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記事ID:0001279 更新日:2024年4月1日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

令和6年度高齢者肺炎球菌法定予防接種

高齢者を対象にした定期予防接種制度があります。

経過措置期間が終了し、令和6年度から65歳の方が、定期予防接種の対象となります。

※過去に肺炎球菌ワクチン(23価ワクチン)の接種歴がある方については、公費助成を受けることができません。

※本制度により接種できるワクチンは23価ワクチンです。13価ワクチンの接種は公費負担の対象外となりますのでご注意ください。

肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります(厚生労働省ホームページより)。

23価肺炎球菌予防ワクチンとは

肺炎球菌には90種類以上の血清型があり、平成26年10月からの定期接種で使用される23価肺炎球菌きょう膜ポリサッカライドワクチンは、そのうちの23種類の血清型に効果があります。また、この23種類の血清型は成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約4〜5割を占めるという研究結果があります(厚生労働省ホームページより)。

ワクチンを接種することにより発生する可能性のある副反応

稀に報告される重い副反応としては、アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が報告されています。その他、以下のような副反応の報告があります(厚生労働省ホームページより)。

報告頻度

5%以上

1~5%

1%未満

頻度不明※

全身症状

 

倦怠感、違和感、悪寒、発熱

ほてり

無力症

筋・骨格系

 

筋肉痛

 

関節痛、関節炎CK(CPK)上昇

注射部位

とう痛、熱感、腫ちょう、発赤

硬結

そうよう感

可動性の低下

精神神経系

 

頭痛

 

感覚異常、熱性痙れん、浮動性めまい

呼吸器

 

 

咽頭炎、鼻炎

 

消化器

 

 

悪心

嘔吐、食欲減退

血液

 

 

 

リンパ節症・リンパ節炎、白血球数増加

皮膚

 

 

皮しん

じんましん、多形紅はん

その他

 

ALT(GPT)上昇

えきか痛

血清病、CRP上昇

注)自発報告あるいは海外において認められている
※新製剤及び旧製剤で認められた副反応を記載

対象者

過去に肺炎球菌ワクチン(23価ワクチン)の接種歴がなく、青梅市に住所を有する以下の方                   

・65歳の方(66歳の誕生日の前日まで接種可能)

・60歳以上65歳未満の、心臓、じん臓若しくは呼吸器の機能の障害又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有する方

なお、予診票については65歳の誕生日を迎える月の翌月初頭に送付いたします。                                また、令和5年度対象者(令和6年4月1日現在65歳の方)は、令和5年4月に発送した予診票を使用して、66歳の誕生日前日まで引き続き接種ができます。                                                                                                                   

接種時の持ち物と接種費用

持ち物

市が発行した「高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種予診票」と、住所・氏名を確認するための身分証を医療機関にお持ちください。

なお、生活保護受給者および中国残留邦人等に対する支援給付の対象者は受給証明書を、心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方(障害者手帳1級相当)はその証明書類をあわせてお持ちください。

接種費用

各医療機関が定めた接種料金から6,500円の公費助成分を差し引いた金額が自己負担となります。

詳細は、各医療機関にお問い合わせください。
※ 生活保護受給者・中国残留邦人等に対する支援給付の対象者は、「受給者・支援者証明書」をお持ちいただくと自己負担金なしで受けられます。

実施医療機関

R6年度高齢者肺炎球菌予防接種実施医療機関一覧表 [PDFファイル/131KB]

関連リンク

厚生労働省-肺炎球菌感染症(高齢者)<外部リンク>

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