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史跡等における生物多様性にかかる対策等について

記事ID:0103414 更新日:2025年3月4日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

史跡等における良好な動植物の生態系を保全するために、防除対策を実施しています。

特に、近年は史跡内においてのナラ枯れ被害が増加しており、史跡内に残る貴重な生態系を保全するため、令和6年度には、次のとおり対策を実施しました。

ナラ枯れ被害が確認された史跡

  • 都指定史跡勝沼城跡
  • 都指定史跡青梅新町の大井戸
  • 市指定史跡今井城跡
  • 市指定史跡藤橋城跡
  • 富士塚

ナラ枯れとは

ナラ類やシイ・カシ類などの樹幹にカシノナガキクイムシ(カシナガ)が潜入し、ナラ菌を樹体に感染させ、菌が増殖することで、水の吸い上げる機能を阻害して枯死させる伝染病です。
一本の木に大量のカシノナガキクイムシが穿入することにより被害が発生します。
被害木の特徴としては、幹に約1~2mmの穴がたくさん空いており、木の根元にフラスと呼ばれる木くずが大量に堆積します。
また、梅雨明け後から晩夏の時期にかけて、葉が赤褐色に変色して急に枯れ、落葉しないのも特徴です。

実施内容

市内の史跡等にも貴重な生態系が残っています。

生物多様性の観点からこれら貴重な生態系を守るため、捕獲トラップの設置や被害木の伐採および適正な処分等を順次実施しております。

設置したトラップ(トラップの設置状況) 

伐採の状況(伐採の状況)

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