美術館だより2017年12月15日号「高柳裕展の関連イベント開催」

企画展「－祝喜寿－高柳裕展」（会期：2017年11月18日～2018年1月14日）の開催の一環として、講演会「版画家自作を語る」を、2017年12月3日（日曜日）に開催しました。

版画家・高柳裕氏による作品解説

版画家・高柳裕先生が展示作品の解説を行いました。

作品制作にあたっての工夫や苦労した点など、制作にかかわるエピソードをユーモアも交えながら語っていただき、参加者は高柳先生の説明を熱心に聞き入っていました。

金属凸版の刷りの実演

プレス機を使用し、金属凸版によるエンボス作品ができ上がるまでの実演を行いました。

普段なかなか見ることができない制作過程を見学できたことで、参加者は作品に対する興味と関心がいっそう深まったのではないでしょうか。

月琴の演奏

講演会終盤にはスペシャル・ゲストとして、高柳先生の版画の生徒でもある稲見惠七氏により、月琴（中国明清朝の古楽器）の演奏会が行われました。

楽器の歴史やエピソードを交え、歌と楽器の演奏をお聴かせいただきました。

問い合わせ

青梅市立美術館
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