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麻しん(はしか)

ページID:0120286 更新日:2026年5月18日更新 印刷ページ表示

麻しんの患者数が急増しており、都内でも過去10年で最多の数となっています。​

厚生労働省「麻しんの感染拡大防止に向けた国民の皆さんへのメッセージ」<外部リンク>

麻しん(はしか)とは

麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。

麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。
免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

「かかってもたいしたことはない」感染症ではなく、肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。

その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。

症状

感染すると10日から12日の潜伏期間を経て、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2日から3日発熱が続いた後に、39℃以上の高熱と全身に赤い発疹が出現します。発症する1日前から解熱後3日くらいまで周りの人に感染させる力があります。

過去のワクチン接種の効果が弱まっていた等、麻しんに対する免疫をもってはいるが不十分な状態の場合は、罹ったとしても症状が軽く(高熱が出ない、発熱期間が短い、発疹が手足だけなど)、周りの人への感染力も弱いことが多いです。これを修飾麻しんといいます。

治療

特別な治療法はなく、症状を緩和する対症療法となります。

受診

発疹、発熱など麻しんを疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、事前に医療機関に電話等で伝えた上で、その指示に従ってご受診ください。

医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けていただくようお願いします。

予防方法

有効な予防方法はワクチン接種です。マスクや手洗いでは感染予防として十分ではありません。

1回の接種で95%、2回の接種で99%程度の方が麻しんウイルスに対する免疫を獲得できると言われています。

  • ご自身の発症予防、重症化予防、集団としての感染拡大防止の観点から、ワクチンは2回接種することが重要です。
  • 海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分な場合、渡航前に接種することをご検討ください。
  • 2000年4月1日以前に生まれた方は、当時の感染状況もあり、2回の定期接種が行われていない可能性があります。母子健康手帳等で、過去の麻しんの罹患歴または2回の接種記録を確認できない方は、今一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。なお、今回の流行は10代~40代の方を中心に流行していることも踏まえ、特にこの年齢層の方はご検討をお願いいたします。

【特にご注意いただきたい方】

特に以下の方々は、接種が不十分な場合、ワクチンの接種をご検討ください。

  • 保育園や学校職員、医療機関職員など、小さいお子さんや患者さんと接触する機会の多い方
  • ​空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方

また、以下の方々は感染すると重症化すると言われていますのでご注意ください。

  • 妊娠中は麻しん・風しんワクチンの接種はできません。早産や流産のリスクがあるため、妊娠前の接種をご検討ください。
  • ​免疫不全のある方は、主治医の方と相談のうえ、麻しん・風しんワクチン接種をご検討ください。
  • ​乳幼児は、肺炎や脳炎を起こすリスクがありますので、ご家族の接種歴をご確認ください

麻しん抗体検査および予防接種実施医療機関

 受診の際には対象の医療機関に事前にお電話でのご予約もしくはご確認をお願いいたします。 

 麻しん抗体検査予防接種実施医療機関一覧表 [PDFファイル/3.78MB]

 ※現在、麻しんのみを対象とした抗体検査および予防接種の助成事業は実施しておりません。受診される方は費用が自己負担になることをあらかじめご了承ください。 

麻しん患者の接触者へのワクチン緊急接種事業を開始します

麻しん患者と接触してから72時間以内であれば、ワクチンを接種することで、発症を予防できる可能性があるとされています。
そのため、都は、麻しんの感染拡大を一刻も早く食い止める具体的な対策として、麻しん患者の接触者を対象としたワクチン緊急接種事業を開始いたしました。

  • 対象者:保健所が緊急接種の必要性を認めた接触者(※)のうち、接種を希望する者

※接触から72時間以内、麻しんの既往歴が確認されていない、 予防接種歴が0回、1回または不明 等の条件に該当する接触者 

  • 費 用:無料 
  • 場 所:都内の感染症指定医療機関等8病院(順次拡大予定) 

詳細はこちら【参考・都HP】https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026年05月20日26051516<外部リンク>

 

【接種に関するお問い合わせ先】

東京都西多摩保健所 保健対策課 感染症対策担当

電話:0428-22-6141(代表)

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