祈って「まゆ玉」と言って米粉を繭の形に団子にしたものをつげの木(通称だんごの木)にいくつもつけたものが売られていました。そして、今からおよそ190年前頃より縁起物として「だるま」も売られるようになったようです。昭和20年代の終わり頃より「まゆ玉」はだんだんと姿を消し、露天とともに「だるま」だけが残り、「だるま市」として年の初めの12日を青梅の風物詩として残りました。
日時:1月12日 午後1時30分から午後8時
場所:青梅市内 旧青梅街道(住江町交差点~市民会館前交差点)
主催:青梅だるま市保存会
露店:179店(内 だるま 47店)
また、住吉神社では古いだるまの御礼のお焚き上げが行われます。
本町・元こどもやで「だるま展」を同時開催。多摩地域で作られるだるまや懐かしい写真を展示します。
交通規制: 午後1時~午後9時00分まで、旧青梅街道(住江町交差点~市民会館前交差点)は、一般車両通行止めになりますので、お車でのお出かけはご遠慮ください。
交通規制図は下記をご覧ください。