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歯っ!とする話 〜8月24日は「歯ブラシの日」〜
歯ブラシの使い方を見直そう!!
8月24日は「歯ブラシの日」
歯ブラシは、毎日に使うものですが、「開いた毛先のまま」、「濡れたまま放置」など間違った使い方をしている人が少なくありません。使い方やお手入れ次第で、口の中の健康に大きな差が出てきます。
歯ブラシは1ヶ月で交換が目安
「毛先が広がってきたけど、まだ、大丈夫かな?」……そう思って使い続けていませんか?
毛先が広がった歯ブラシは、新品に比べて歯垢を落とす力が約40%も低下してしまうと言われています。「まだいける」と思っても、しっかり汚れを落とせていない可能性があるので、少しでも広がりを感じたら新しい歯ブラシに替えるようにしましょう。
歯ブラシの正しい保管方法
湿った環境や不衛生な状態は、細菌増殖の温床になってしまいます。毎日、口に入れるものだからこそ、保管に気をつけましょう!
- 使ったあとは、流水でしっかりすすぐ。
- 水気を切って、風通しの良い場所で立てて保管。(キャップを長時間かぶせっぱなしにしない)
- よく乾燥させる。
- 歯ブラシ同士の毛先が触れないようにする。
歯ブラシ選びのポイント
毛の硬さ
歯や歯肉の健康状態によって選択する必要があります。
ふつう | 健康な歯肉の方 |
柔らかめ | 歯肉が敏感な方・歯周病で歯肉から出血しやすい方 |
かため | 歯肉が健康で、しっかりした磨き心地を好む方(磨き方に注意しないと歯肉を傷つける恐れがある) |
ヘッドの大きさ
小回りのきく小さめがおすすめ。奥歯の裏まで届きやすいです。
毛の形
ラウンド毛(平型) | 歯の表面の汚れを落としやすい |
極細毛先 | 歯周病予防や治療中の方に効果的。粘着性の強い歯垢は落としにくいため、ラウンド毛よりはしっかり時間をかけて磨く必要がある。 |
※かかりつけ歯科医で、自分にあった歯ブラシを教えてもらうと良いでしょう。
歯ブラシは大切な道具です
歯ブラシは、私たちの口の健康を守る大切な道具です。「交換のタイミング」や「保管の仕方」を意識するだけで、将来の口腔環境は大きく変わります。
「歯ブラシの日」をきっかけに、歯ブラシ習慣を見直してみませんか?
新しい歯ブラシと正しい保管で、未来の笑顔を守りましょう!