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記事ID:0010506 更新日:2019年11月21日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

薪ストーブ等の環境や近隣にやさしい使用方法

薪や木質ペレットなど、再生可能エネルギーを使用した暖房は、化石燃料を使用しないため、環境にやさしい暖房と言われますが、不適切な使用をすると、大気汚染を引き起こしてしまいます。また、においや煙で近隣住民を困らせることもあります。使用にあたっては以下の点に注意しましょう。

十分に乾燥した薪等を使いましょう

薪等の水分量が多いと燃焼温度が低くなり、不完全燃焼により大気汚染の原因物質やすす、タール状物質などが多く発生することがあります。

  • 排煙の悪臭やすすで近隣住民を困らせることがあります。
  • タール状物質が煙突の中に溜まり、排気管等が詰まってしまうことがあります。

十分乾燥した薪等を購入するか、半年以上乾燥させたものを使用しましょう。

  • 乾燥した薪は木目に割れ目が入り、叩くと中が空洞のような音がします。

他のものを一緒に燃やさないようにしましょう

塗料や農薬などが付着した薪を使用したり、ごみ類を一緒に燃やしたりすると、大気汚染物質で毒性の高いダイオキシンや硫黄酸化物、窒素酸化物が発生することがあります。

  • 排煙の悪臭等で近隣住民を困らせることがあります。
  • 排煙が酸性雨や光化学スモッグの原因にもなります。
  • 有害物質を含む建築廃材由来の木質ペレットを使用した場合、ストーブのフィンが異常に腐食することがあります。

焼却行為は禁止されています。

  • 薪や木質ペレット以外のものを燃やすことは焼却行為であり、法や都条例で原則禁止とされています。

薪は購入したものを使用するか、使用前に塗料や農薬が付着していないことをよく確認するようにしましょう。木質ペレットは、品質規格をよく確認するようにしましょう。

ストーブや煙突は適正な位置に設置しましょう

輻射熱による火災を防止しましょう。

  • 火災の原因とならないよう消防法、建築基準法、火災予防条例(東京都)等にもとづき、ストーブと壁、天井、可燃物等との適正距離を確保し、適切な高さ、位置に煙突を設置し、安全な使用をお願いします。

煙突の位置や高さによっては、排煙が近隣の住宅の中に入るなどして、その悪臭やすすによる相談が市に寄せられることがあります。

  • 煙突の設計の際には近隣への影響が少なくなるよう配慮をお願いします。

 

自宅の構造だけではなく、排煙の影響を考え、近隣の家の窓やベランダ、吸気口の位置なども予め確認しましょう。

適切な時期にメンテナンスや消耗品の交換をしましょう

シーズン前後の炉内・煙突の掃除により、たまったタールやすすを除去しましょう。

  • 悪臭やすすの飛散を低減させることができます。
  • 煙道火災や煙の逆流等の防止にもつながります。

シーズン前後等にガスケットや触媒等の消耗品の状況を確認し、必要に応じて交換することで、長く、安全かつ快適にストーブを使うことができます。

  • 数年に1回程度、専門業者によるフルメンテナンスを実施することで、より長く、安全かつ快適にストーブを使うことができます。

 

取扱説明書に従い、日常的な掃除・点検に加え、定期的なメンテナンスを実施しましょう。

近隣への影響が少なくなるよう配慮しながら使用しましょう

薪ストーブの使用に関する相談が市に寄せられることがあります。

  • 相談の内容は、煙の悪臭やすすに原因することが多く、建物等にすすが付着する、干している洗濯物に煙の臭いがつくといった相談などがあります。

燃料となる薪等の状況(乾燥、付着物等の有無)をよく確認し、取扱説明書に従い、適切に使用してください。風向きや洗濯物が干されている状況によっては使用を控えるなど、近隣への配慮をお願いします。

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