概要・館内のご案内

概要

青梅市は、美しい自然にめぐまれ、由緒ある史跡と豊かな文化財をもつ都市でもあります。

青梅市郷土博物館は、昭和49(1974)年、多摩川の清流と豊かな緑を持つ釜の淵公園内に開館しました。隣には昭和54(1979)年に移築された重要文化財「旧宮崎家住宅」が建っています。

当館は、資料の収集・保管を行うとともに、郷土の自然や歴史、民俗などに関する企画展の開催や、資料の調査研究などを行っています。

館内のご案内

企画展示室

企画展示室では、特定のテーマに関する資料を集めた企画展や、前年度にご寄贈いただいた資料を紹介する「新収蔵品展」など、年4回程度展覧会を開催しています。

企画展では、所蔵品を中心に、他から借用した資料も併せて展示し、自然や歴史、民俗や産業など多彩なテーマによる展覧会を実施しています。親しみやすくわかりやすいテーマで、ユニークな展覧会を目指しています。

また、企画展に合わせて展示図録を刊行することもあります。

企画展示室は、郷土博物館の調査、研究の成果を披露する場となっています。

常設展示室

常設展示室では、「郷土のあゆみ展」として、収蔵資料の中から青梅市域の自然や歴史、産業などに関する資料を展示しています。

旧石器時代から明治時代以後まで、時代ごとに資料を展示しています。一例を挙げると、縄文時代の土器や石器、中世の板碑、近世の村絵図、明治時代以後の地検台帳など、その種類は多岐にわたります。

また、青梅縞や青梅夜具地、青梅傘などの展示により、かつて青梅で栄えた産業についても紹介しています。この他にも、石や化石、地質や地形についての展示もあり、自然分野の領域も網羅しています。

常設展を見れば、青梅市の豊かな歴史と文化がわかるようになっています。

問い合わせ

青梅市郷土博物館
〒198-0053東京都青梅市駒木町1-684(釜の淵公園内)
電話　0428-23-6859
ファックス　0428-21-0464