美術館だより2015年1月6日号その1「ミュージアムコンサート『花の色　風の音』開催」

日本の伝統的な歌舞音曲の世界を間近で体験できる貴重な機会

2014年11月1日(土曜日)に、ミュージアムコンサート「花の色　風の音」が開催されました。これは、特別展「開館30周年記念館蔵日本画名品選『花の色　風の音』」にちなんで、作品中にも描かれている日本の伝統的な歌舞音曲の世界を体験するというものでした。

出演は置屋「ゆき乃恵」の女将めぐみを中心とする「八王子芸妓」のみなさん。多摩地区で唯一花街が残る八王子を拠点に、病院のロビーや地域のイベントなど出演の場を広げるほか、日本の伝統文化を身近で体験してもらおうと地元の小学校へ特別授業にも出向くなど、幅広く活躍中です。

美術館のホールに畳と毛氈をセットした特設の舞台で、特別展にちなみ日本の四季を題材にした華麗な舞が披露されました。

お座敷遊び体験も好評でした。

八王子芸妓のみなさん、素敵で楽しいひと時をどうもありがとうございました。今後のさらなる活躍をご祈念申し上げます。

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