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令和元年度子育て世代と市長との懇談会結果
子育て世代の声を施策に反映させるため、また、次期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定のため、子育て世代と市長が直接対話する機会として、令和元年7月29日月曜日に、子育て支援センターはぐはぐにて「子育て世代と市長との懇談会」を開催し、14人の方が参加されました。
市から「まち・ひと・しごと創生総合戦略」について情報提供後の懇談は、車座となり、お子さんが遊ぶ和やかな雰囲気のなかで行われました。
本懇談会における主な御意見および参加者アンケートの結果をお知らせします。
主な御意見(発言の一部を抜粋しております)
市長発言ほか欄について
<役職名>のない部分は、全て市長の発言です。
「※補足」は、懇談会での意見を参考に実施した取り組みや、既に実施している取り組み等です。
頂いた御意見・御要望・御質問等 |
市長発言ほか |
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1.支援員が減っている中で市の体制について 心臓疾患の子を持つ親として、支援員が年々減っている。市として支援員の体制がどのようになっているか。マニュアルもない中で、現場の先生がその場で対応しているのは限界がある。市としてどのように捉えて、どのように対応していくのか、お聞かせください。 |
<教育長> 支援員については各学校1名、その学校によって支援が必要なお子さんが多い場合には加配にて2名つけています。個別のことになりますので、教育相談所や学校長ともよく話して検討させていただきます。 |
2.難聴児に対する先生の接し方について 小学校・中学校の先生に対する難聴児の接し方に対する教育など、先生方にそういった教育がされているのか、今後、具体的にどのように考えていくのか。 |
<教育長> 河辺小学校に「ことばときこえ」の教室があります。先生には研修を通じて教育上の課題を新人、中堅問わず実施しています。 |
3.子育て支援センター「はぐはぐ」について 「はぐはぐ」がなくなると聞いたですが本当になくなるのですか? |
「はぐはぐ」がなくなることはありえません。 |
4.授乳室について |
授乳室については可能な範囲ですぐに対応いたします。 |
5.子どもへの支援だけでなく後ろ側にいる人の支援について 障がいを持つ子どもの親など子どもへの支援だけでなく、後ろ側にいる人の支援も考えてほしい。 |
障がい者をとりまく相当な法ができています。それに基づいて地方自治体でも努力はしています。青梅市も自立センターやサポートセンターがあり、他市より進んでいるところもあります。相談体制の充実は大切なので考えていきます。 |
6.先生への情報を活用できる仕組みについて 先生も情報やマニュアルがなく負担が大きいので、一つの事例からほかの先生も知るきっかけがあればいいのかと思います。同じような子で同じような思いはしてほしくない。活用できる仕組みもできたらいいのかと思う。 |
一般的な研修は大多数の子のため行っておりますが、個別の事案に対してもに担任だけでなくチーム学校として学校単位にかかわらず全員の先生が理解できるような仕組みを指導室通じてマニュアル等作っていくよう努めます。 |
7.市役所の貸し出し用ベビーカーについて 市役所に手続きにいったとき、貸し出し用のベビーカーが埃だらけだった。せっかくあるのに残念でした。 |
管理をしっかりするようにいたします。 |
8.小学校の授業での手話について 聴覚障害の子を持って手話の大切さを学んだ。茨城の友人で小学校の授業で手話を学んだと聞いております。そういったものを青梅市でやっていますか。 |
市役所は1階で週2回手話通訳を置いています。職員のなかでも手話ができる人もおり、手話講師をやっている職員もいます。 <教育長> |
9.低学年から手話の教育について 私も手話を今勉強していて、いい言語だと思ってます。サタデースクールなどで簡単なあいさつでもいいので、低学年から取り組む教育をやれば将来的に障がい者にやさしいまちになると思うので、是非お願いします。 |
<教育長> 学校での授業の一環で音楽観賞会を手話をやっていた学校もありました。興味がある子がボランティアをしたりもしています。表現することは体もつかって、学力にも間接的に影響すると思いますので、子どもたちに興味をひかせるように、専門の指導主事と検討していきます。 |
10.障害がある子との触れ合う機会について ある程度の年齢になってから障害がある子と接するといじめにもつながりかねないので、もっと小さいうちから触れ合う機会が必要だと思う。 |
<教育長> 復籍制度として普段は都立の学校にいて、交流授業のために年に何回か市内の学校に通い、交流している例もあります。 |
11.通学体制について 通学についてバラバラで通学しているように見えるが。ニュースなどで通学途中に亡くなる子もいたが、青梅市の体制を聞きたい。 |
<教育長> 学校によって拠点を設けていたりと、学校単位で異なります。スクールガードリーダー、警察のOBの方を中心に保護者へ登下校の見守りをお願いしています。下校の時間に合わせて防災行政無線を通じて見守りをお願いしています。また、子ども110番の家にて訓練も実施しております。 |
12.防災無線について 防災無線は防災に関することだけをやってほしい。選挙のアナウンスをしたり、夜勤もしているのでやめてほしい。 |
ご意見はたくさんいただいています。聞きたくない人もいれば聞きたい人もいるのでバランスを考えてやっていきたいと思います。やらないことはありえないのでどうゆう方法がいいのか考えていきます。 |
13.新たな子育て支援センターについて 今井に住んでいますが、子育て支援センター、河辺の子育てひろばが遠く感じます、今寺や今井にもあるといいなと思う。保育園の園庭も使うが、時間も限られているのと、先生方の多忙感を感じる。 |
東青梅と河辺は中央図書館があるので市民センターの図書館跡地を活用しています。今井も地域等と調整しながら検討します。 ※補足 |
14.保育料の無償化について 10月から保育園の無償化が始まるが給食費等は負担となると聞いています。結果的に上がってしまう場合はあるのか。 |
<子ども家庭部長> 保育料については3~5歳まで無償化となります。給食費は国の基準で4,500円程度となる予定です。現在の保育料が4,500円程度の保育料の方は場合によっては100円程度上がる可能性がある。 |
15.多世代交流センターについて 多世代交流センターは目標であって現在進んでいないのか、進んでいるのであればどこでやっているのか。多世代がふれあえれるのはすごく良いと思うので次の総合戦略でも実現してほしい。 |
進めてはいます。地域の自治会館や市民センターを使って高齢者に対しての支援事業を検討しています。自治会単位で健康体操教室などでの指導者作って健康な高齢者と子供の交流を作っていきたと考えています。 |
16.空家バンクについて 長野から最近、引っ越してきましたが、家を探すのが大変でした。長野では空家バンクがあって、こっちではなかった。 |
空家バンクはありますが、青梅市の空家は所有者が将来的に活用するとか、貸す人が少ない状態でもあります。 |
17.空家の修繕について 実際に空家を購入した場合、修繕費用などの補助金はありますか。 |
市ではありません。 |
18.第三小学校の学童について 今、第三小学校が一番人数が多くて、今後も増えると思うのですが、学童を増やせませんか。 |
今寺は人口が増えていて、学童が追い付かないのは事実なので大門の学童をここで作っております。 ※補足 |
参加者アンケート結果
アンケート回答数
11人
アンケート集計
懇談会に参加してみて
参加してよかった | 11人 |
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参加しなければよかった | 0人 |
今後の懇談会への参加について
時間を合わせて参加したい | 5人 |
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時間が合えば参加したい | 6人 |
どちらともいえない | 0人 |
参加したくない | 0人 |
懇談会の進め方について(複数回答可)
1問1答の進め方がよい | 5人 |
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雑談形式の方がよい | 2人 |
輪になって座るのがよかった | 8人 |
市長たちと対面で座る方がよい | 2人 |
子どもと同伴可でよかった | 9人 |
子どもの同伴はやめた方がよい | 0人 |
出入り自由がよかった | 7人 |
自由記入
内容
市の考え方が聞けてよかった。今後の青梅市の方針がすこしわかってよかった。今日、出された意見が実現することを願っています。 色々な分野の話が聞けてよかった。
直接お話しできる場は貴重なのでもっと広めて欲しい。多くの人に知ってほしい。
学童が足りないことに関して、各保育園は15:00以降、降園する子がいるので、その園に通っている子の兄弟等、1,2人でも見ることができれば、学童の枠も少し空くのと、保護者のお迎えも1度で済むのかと思います。1つの案です。
子どもの将来を考えるとまだまだこちらの意見が十分聞いていただけたかというと、不十分に感じた。すぐにことが進むとは思っていないが少子化が進み、人口減少が危惧されているのであれば、今後もこのような場を設けていただき、より多くの意見を聞いてほしいと思う。
開催して頂いてありがとうございます。もう少しコンスタントに開催して頂けるとありがたいです。前回同様、今回もモヤっとして終わりました。色々なことを改善するためには、個人の意見ではどうすることもできないのでしょうか。同じことをしていたら何もかわりません。少数派にも目を向けていただけると救われます。
市のお考えを聞くことができてよかったです。