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歯っ!とする話 〜奥歯を抜いたままにすると、どうなる!?〜
奥歯がない状態を放置すると、体の全体に悪影響を及ぼす!?
「奥歯が1本くらいなくなっても、困らないからそのままにしている」「抜けたけど痛みもないし、放っておいても平気でしょ?」そう思っている方、いらっしゃいませんか?
でもたった1本でも抜けたままにしておくと、色々なところに悪影響を及ぼすようになります。
奥歯を失うとおこること
奥歯を失うと以下のようなことがおこります。
噛む力の低下
奥歯1本なくなると、30〜40%の噛む力が失われると言われています。そのため、食べ物をしっかり噛んですりつぶすことができないので、消化不良や胃腸のトラブルに繋がります。
他の歯への負担
抜けた歯の隣の歯が倒れてきたり、噛み合う歯が伸びてきたりします。その結果、噛み合わせのバランスが崩れ、残っている側にも負担がかかるようになり、他の歯の寿命も短くなってしまいます。
顎や体への影響
噛み合わせが乱れると、顎関節に負担がかかり、「顎が痛い」「口を開けにくい」などの症状が出てきます。さらに姿勢の歪みや肩こり、頭痛など全身に広がることがあります。
見た目や発音の変化
- 奥歯がなくなると、頬がこけて老けて見えます。
- 発音にも影響し、言葉が不明瞭になることがあります。
放置せずに早めの対応を
奥歯が1本抜けても「前歯があるから大丈夫」と思いがちですが、奥歯は「食べる」「話す」「見た目」に影響を及ぼすだけでなく、力仕事や平行バランスを保つときにも関係しています。奥歯を抜いてそのままにしている方は、時間が経つほど治療が難しくなります。放置せずに早めに歯医者に相談しましょう。
ブリッジ | 両隣の歯を使って人工の歯を入れる方法 |
入れ歯 | 取り外し可能な人工の歯 |
インプラント | 人工の歯根を埋め込んで噛む力を回復 |
検診を受けましょう!
青梅市では、11月30日まで成人歯科検診・後期高齢者歯科健診を実施しています。該当される年齢の方は、この機会に1度お口の中を診てもらいましょう!!
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