吹上中学校では、以下のような「学びと心の育成事業」に取り組んでいます。

 

  居場所づくり 絆づくり 

感性豊かな吹中生の育成 

   

 これまで吹上中学校では、保護者・地域の皆様の御支援をいただきながら、読書活動、環境教育、健全育成を推進し、生徒の居場所づくりや地域との絆づくりに取り組みながら生徒の豊かな感性の醸成を図ってきました。

 令和3年度もこれまでの成果を引き継ぎ、さらに保護者・地域の皆様との協働を深めながら、吹上中学校の特色ある教育活動を推進します。新型コロナウイルス感染症対策を十分に備えるため、工夫をしながら吹中生の感性を育んでまいります。

 

1  地域と協働した特色ある教育活動

(1)読書活動の推進

 ・これまでも、図書ボランティアの皆様に御支援いただきながら、図書館環境を整備したり、生徒の興味・関心を引き出す雑誌を配置したりしながら、図書室の昼休みと放課後の開館を行い、生徒が本と向き合う環境を整えてきました。現在は、感染症予防対策のため、図書ボランティアの皆様には待機していただいていますが、一日も早く図書ボランティアの皆様と生徒が交流できる日を待っています。

・朝読書の時間を定めたり、廊下に開架図書を配置したりすることで読書の機会を確保して、生徒の読書活動の充実を図ります。

  (2)環境教育の推進

 ・保護者・地域の皆様と協働した「花いっぱい運動」や「落ち葉掃き」を行い、生徒が地域と一体となり環境意識を高めるとともに、地域貢献の意欲と態度を育みます。

・花や木の世話をすることを通して「命の大切さ」を実感する機会をつくります。

 (3)健全育成の推進

・保護者・地域の皆様と協働して、命を大切にすることや自分の体を守ること、多様性を受け入れること等について深く考え、実践できるように取り組み、生徒の健全育成を図ります。

・新型コロナウイルス感染症予防対策をていねいに行うことで、自分と周りの人の命を大切にする行動を身に付けます。

 (4)   豊かな感性の醸成 

 ・保護者・地域の皆様と生徒が協働した美術や技術・家庭科分野に係る作品展を行い、吹上中ギャラリーを開催します。

・和楽器や吹奏楽の演奏を通して地域の皆様とつながりながら、生徒の豊かな感性を表現する場として環境を整えていきます。

・生徒スローガンや校章などを大きく掲示し、生徒の目標意識を高めるための校内環境整備に努めていきます。

  

2   全ての生徒の居場所づくりと絆づくり

(1)地域貢献活動の推進

 ・霞川清掃等の地域活動や吹奏楽演奏会、老人ホーム定期訪問等を行うことで地域の一員であることを再確認させるとともに、地域住民との絆を深める経験を推奨します。

 (2)個別学習支援

・学習援助員を配置して、個に応じた学習活動を行うことで全ての生徒が安心して学習に取り組む環境をつくります。

 (3)生徒会活動の推進

・生徒の主体的な活動として、協力して1つの目的を達成する取組を行うことで、互いを尊重し多様性を受け入れる態度を育みます。