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青梅市長の浜中啓一です。
新年、明けましておめでとうございます。
皆様には、希望に満ちた輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年1年間、市政の様々な分野で、温かいご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬご支援、ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が全世界で猛威を振るい、私たちは、不安の中、「新しい生活様式」を取り入れた感染予防対策に取り組むこととなり、これまでの生活様式が一変いたしました。
緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出自粛、公共施設の利用中止やイベントの中止、市内全小・中学校の臨時休業など、感染予防対策にご理解とご協力を賜りました。
事業者の皆様や、医療・福祉・保育等の関係者の皆様には、それぞれの立場に応じた感染拡大防止にご協力をいただきました。
市民の皆様をはじめ、関係各位のお力添えにより、安全・安心が確保できたものと確信しています。改めて、皆様に感謝申し上げます。
私は、新型コロナウイルス感染症の終息を願ってやみません。
未だ、新型コロナウイルス感染症の終息が見えない中、安全・安心な生活を送る上では、今後も、皆様のご尽力が、必要不可欠であると考えております。引き続き、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。
さて、本年は、青梅市が昭和26年に市制を施行して、70年の節目の年でもあります。
全国で262番目、東京都では5番目の市として誕生し、人口3万6千人でスタートした青梅市は、70年の歳月を経て、発展してまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、市税収入の減少が見込まれるなど、市政を取り巻く状況は、厳しさを増しています。
このような状況下でありますが、山と川、豊かな自然が青梅の強みであることに変わりはありません。豊かな地域資源を活かした青梅ならではの街づくりなど、「あそぼうよ!青梅」の思いを胸に、職員と一丸となって市政の更なる発展に取り組んでまいります。
また、新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息を願うとともに、引き続き、感染拡大の影響を受けている市民生活や地域経済の支援に努めてまいります。
今年の干支は、丑です。「呑牛之気」という言葉があり、牛を丸呑みにするほどに、意気が盛んであるという意味であります。市民の皆様も、何事にも大きな心を持って臨んでいただくことを願っています。
私も「呑牛之気」で、青梅市のさらなる飛躍を目指し、全力で取り組んでまいります。
皆様には、健康に十分にご留意いただき、令和3年が、実り多き年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。