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企画展「戦争と生活展」
当企画展はお陰様をもちまして、無事に終了いたしました。期間中はたくさんのご来館、誠にありがとうございました。
1939年から1945年まで行われた第二次世界大戦では、世界中で数多くの死者・行方不明者が出ました。アジアから太平洋各地域における戦役において、日本でも徴兵されて戦争で戦死したり、空襲などの敵軍による攻撃や物資不足による栄養失調などでたくさんの人々が亡くなっています。
郷土博物館では、これまで市民のみなさまより多数の戦争関係資料をいただいております。今回、その収蔵品の一部を展示し、戦時中の国民生活を紹介・解説する展覧会を企画いたしました。
歳月の経過は否応なく人々の記憶の中から戦争に関する記憶を消し去っていきます。戦時中の苦しい時代の生活を未来に語り継ぎ、またこのような悲劇を二度と繰り返してはいけないという思いを新たにするための教訓とし、現在、享受している平和のすばらしさや尊さを再認識するための一助となれば幸いです。
- 開催期間:平成22年7月3日(土曜日)から8月22日(日曜日)まで
- 休館日:月曜日(休日の場合翌日)