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学校長より

記事ID:0100306 更新日:2025年3月10日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

 日頃より、本校の教育活動に御理解・協働いただき誠にありがとうございます。

 令和7年4月1日から着任いたしました、校長 小熊 克也と申します。よろしくお願いいたします。三中から見える霞丘陵から広がる住宅地に霞川が流れる風情は絶景で、自然と住環境の良さに目を奪われてしまいました。また、三中は旧霞村の中心に立地しており、当時「霞中学校」と呼ばれた時代からの歴史の息吹を心地よく感じています。旧霞村を調べてみると、戦前の霞村第8代石井邦太郎村長が、【村民の福祉増進と基本財産の確立=共益】を目的として当時荒れていた霞村の原生林を整備する造林経営を決断し、その労役は村民の奉仕によって代々行われ、富を築いてきたとありました。その富を基に霞診療所や霞中学校、そして今もある霞共益会館が建てられたことも知り、とても感動しました。更に三中でのPTA活動も正に旧霞村の共益の精神を脈々と受け継がれており、その一環として木野下・昭和会ご協力の下に三中敷地の植木の剪定が行われたり、PTA・Obの方々のご協力も仰ぎながら「ひまわりの会」というPTA活動があり、三中プール・更衣室の整備や敷地内美化活動にご尽力いただいたりしています。

 三中の歴史と霞村の歴史で奏でる「共益の精神」を忘れてはならないと胸に刻むとともに、これにも基づく三中での教育が必要だと使命感のような情念が沸き起こりました。そこで、青梅市立第三中学校の経営理念に「自分と人類の幸福を創造する人材の育成~Vuca&Diversity&Inclusion時代に生きる力を育てる。」を掲げさせていただきました。同理念に基づき青梅市立第三中学校の教育目標「学ぶ・鍛える・思いやる」の実現を目指していきます。

 教職員一同力を合わせ、「三中あったか先生」で生徒たちを育んでいきますので保護者・地域の皆さん方、今後とも御理解・協働の程、よろしくお願いいたします。

                                                           令和7年4月1日

                                   青梅市立第三中学校校長 

小熊 克也