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企画展「青梅の自然災害と疫病〜災禍に向き合った人々〜」
趣旨
令和5(2023)年は、関東大震災が発生して100年の節目を迎えます。
長い歴史の中で、さまざまな自然災害や疫病に見舞われてきたことを私たちは、当時の人々が書き残した記録や、災害の状況や教訓を後世に伝えるために作られた「自然災害伝承碑」などから窺い知ることができます。
また、近年では新型コロナウイルスが世界各地で猛威をふるっていますが、このような疫病も古くから人々の命を脅かす存在として知られており、私たちは常に自然災害や疫病の危機と隣り合わせで生活していると言えます。
今回の展示では、近世以降の地震や噴火、風水害などの「自然災害」と、疱瘡やコレラなどの「疫病」の2つのテーマに分けて、古文書や絵馬などの関連資料を展示し、青梅の先人たちが自然災害や疫病に対し、どのように向き合ってきたのかを紹介します。
基本情報
会期
令和5(2023)年4月22日(土曜日)~令和5(2023)年7月30日(日曜日)
開館時間
午前9時~午後5時
休館日
月曜日(ただし、7月17日(月曜日)は祝日のため開館し、翌18日(火曜日)は休館。)
観覧料
無料
主な展示品
谷合氏見聞録
願文石
上州大邊(変)之次第
向かい目絵馬
企画展関連講座
題目
「災害で失われる文化財の救い方−地域の歴史と文化の継承のために−」
内容
講師自らが携わった東日本大震災後の「文化財レスキュー事業」などを例に、被災資料の救出方法や、どのように保存・活用していくかについてお話いただきます。
講師
西村慎太郎氏(国文学研究資料館教授・青梅市文化財保護審議会委員)
日時
令和5年7月8日(土曜日)午後2時(午後1時30分開場)
会場
S&Dたまぐーセンター3階研修室A
定員
50名
費用
無料
申込方法
令和5年6月4日(日曜日)午前9時から下記までお電話にてお申し込みください。
申込先
青梅市郷土博物館
電話番号 0428-23-6859
問い合わせ
青梅市郷土博物館
〒198-0053東京都青梅市駒木町1-684(釜の淵公園内)
電話 0428-23-6859
ファックス 0428-21-0464