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寄付金の使いみち
青梅市では、皆様からの寄付金を次の事業に活用させていただきます。
1. 梅の里再生・復興に関する事業(市の重点事業です)
平成21年、梅の名所である吉野梅郷において、日本で初めてとなるウメ輪紋ウイルスの感染が確認され、市内全域が防除区域となりました。感染した梅樹は薬剤による治療方法がないため、感染拡大を防ぐためには伐採せざるをえず、平成26年度までに市内の梅樹約3万5千本が処分されました。青梅市にとって梅は、市の名前の由来ともなる象徴的な存在のみならず、重要な農業・観光資源として地元住民の生活を支えてきた大切な財産でもあります。梅の里の再生・復興のために、是非ともご協力をお願いいたします。詳しくは「梅の里再生事業に対するふるさと納税のお願い」をご参照ください。(左:伐採前の梅の公園、右:伐採後の梅の公園)
2. 新型コロナウイルス感染症対策に関する事業
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、市では、「新型コロナウイルス対策助け合い基金」を創設し、学校や福祉施設などの除菌対策、生活困窮者や市内事業者への経済的支援、市立総合病院をはじめとする医療関係機関への支援など、市が実施する様々な取組に、この基金を活用していきます。新型コロナウイルス感染症対策は、長期間にわたることが想定されております。新型コロナウイルス感染症対策に皆様のご支援をお願いいたします。
3. 吉川英治記念館に関する事業
吉川英治は、『宮本武蔵』や『三国志』など数々の名作を執筆し、大正から昭和にかけて活躍した小説家で、昭和19年から28年までの約9年間を家族とともに、自然豊かな吉野村(現在の青梅市柚木町)の地で過ごしました。
英治は、終戦を機に創作活動を止め、地元住民との交流や、公民館建設などに力を入れていましたが、やがて執筆を再開、『新・平家物語』をこの地で生み出しました。
英治が日々の生活を送っていた旧宅をはじめ、原稿や書画など自筆資料を展示した「吉川英治記念館」がこのたび青梅市に寄贈され、令和2年9月に再びオープンします。
吉川英治記念館の管理運営に対して、皆様のご支援を心よりお願いいたします。
(画像提供 公益財団法人 吉川英治国民文化振興会)
4. 御岳渓谷遊歩道の災害復旧に関する事業
御岳渓谷遊歩道の復旧工事などに活用させていただきます。青梅市の観光名所の一つである御岳地区には、多摩川を中心に水辺を散策できる「御岳渓谷遊歩道」があります。多摩川の清流と木々の新緑や紅葉、目前に迫る山々など四季折々の景観が楽しめる遊歩道です。令和元年の台風19号の影響で多摩川が増水し、流木などが混じった濁流により、遊歩道の各所で甚大な被害が発生しました。遊歩道の早期復旧に対するご支援をお願いいたします。
5. 国際交流に関する事業
姉妹都市であるドイツのボッパルト市との青少年友好親善使節団の派遣や受入、また、国際交流を行っている団体の支援を行い、市民主体の国際交流活動などに役立てます。
(事業例)
青少年友好親善使節団派遣・受入事業、語学研修育成事業など
6. 福祉施策に関する事業
高齢の方や障害がある方など、すべての市民が住み慣れた地域の中で、安心して生き生きと健康に暮らし続けられるよう、福祉サービスなどの充実に役立てます。
(事業例)
高齢者生活支援事業、障害者の就労支援事業など
7. 子育て・教育に関する事業
子どもたちの健全育成のために、子育ての負担・不安感を解消し、子育てと仕事の両立ができるよう、子育て支援センターや学童保育所などの充実に役立てます。また、子どもたちが、知性、感性、道徳心や体力を育み、郷土を愛する人間性豊かな市民として成長することを目指し、学校教育の一層の質的向上を図るため、自主的・自立的な学校への支援体制の充実のために役立てます。
(事業例)
子育て支援センター・学童保育所の充実、学校のICT(情報通信技術)環境整備など
8. 歴史・文化・芸術に関する事業
文化・芸術は、人々に精神的な豊かさや感動を与え、交流を活発化させるなど、生活に欠かせない重要な要素です。青梅市には2点の国宝をはじめ、天然記念物や史跡など、有形・無形の貴重な文化財が多数存在しおり、これら文化財の保存・活用に役立てます。また、芸術文化の振興と豊かな情操の育成のため、芸術文化活動で活躍した市民への芸術文化奨励などに活用させていただきます。
(事業例)
指定文化財保存事業、芸術文化奨励事業など
9. スポーツ振興に関する事業
「スポーツを通じてすべての市民が幸福で豊かな生活を営むことができるまち」の実現を目指し、いつでも気軽に健康・体力づくりができるよう、スポーツイベントの開催や、各体育施設の環境整備に役立てます。また、スポーツ活動等で活躍した市民や市内団体への援助や表彰などに活用させていただきます。
(事業例)
オリンピック強化指定選手の活動援助等
10. 都市基盤の整備に関する事業
良好な都市基盤や商業施設が整備された市街地は、安全で快適な居住環境やまちのにぎわい、産業・文化の集積を生み出すものであり、まちの発展を支える重要な礎です。安全で便利な道路網の整備や、青梅宿の情緒が残る青梅駅周辺の景観保全・整備の取り組みなど、まちづくりのために役立てます。
(事業例)
生活道路等整備事業、街なみ景観事業など
11. 青梅の森の保全・整備に関する事業
「青梅の森」は、市のほぼ中央に位置し91.7ha(東京ドーム約20個分)の面積を有しています。貴重な動植物が生息・生育できる環境の保全を進め、自然体験学習や散策、ハイキングなどのレクリエーションの場としての活用などに役立てます。
「青梅の森」に関する事業については、市ホームページ「青梅の森」をご覧ください。
12. 市立総合病院の建て替えに関する事業
青梅市立総合病院は、西多摩保健医療圏の地域中核病院として、地域医療の確保および医療水準の向上に寄与しています。寄付金は、病院施設の建て替えに活用します。「青梅市立総合病院」に関する事業については、青梅市立総合病院ホームページ<外部リンク>をご覧ください。
13. その他寄付者が指定する事業
上記1~12以外の使いみちを希望する場合はこちらを選択し、具体的な内容をご記入ください。ただし、使いみちが実現不可能なものはお受けできません。
14. 市長におまかせ
寄付金の使いみちを指定しない場合は、こちらをお選びください。市長が使いみちの選択をさせていただきます。
なお、当面の間、市の重点事業として取り組んでいる、「梅の里再生・復興に関する事業」に活用させていただきます。