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青梅駅前の昭和ノスタルジック&はしご酒さんぽ
青梅駅周辺を満喫するコースです。昭和の生活様式を伝える博物館や、こだわりの居酒屋で、昔懐かしい昭和レトロを体感しちゃいます!
コースチャート
スタート 青梅駅
ゴール 青梅駅
青梅市は、“昭和レトロの発祥の町”といわれています。JR青梅線青梅駅を下りますと、これからスタートする昭和レトロさんぽへの気分をより一層盛り立ててくれます。
クリーム色の駅舎は、築約100年を数える
14時/64年続いた昭和の生活文化を体感する「昭和レトロ商品博物館」
実際に昭和の時代に使われてきた商品が並ぶ
久保板観さんの映画看板。泥絵の具を使って描いている
まずは、昭和レトロ商品博物館へ。昭和B級文化研究家で、名誉館長の串間努さんが、長年かけて蒐集した資料を中心に展示しています。展示の目玉は、昭和の時代に販売されていた菓子や飲料品、雑貨・文具類、薬などの一般商品の包装物資料です。製造メーカーでも保存されていない貴重なパッケージもあり、昭和の生活文化を手に取るように見ることができます。また、最後の看板絵師・久保板観さんの作品も見ることができます。
物件名 | 昭和レトロ商品博物館 |
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るび | しょうわれとろしょうひんはくぶつかん |
電話番号 | 0428-20-0355(青梅赤塚不二夫会館) |
住所 | 東京都青梅市住江町65 |
交通 | JR青梅線青梅駅から徒歩4分 |
料金 | 350円 |
営業・見学時間 | 10時~17時 |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌平日) |
駐車場 | なし(近隣の有料P利用) |
14時30分/青梅出身の墨絵、ぬいぐるみ作家作品を展示する「昭和幻燈館」
看板ネコ?が訪れる人々を歓迎してくれる
入り口は懐かしい駄菓子屋のような造り。
続いては、旧青梅街道を挟んだ向かいにある「昭和幻燈館」。青梅からデビューした墨絵作家・有田ひろみさんと、ぬいぐるみ作家・有田ちゃぼさんが繰り広げるQ工房の作品を展示しています。古き良き時代を演出した館内には、かわいいネコが主役の、ひろみさんのやわらかなタッチの絵と、衣装も注目のちゃぼさんのぬいぐるみが、訪れる人々の心を和ませます。
物件名 | 昭和幻燈館 |
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るび | しょうわげんとうかん |
電話番号 | 東京都青梅市住江町9 |
住所 | 0428-20-0355 |
交通 | JR青梅線青梅駅から徒歩5分 |
料金 | 250円 |
営業・見学時間 | 10時~17時 |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日) |
駐車場 | なし(近隣の有料P利用) |
15時/昭和の建築美を見ることができる「青梅宿 津雲邸」
押し縁下見板張り、一部漆喰塗りの建物
津雲家に伝わる貴重な資料が展示される
昭和幻燈館から徒歩2分の場所にある「青梅宿 津雲邸」。青梅市出身の政治家・津雲國利の元邸宅で、昭和6~9年にかけて建造した瓦葺き入母屋造りの建物で、国の登録有形文化財に指定されています。宮大工を招き、贅を尽くした建築は、欄間や天井に職人の技巧を凝らした装飾を見ることができます。館内にある「茶房 すす竹の間」では、厳選した香り高いコーヒーや手作りケーキを提供しており、津雲家に伝わる茶器やコーヒーカップなどを使って供されます。
物件名 | 青梅宿 津雲邸 |
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るび | おうめじゅく つくもてい |
電話番号 | 0428-27-1260 |
住所 | 東京都青梅市住江町72-2 |
交通 | JR青梅線青梅駅から徒歩6分 |
料金 | 10時~16時 |
営業・見学時間 | 500円 |
定休日 | 月・火・水・木曜 |
駐車場 | なし(近隣の有料P利用) |
16時/銀嶺
品の良い味の出汁がしっかりと染みこんだ、おでん
カウンターと小上がり10人店舗だが、女将との会話を楽しみながら過ごせる
昭和レトロさんぽの後は、コースのメイン、はしご酒へと繰り出しましょう。1軒目は「銀嶺」。「昭和レトロ商品博物館」へ戻るように進み、路地を入った住宅街にあります。昭和24年(1949)創業で、女将の伊藤操さんが、ご両親から受け継いだ老舗居酒屋。自慢は、関西風のおでん1100円と、地酒「澤乃井」400円。やさしい味わいのおでんは、すっきり辛口の日本酒と相性抜群です。手作りの餃子400円も人気メニュー。
物件名 | 銀嶺 |
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るび | ぎんれい |
電話番号 | 0428-22-4719 |
住所 | 東京都青梅市住江町52 |
交通 | JR青梅線青梅駅から徒歩5分 |
営業・見学時間 | 16時~22時 |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | なし(近隣の有料P利用) |
17時/地元愛が生んだ青梅発の地ビールを味わう「青梅麦酒」
オリジナルビール「VEPAR」は、クロアチア語でイノシシを意味する
ビールはNサイズ250 ml、Lサイズ370 mlで用意する
2軒目は、再び旧青梅街道に戻り、徒歩3分の「青梅麦酒」。市内の酒屋三代目・武藤一由さんが、まちづくり会社とタッグを組み、クラウドファウンディグを経て開業したクラフトビール&レストラン。毎仕込みで味わいを変えて醸造される青梅地ビール「VEPAR」、奥多摩「VERTERE」や福生「石川酒造」各800円~などが揃い、沿線のクラフトビールを飲み比べられます。料理も青梅豚100%使用のハンバーグが自慢。ランチでも味わえます。
物件名 | 青梅麦酒 |
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るび | おうめばくしゅ |
電話番号 | 0428-78-3106 |
住所 | 東京都青梅市本町145 |
交通 | JR青梅線青梅駅から徒歩3分 |
営業・見学時間 | 12時~14時、17時~23時(土曜は12時~23時、日曜・祝日は 12時~21時)※季節により閉店時間が変更 |
定休日 | 火曜 |
駐車場 | なし(近隣の有料P利用) |
19時/音楽好きも集まる、裏路地に隠れたショットバー「夜噺屋 もぎ」
一人で訪れても、気のいい常連さんたちとゆっくり飲める
おすすめの料理は、創意工夫あふれる一品が並ぶ
はしご酒の最後は、再び「銀嶺」方面に。線路そば、キネマ通りに、ひっそりと営業する「夜噺屋 もぎ」があります。樋詰さんご夫妻で営んでおり、マスターの歌声とギターが響き、にぎやかで、アットホームなショットバーです。アルコール、料理メニューが豊富で、おすすめは、たこさんウィンナーや、ミニピザ風パリパリせんべい各300円や、ハイサワーセット500円など。カウンターだけの小さな店ですが、一人飲みでも気軽に立ち寄れます。
物件名 | 夜噺屋 もぎ |
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るび | よばなしや もぎ |
住所 | 東京都青梅市本町203 |
交通 | JR青梅線青梅駅から徒歩3分 |
営業・見学時間 | 18時30分~24時(日曜、祝日は13時~20時) |
定休日 | 水曜 |
駐車場 | なし(近隣の有料P利用) |
コラム/宿泊者との交流も楽しみな青梅ゲストハウス「青龍kibako」
建物は、国の登録有形文化財にも指定される
昭和初期の建築の粋を集めた、和の落ち着きある客室
はしご酒の後は、駅から徒歩3分のゲストハウス「青龍kibako」に宿泊するのがおすすめ。昭和初期の看板建築の建物が目印で、1階には宿泊者の共用部ともなっているカフェと一部客室、2階は客室のみとなっています。カフェスペースでは、イベントも開催され、外国人観光客や地元民と、にぎやかで楽しい触れあいの時間をもつことができます。客室は、和室3室、洋室1室の共同部屋で、定員は19名まで。お風呂も備えられ、ゆっくり過ごせます。
物件名 | 青龍kibako |
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るび | せいりゅうきばこ |
電話番号 | 0428-78-4947 |
住所 | 東京都青梅市仲町303-2 |
交通 | JR青梅線青梅駅から徒歩3分 |
料金 | 素泊まり3000円~ |
営業・見学時間 | 9時~23時(カフェは12時~17時) |
定休日 | なし(カフェは火曜) |
駐車場 | なし(近隣の有料P利用) |