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記事ID:0066944 更新日:2024年4月1日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

BCG(結核)

1歳に至るまでの方を対象とした定期予防接種制度(青梅市健康センターでの集団接種)があります。

病気の概要

結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気です。
結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。特に、小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤な結核につながりやすいため、注意が必要です。(引用元:厚生労働省ホームページ)

結核の発生状況

毎年新たに1万人以上の患者が発生しており、約2千人が命を落としています。
2021年は11,519人が結核患者として登録されました。(引用元:厚生労働省ホームページ)

結核にかかった場合

結核を発症した場合、無治療でいると50%程度の方が亡くなってしまうといわれています。現在は、医療の進歩もあり、そこまで高い割合で亡くなることはありませんが、髄膜炎を発症してしまった場合は、現在でも30%程度の方が亡くなり、治った方においても後遺症を残すことがあるといわれています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

BCGワクチン接種の効果

生後1歳までのBCGワクチン接種により、小児の結核の発症を52~74%程度、重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64~78%程度罹患リスクを減らすことができると報告されています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

BCGワクチンの副反応

予防接種は感染症を防ぐために重要なものですが、稀に副反応が発生することがあります。
1%以下の割合で、接種した後に局所の潰瘍やリンパ節の腫脹がみられると報告されています。また、発生頻度は不明ですが、接種後に「アナフィラキシー」、「全身播種性BCG感染症」、「骨炎・骨髄炎」、「皮膚結核様病変」等が発生したという報告があります。(引用元:厚生労働省ホームページ)

接種スケジュール等

接種スケジュール

標準的には生後5か月~8か月に達するまでの期間に1回接種します。最長で1歳に至るまで接種可能です。

青梅市健康センターでは月に1~2回集団接種を実施しております。

予診票通知時期

生後3か月頃に、3~4か月児健康診査の受診票と同封してご案内します。予診票に印字されている接種指定日でご都合がつかない場合には、下記の日時に健康センターにお越しください。予約は不要ですが、お子様が1歳の誕生日の前日まででないと、公費による接種はできません。(健康センターでの接種も不可となります。)

なお、予診票の紛失や、青梅市に転入等の理由により予診票がお手元にない場合は、母子手帳を持って健康センター窓口にて予診票発行手続きを行ってください。

令和6年度の集団接種日程

受付時間は10時~11時、会場は青梅市健康センター1階です。

母子健康手帳と予診票、清潔なバスタオルを1枚お持ちください。

令和6年

  • 4月15日_月曜日
  • 5月1日_水曜日
  • 5月31日_金曜日
  • 6月17日_月曜日
  • 7月4日_木曜日
  • 7月29日_月曜日
  • 8月19日_月曜日
  • 9月4日_水曜日
  • 9月30日_月曜日
  • 10月17日_木曜日
  • 11月6日_水曜日
  • 11月27日_水曜日
  • 12月19日_木曜日

令和7年

  • 1月16日_木曜日
  • 1月30日_木曜日
  • 2月17日_月曜日
  • 3月3日_月曜日
  • 3月24日_月曜日

接種後の反応

BCGワクチン接種後に、接種した場所がジクジクになってしまいましたが、病院に行った方がいいですか?

BCGワクチンを接種してから2週間くらい経つと、針の痕に一致して発赤や硬結が生じ、その後化膿してかさぶたを作ることがあります。このような反応は、BCGワクチン接種後には一般的にみられるものであり、特に接種後5~6週頃に最も強く現れるとされています。

通常は、接種した場所を清潔に保つことでこれらの症状は治りますが、数か月以上に渡りジクジクしている場合や、針の痕が互いに癒合して大きな潰瘍になってしまった場合には、稀に治療をすることもありますので医療機関を受診してください。(引用元:厚生労働省ホームページ)

コッホ現象ってなんですか?

上の問いの様な症状は、接種してから5~6週頃に最も強く現れるとされていますが、結核に感染している人にBCGワクチンを接種した場合、接種してから1週間~10日以内(多くの場合は3日以内)に同じような症状がみられることがあります。一種のアレルギー反応によるものと考えられていますが、このような現象を「コッホ現象」と呼びます。
コッホ現象は結核菌に似た菌(非結核性酸菌)に感染した場合でも発生することがあるので、必ずしも結核に感染していることを意味するわけではありませんが、このような症状が発現した場合には、速やかに医療機関を受診してください。

なお、平成17~21年度に厚生労働省にコッホ現象として報告された814例を検証した結果、コッホ現象に伴う重大な障害は認められなかったと報告されています。(引用元:厚生労働省ホームページ)

関連リンク

結核(BCGワクチン)-厚生労働省<外部リンク>

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