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ミニ展示「江戸城と成木石灰」
令和5(2023)年のNHK大河ドラマは、室町時代後期から江戸時代を中心に、戦国の世を平定し、江戸幕府の礎を築いた徳川家康の生涯を描く作品です。家康の居城となった江戸城は、長禄元(1457)年に太田道灌が築城したものと言われ、その後、北条氏の支城となりました。
慶長11(1606)年、江戸城の修改築が行われた際、城を漆喰壁にするため、当時の八王子代官所の代官頭であった大久保長安は、成木地区で生産された石灰の供出を命じました。その後、良質な成木石灰は「御用石灰」として、江戸ばかりでなく、関西方面にまで広がり、城郭や社寺の漆喰材に使われました。
このミニ展示では、「成木石灰」をテーマとして、関連する人物や場所について紹介します。
基本情報
日程
1月4日(水曜日)~12月28日(木曜日)(予定)
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日)は休館日です。
時間
午前9時~午後5時
会場
青梅市郷土博物館2階常設展示室
入館料
無料