本文
谷合氏見聞録(青梅市指定有形文化財)
「谷合氏見聞録」は二俣尾村(青梅市二俣尾)の名主を務めた谷合七兵衛吉治が、元禄11(1698)年から延享元(1744)年までの47年間に渡って書き記した記録です。偶然この資料を発見した郷土史家・清水利氏の熱意により散逸の危機を免れ、ほぼ完全な形で現在に伝わりました。
その中身は農民生活を始め、政治・経済・天変地異・気象・信仰など、様々な情報が記されています。また、二俣尾村やその近隣のみならず、江戸の様子や、いわゆる赤穂事件など著名な事件も記録され、当時の世相を窺い知る事ができる大変貴重な内容を含んだ資料です。
詳細
読み
たにあいしけんぶんろく
指定区分
青梅市指定有形文化財
指定年月日
昭和43年11月3日
所有者または管理者
青梅市
所在地
東京都青梅市駒木町1-684(釜の淵公園内)
青梅市郷土博物館(郷土博物館へのアクセス<外部リンク>)
公開状況
不定期に展示を行っています。