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小林天渕画像(青梅市指定有形文化財)
小林天渕(こばやしてんえん)は安永7(1778)年、小林惣右衛門知厚の子として青梅村中町(現・青梅市仲町)に生まれました。天渕は酒店を営み、年寄として青梅村の村政に携わっていました。
また、天渕は書画・詩歌・俳諧などを嗜む文化人でもありました。特に書画は著名な絵師である谷文晁(たにぶんちょう)に師事したといわれており、数多くの作品を残しています。
隠居後には、塾を開いて六百余名もの門人たちを教育し、文久3(1863)年に86歳で没しています
この画像は天渕没後に弟子たちによって作られたもので、老年期の天渕肖像が描かれています。
詳細
読み
こばやしてんえんがぞう
指定区分
青梅市指定有形文化財
指定年月日
昭和39年11月3日
所有者または管理者
青梅市
所在地
東京都青梅市駒木町1-684(青梅市郷土博物館)
公開状況
通常時非公開です。不定期で展示しています。