本文
寺改戸遺跡土壙出土品(国指定重要文化財)
青梅市長淵4丁目の寺改戸(てらかいと)遺跡で発見された縄文時代後期の土壙(どこう)から出土した土器です。出土状況から死者へ供えられた副葬品だと考えられています。
縄文時代後期加曾利B1式に属する土器で、注口土器(写真右)と小型深鉢形土器(写真左)がセットで出土するのは全国的に見ても珍しい事例です。特に注口土器は造形、文様意匠ともに精巧で優れており、縄文時代後期を代表する土器の一つです。
詳細
読み
てらかいといせきどこうしゅつどひん(ちゅうこうどき、こがたふかばちがたどき)
指定区分
国指定重要文化財
指定年月日
平成5年1月20日
所有者または管理者
青梅市
所在地
東京都青梅市駒木町1-684(釜の淵公園内)
青梅市郷土博物館(郷土博物館へのアクセス<外部リンク>)
公開状況
普段は公開していません。例年10月後半から11月末にかけて期間限定の特別展示を行っています。