地域の特色

 

青梅市中央やや東部の霞丘陵の南側から、
霞川沿いに広がる地域を学区としている。

かっては田園地帯であったが、
青梅線東青梅駅、青梅市役所、教育センターなどからあまり遠くないため、
青梅市の発展に伴い、住宅化が急激に進んできている。

学区の北の丘陵には、
国や都の重要文化財の指定を受けている塩船観音があり、
西側には勝沼城址がある。

丘陵の起伏するなだらかな傾斜地には、
田畑や緑が多く、自然と融合したおだやかな環境となっている。

幹線道路が少なく、
ほとんどが以前からの生活道路が舗装された道路である。

カーブが多く道幅も狭いため、
交通安全指導は、生活指導上の重点となっている。

 

学校の特色

 

本校は
昭和57年から58年9月にかけて発掘調査の行われた、
馬場遺跡の中に建設されたという大きな特色をもっている。

学校の敷地内から
縄文・弥生時代からの石器や土器、
奈良時代から平安時代にかけての住居跡、数多くの貴重な研究資料が
発見されている。

校舎は
鉄筋3階建。体育館とほぼ一直線に東西に長く伸び、
すべて南面する明るい建物である。

校庭は
一周200メートルのトラックと、
前後に20~30メートルの長い助走路をもつ100メートル直線走路をとることができるなど、
恵まれた広さを誇っている。

 

児童と保護者

 

古くからこの地に住んでいた人と比較的新しく移り住んだ人とが
一体となり、しっかりした市民意識をもって生活している。

農業、自営業の保護者もいるが、ほとんどは通勤者である。

教育に対して関心も高く、学校に大きな期待を寄せている。

児童は
全体的に明るく社会性をもち、誰に対しても優しく仲良くすることができる。
教師に対してもなじみやすく素直である。