本校は、JR青梅線河辺駅の北東約2キロの、武蔵野台地の一部を形成する平坦部、霞台地の一角にある。昭和58年4月1日、市内10番目の中学校として発足した。20,175㎡の敷地と8,453㎡の校舎面積をもち、施設・設備とも理想的な教育環境にある。かつては畑が散在していたが、現在はほとんど住宅地に変わり、約9割が他地区からの転入者である。

  1611年、広漠とした武蔵野台地の原野で、吉野織部之助らにより新田開発が始められた。近くに現存する「大井戸」にその苦労がしのばれ、この地が泉の湧き出す中心となっていたことを示している。校名「泉中学校」も、このいわれからであり、知識の源泉としての中学校であることを目指している。

  生徒は、霞台小学校と若草小学校から入学して来る。

   学級数は通常の学級12、特別支援学級5、学区域は9つに分かれ、河辺町7丁目、河辺町8丁目、野上町3丁目、野上町4丁目、大門3丁目(12番地から26番地までを除く)、師岡町3丁目、新町1丁目、新町2丁目、新町3丁目の各地域から通ってくる。