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【健康コラム】歯っ!とする話 〜歯周病(1)〜
歯周病ってどんな病気?
歯周病は、「歯肉炎・歯周炎」の総称で、歯の周りの歯肉や、歯を支えている骨などが破壊される病気で、歯を失う原因の第1位になっています。
40歳で80%の人が歯周病にかかっているといわれています。
どのように進行していくかというと、歯と歯の間や歯と歯肉の境目に残っている歯垢(プラーク)中の細菌が毒素を出し、それによって、歯肉が腫れて出血するようになります。そして、やがて歯を支えている骨(歯槽骨)が破壊されて歯はぐらつき、最終的に歯が抜けてしまう病気です。はじめは痛みや自覚症状が少ないため気づきにくく、痛みがでる頃には、だいぶ進行していることが多いです。
単なる口の病気と思われがちですが、近年の研究により、全身の健康状態にも悪影響を及ぼすことがわかってきています。
こんな症状はありませんか?
〈大きな画像はこちら〉歯周病セルフチェック [PDFファイル/571KB]
《出典元》
→公益財団法人 8020推進財団<外部リンク>
かかりつけ歯科医で定期健診を受けましょう!!
痛くなった時だけに行く歯科医は「行きつけ歯科医」です。
「かかりつけ歯科医」とは、ご自身の事をよく理解してくれていて、定期的に口の中を診てもらい、歯と口の健康を支援してくれる歯科医のことです。かかりつけ歯科医を持つ人は、持たない人に比べ、生活習慣病などにかかる医療費が少なく、長生きできる傾向にあります。
「行きつけ歯科医」ではなく、「かかりつけ歯科医」を作り、半年に1度の定期健診に取り組みましょう。
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