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記事ID:0011822 更新日:2023年8月23日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

熱中症に注意しましょう

熱中症とは?

 熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく動かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく、室内で何もしていない時でも発症し、救急搬送されたり、場合に死亡することもあります。

熱中症を引き起こす3つの原因

その1【環境】

・気温や湿度、輻射熱がが高い ・風が弱い    ・急に暑くなった

・日差しが強い        ・締め切った室内 ・エアコンのない部屋

その2【からだ】

・高齢者…体内の水分が不足がち(体内の水分は高齢者50%、成人60%、小児75%)

     (体内の老廃物を排泄する際に、たくさん水分が必要)

     暑さに対する感覚機能(のどの乾きなど)や体の調節機能が低下

・こども…体温調節機能が未発達。(特に汗をかく機能が未熟)

     体重に比べ、体表面積が広いため、気温等の影響を受けやすい

     身長が低いため、照り返しの影響を受けやすい

・糖尿病、肥満、体調不良者など

     状態により、体温調節機能の低下、皮下脂肪が体内の熱を逃しにくく、脱水症になりやすくなります

その3【行動】

・激しい運動や慣れない運動  ・長時間の屋外作業  ・水分摂取できない状況

熱中症を予防するために​

 1 暑さや直射日光を避けましょう

   ・外出する際は、涼しい時間帯を選び、涼しい服装や日陰、日傘、帽子を利用しましょう

   ・室内では、エアコンや扇風機、カーテンを上手に利用しましょう

   ・室温や湿度が高い時は、夜間もエアコンを利用しましょう

 2 水分補給をこまめにしましょう

   ・水分補給は、寝る前後、入浴前後、外出前後、運動前・中・後など、のどが渇く前にこまめに摂りましょう

   ・大汗をかいた時には、塩分と糖質をバランス良くとると体への水分の吸収が早まります

 3 体調管理にこころがけましょう

   ・暑くなる前に、徐々に体を慣らし無理のない範囲で体を動かしましょう

   ・1日3食バランスのよい食事は、水分も塩分も摂取でき体力がつきます

   ・体調不良の時は、無理せず休み、誰かに相談しましょう

 経口補水液について

~家にある材料で経口補水液を作れます~

 熱中症予防のために大切なことは、上に記載したとおり、1日3食バランスよく食べる事や水分をこまめに摂ることです

 しかし、脱水症になってしまったら、スポーツドリンクより水分の吸収力が高い経口補水液を補うことが大切です。

 <経口補水液の作り方>
  水  500ml
  砂糖  20g
  塩   1.5g
  (お好みでミカンやレモンなどのしぼり汁) 

※経口補水液は、糖質もありますが、塩分も多いので、高血圧の方や腎機能が低下している方、食事指導を受けている方などは医師に相談してください。

※スポーツドリングは塩分もありますが、糖質が多いので、糖尿病や虫歯のリスクが高くなります。必要時以外の摂取には気を付けてください。

 

暑さ指数(WBGT)とは?

 熱中症を予防する事を目的として、提案された指数です。暑さ指数とは、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい1、湿度、2、日射・輻射(ふくしゃ)など周囲の熱環境、3、気温の3つを取り入れています。

暑さ指数を用いた指針
暑さ指数

 

日常生活の注意

運動の注意

33℃以上

「熱中症警戒アラート発生」 熱中症の危険性が極めて高いため、徹底した予防行動をしましょう

31℃以上

危険

高齢者などは安静状態でも発生する危険性が大きい、外出はさけ、涼しい室内に移動する

運動は原則中止

28〜31℃

厳重警戒

外出時は炎天下を避け、室内では気温や湿度に注意する

激しい運動は中止

10〜20分おきに休憩と水分補給を

25〜28℃

警戒

運動や激しい作業をする際は、定期的に充分に休息をする

積極的に休憩と水分補給

21〜25℃

注意

激しい運動や重労働時は注意する

積極的に水分補給

「熱中症予防情報サイト」(環境省)

  全国の暑さ指数 ⇒ https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php<外部リンク>

​「熱中症警戒アラート」とは?

令和3年4月から、熱中症予防に関する情報「熱中症警戒アラート」が全国で開始されました。

「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予想された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。

「熱中症警戒アラート」が発表された場合、青梅市では午前9時頃に、防災行政無線と青梅市行政メール【健康情報】で市民の皆さまにお知らせします。

「熱中症警戒アラート」発表の基準

  • 暑さ指数(WBGT)の値が33以上と予測された場合、気象庁が全国を58府県予報区等を単位として発表します。
  • 青梅市の暑さ指数は環境省熱中症予防情報サイト<外部リンク><外部リンク>から確認できます。

   ※暑さ指数とは、人間の熱バランスに影響の大きい、気温、湿度、輻射熱の3つを取り入れた温度の指標です。

  • 前日の夕方17時頃および、当日の朝5時頃に最新の予測値を元に環境省より発表されます。
  • 一度発表した警戒アラートは、その後の予報で基準を下回っても取り下げはしませんので、皆さまにおかれましては引き続き熱中症予防行動をとっていただくようお願いいたします。

「熱中症警戒アラート」発表時は徹底した予防行動を!

 エアコンを適切に使用しましょう

・昼夜問わずエアコン等を使用して温度調節をしましょう

外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう

・熱中症を予防するためには暑さを避けることが最も重要です。

・不要不急の外出はできるだけ避けましょう

熱中症リスクが高い方に声かけをしましょう

・高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障害者等は熱中症になりやすい方々です。これらの熱中症のリスクが高い方には、身近な方から、夜間を含むエアコンの使用やこまめな水分・塩分補給等を行うよう声をかけましょう。

外での運動は、延期するなど、できるだけ控えましょう

・身の回りの暑さ指数(WBGT)に応じて屋外やエアコンが設置されていない屋内での運動は、延期するなど、できるだけ控えましょう。

普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう

・のどが渇く前にこまめに水分・塩分を補給しましょう。(1日あたり1.2リットルが目安)

・涼しい服装にしましょう。

暑さ指数(WBGT)を確認しましょう

・暑さ指数は、環境省<外部リンク><外部リンク>や気象庁<外部リンク><外部リンク>のホームページでも確認できます。

熱中症警戒アラート発表時の予防行動 [PDFファイル/1.23MB]

関連リンク

熱中症を疑う症状と重症度

【重症度1】直ちに応急処置をしましょう。症状が改善すれば受診の必要はありません。

  • めまいや立ちくらみ
  • 筋肉のこむら返り
  • 手足のしびれ

【重症度2】直ちに応急処置をして、口から飲めない場合や症状の改善が見られない場合は受診しましょう。

  • 頭痛や吐き気
  • 体がだるい、体に力が入らない
  • 集中力、判断力の低下

【重症度3】応急処置をして、直ちに119番で救急車を呼んでください。

  • 呼びかけに対して反応がおかしい
  • 会話がおかしい
  • けいれん、普段どおり歩けない

もしもの時の応急処置

  1. 涼しく、風通しの良い場所で、衣服を緩めて楽な姿勢を取らせる。
  2. 体を冷やす。(首筋や脇の下、股のつけ根等の太い血管がある箇所に冷たいタオルや保冷剤を当て、うちわや扇風機で風を送ると、効果的に冷やすことができます。)
  3. 応答や意識がはっきりしているなら、経口補水液かスポーツドリンク等を飲ませ、脱水症状に改善に努めます。

(注)以上のような対応を取っても改善しない、水分を自力で取れない場合は、すぐに救急車搬送を。

東京消防庁救急相談センター♯7119

救急車を呼んだほうがいいか判断に迷った場合には、東京消防庁救急相談センター(24時間受付)へご相談ください。

携帯電話、PHS,プッシュ回線からは♯(シャープ)7119へ、ダイヤル回線からは042-521-2323へかけてください。

熱中症予防声かけプロジェクトに取り組んでいます

ひと涼みプロジェクト_ロゴ

日本の夏に、ひと涼みを。
今年もまた、暑い夏がやってきます。熱中症にかかる人をなくすために、「ひと涼み」という日本らしい習慣を広げていくプロジェクトがあります。

熱中症は病気ではなく、水分をとること、部屋を涼しくすること、休息をとること、栄養を取ることで防ぐことができます。
「ちょっと、ひと涼みしませんか」と声をかけあうゆとりと気遣いをもつことが、熱中症から人の命を救うことになります。

熱中症予防声かけプロジェクト<外部リンク>

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