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新指定文化財「滝本の洪水防石」のご紹介
「滝本の洪水防石」は、滝本川沿いに造られた江戸時代後期の砂防遺構です。滝本川は、寛保2(1742)年と安政6(1859)年に起きた滝本川の氾濫により周辺に甚大な被害をもたらしました。名主であった北島左門は、安政の大洪水の後、付近の住民の安全と繁栄を願い、この洪水防石を設置しました。そして水害を永久に防ぐとともに、過去二回の大洪水の事実を銘文として刻み、それが今日まで残されており、青梅市内における貴重な自然災害に関する歴史的土木遺産です。
詳細
読み
たきもとのこうずいぼうせき
指定区分
青梅市指定史跡
指定年月日
平成30年6月1日
所有者または管理者
個人
所在地
東京都青梅市御岳2丁目467番地
公開状況
常時公開していますが危険防止のため、西東京バス折返場には立ち入らないでください。