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校長日記4月(R7)
校長日記 4月30日 18日目
朝の散歩
今日の朝の散歩は、根ヶ布2丁目多摩団地方面でした。
気持ちの良い青空の下、多摩団地に向かう途中には、田植えの準備を終えたまだ水の入っていない田んぼが見えました。(青梅総合の田んぼは除いて)四小学区で唯一の田んぼです。毎年個々の稲の成長を楽しみに根ヶ布方面の散歩に行っているので、田植えを心待ちにしています。
多摩団地に入り、中腹まで登ると、満天星ツツジがきれいに咲いていました。ツツジが咲くと、春から初夏への移り変わりを感じます。鮮やかな花びらの色が、今日の真っ青な空ととても合っていました。
多摩団地頂上付近に到着すると、そこには池田さが独り。「あれっ?みんなGWだからお休みにしたのかな?」と、思ってしまいました。しかし、その1、2分後、上から横から下から、沢山の子供たちの声がして、集まってきました。結果、いつもの待ち合わせ場所には、10人近くの子供たちが集結。最近では一番賑やかな朝になりました。
ある女の子が、手作りの虫かごを持参
「パパが作ってくれたんだ」と、とても嬉しそうに教えてくれました。一緒にいたお父さんは照れ臭そうにしていましたが、なかなか凝った作りの虫かごは、自慢の宝物です。「今日はここに虫を入れるんだ!!」と、とても楽しみにしていました。
2年生の男の子の元気な声で「おはようございます!!」のあいさつをし、出発しました。
学校への登校中、青梅大祭の話もしました。ある子は、「大きなりんご飴を食べたんだよ。」と、教えてくれ、もう一人は、「チョコバナナが好き」と教えてくれました。私も5月2日の初日は勝沼の山車に付いて歩かせていただくつもりでいます。時間のある方はぜひ、見に来て一緒に引っ張ってください。お待ちしています。
虫探し!!
2時間目の校長室の窓からは、2年生の子供たちが虫探しをしているのが見えました。「楽しそうだな」と惹かれて行ってみました。「こんなにたくさんのテントウムシを捕まえたよ。」と、いっぱいのテントウムシが入った虫かごを、男の子が見せてくれました。目の前を飛ぶちょうちょが地面に停まったところで、そーっと捕まえようとした女の子。あと一歩のところで、ひらりと交わされてしまいました。
「かわいい虫見つけたよ」と、洋服に停まった小さな虫を見せてくれた男の子。テントウムシを葉っぱから取ろうとしている子供たちもいました。
ある子は、見つけるとすぐに手を伸ばしていました。またある子は、「黒いてんとう虫じゃなくて赤いてんとう虫が良いんだけど・・・。」と、赤いてんとう虫を探していたところ、赤いてんとう虫を発見。指さしながら、「テントウムシを取るのはできないの。」と、一言。「乗せてもらうなら大丈夫なんだけど、自分で取るのはできないんだ。」と、教えてくれました。
校長日記 4月28日 17日目
花木園、行ってきました!!
今日は、つくし組のみんなと一緒に花木園へ行ってきました。
行きは、学校の西門を出て、北へ!!
狭い歩道を1列や2列に変えながら、上手に歩いて根ヶ布方面、天寧寺通りに向かいました。そこからは、林道を歩いて花木園へ。途中の用水路では、魚が見られ、身を乗り出して観察していました。だれもへこたれず、頼もしさを感じるほどでした。素晴らしい!!
花木園に着くと、グループごとに遊びました。とても感心したのは、「どこに行きたい?」と、低学年の子の気持ちを優先して行動を決めていたリーダーさんたち。内心、「ローラー滑り台に行きたい!!」と思っていても、初めは滑り台のある遊具のところに行くグループが多かったです。
慣れてきたところで、いよいよローラー滑り台に挑戦!!あまりのスピードに怖がる子がいるかなと思ったのですが、全く平気で、みんな大はしゃぎでした。ゆっくりになってもみんなで連なっていることが楽しい!!
ターザンロープにも挑戦しました!!
お昼はグループごとにお弁当タイム!!
お昼ご飯の後も、目いっぱい!!バスの時刻までたくさんたくさん遊んで、大満足な一日でした。
校長日記 4月26日 16日目
ありがとうございました
本日の学校公開、多くの方にご来校いただき、ありがとうございました。教室が狭いと感じるほどの方々に参観いただき、子供たちも先生も、緊張と高揚感に包まれた2時間だったと感じています。(どのくらすもいつも見ている姿よりもテンション高めでした)
今日はたくさん褒めていただき、来週以降、アンケート用紙を通して、学級の子供や担任にエールを送っていただけると嬉しく思います。
校長日記 4月25日 15日目
くもりのはずが・・・
今日の1、2時間目は、「働く消防写生会」を予定していました。前日の天気予報では「くもり」。気温も20度くらい。「最高のコンディションでできる!!」と、思っていたのですが、朝自宅の玄関を出ると霧雨。いつもは自転車のところ、電車での出勤となりました。校舎に入ると、副校長先生から、「今の校庭のコンディションは良いのですが、霧雨が止まないと難しいです。消防署は8時30分まで待ってくださるそうなので、もう少し様子を見たいと思います。」と、さっそく報告がありました。そして・・・、結果は「延期」となりました。楽しみにしていた消防車も救急車も今日は来ません。次回チャレンジは、5月13日。その日こそは、絶好のコンディションを期待しています!!
危ない!!
2年2組の教室に入っていくと、街中の絵が描かれているページをみんなが開いていました。「何をしているの?」と、聞いてみると、「ここが危ないんだよ」と、鉛筆で丸が付いた場所を指さして教えてくれました。
題名には「どうしてきまりがあるのかな」と書いてありました。よく見ると、絵を通して「きまり」について考える道徳の学習だということが分かりました。教室の中を見て回り、「どこか見つかった?」と聞くと、「信号が赤なのに飛び出してる子がいる」「学校の塀の上に載っている子がいるよ」「工事現場で遊んでいる子がいる」「手放し運転している子がいる」と、みんなたくさんの丸を付けながら教えてくれました。
「では、どうして決まりを守れないのかな?」と、渡邉先生が聞くと、
・ルールや決まりの意味を知らないから
・ふざけてやっちゃってる
・決まりなんてどうでも良いと思っている。
・(やめたいんだけど、)やりたくなっちゃう
・好奇心がはたらく
・広い場所を探せなかった
などの意見が上がりました。また発言する中で、自分たちはそんな風には思わないよということも、伝わってきました。
四小の周りにも、子供たちにとって危ない場所はあります。そういった場所には入らない、近寄らないということが大切です。また、交通ルールを守るだけでなく、周りの状況も見ながら歩くこともできるようになってくれると嬉しいです。ぜひ、ご家庭でも話題にしてあげてください。
私たちの町の様子を確認しよう
3年生の社会科の学習は、フィールドが青梅になります。そのスタートとして、まずは学校の周りの様子を見ていきます。今日は、先生たちが描いた周辺の白地図に、土地の使われ方ごとに色を塗っていきました。どんな発見があるか、完成が楽しみです。
校長日記 4月24日 14日目
朝の散歩
今朝は、成木街道入り口、踏切手前の十字路で朝の挨拶をしていました。以前にも書きましたが、ここの角のビルにはツバメの巣があります。そして、何度も見ているのですが、一度も親ツバメがえさを運んで来るところに出会うことができていません。でも、交差点の周りには、5羽以上のツバメがひっきりなしに飛んでいるのが見えます。赤ちゃんツバメの顔がいつか見られることを楽しみに、また挑戦したいと思います。
朝のできごと
「トントントン」
校長室のドアを開けて入ってきたのは、事務主事さん。「校長先生、校長ポストに何通かお手紙が入っていましたよ。」と、教えてくれました。「ありがとうございます」とお礼を述べてから、校長ポストを見に行くと、2通入っていました。
開いてみると、
(1)「校長先生へ、質問です。なぜ最近から、朝は「校歌」、昼は「線路は続くよどこまでも」、掃除の前は「白雪姫の歌のハイホーハイホーってやつ」が流れるのですか?
(2)「学校ある一輪車って、乗っても良いんですか?」
という内容が書かれていました。
まず、(1)についてです。これは、副校長補佐の中川先生が、チャイムの機能を調べていたときに、いろいろな音楽をチャイムの代わりに流すことができるということを発見されたことがきっかけです。そんな機能があるならば、味気ないチャイムよりも、子供たちにやる気・元気を付けてあげられる曲にしたいと考えられました。
朝の校内に入れるは、四小の活動開始ですので、ぜひ校歌で始めたい考えました。
給食の「線路は続くよどこまでも」は、キャンプの時にそのメロディーで、「ごーはんだ、ごーはんーだー、さーたーべーよー。」と、替え歌としてうたわれていた曲だそうです。
掃除の「白雪姫の曲」は、七人の小人が鉱山から帰るときにみんなで元気に歌われていた曲ですが、子供たちが掃除という仕事に向かうイメージで選びました。
最終下校の「ゆうやけこやけ」は、この曲が流れたら、学校にいてはいけないよ。寄り道しないで早くお家に帰りましょうという意味で選びました。
メリハリとともに、温かみのある雰囲気を作ってくれています。
次に(2)についてです。
四小には、結構な台数の一輪車があります。当然、休み時間に活用してほしいと思っておいてあるのですが、5年生の子からこのお手紙をもらったということは、子供たちには浸透していないということだということを再認識することができました。体育委員の先生を中心に、周知をしていきます。教えてくれてありがとう。
曲のリズムで歩こう!!
今日は、3年2組さんの音楽の授業を見てきました。
「春の小川」という曲を今日から歌うということで、どんな情景が描かれているか、歌詞を読みながらみんなで思い描くことから始めました。すみれの写真を見せると、「あっ、きれい!」。歌詞を読んでいくと、いろいろな生き物が登場することも分かりました。何度か曲を流したところで、「じゃあ、みんなも歌を歌ってみようか?」一回目は、そのまま歌ってみました。歌が好きそうな子は小さな声ながらも、この時点でリズムよく歌っていました。ただ、まだまだ歌う意欲が高まらない。「じゃあ、次は手をたたいてリズムを取りながら歌ってみようか。」大野木先生のアドバイスで、みんなで手をたたきながら歌いました。すると、さっきよりもみんなの目が見開き、歌の声も心なし大きくなってきました。「手だけじゃなく、ほかのものも入れようか。そうだ、足を踏み鳴らすのも入れて、3階踏んで1回手をたたくことにしよう。」歌う意欲も一気にアップ。体を動かしながら、楽しんで歌う子が増えてきました。
そして、最後の決め手は、「『さんぽ』の曲に合わせて、リズムの速さに気を付けて歩こう!」という活動をしました。先生がピアノを弾き出すと、みんな一斉に歩き出し、ゆっくりになるとスローモーションに、早くなると小走りになり、普通のテンポでは、ふつうに。これまで参加を渋っていた子も元気にリズム遊びを楽しんでいました。
校長日記 4月23日 13日目
班で楽しく読もう!!
「風のゆうびんやさん」
2年生最初の物語教材は、「人物の様子が伝わるように音読をしよう」というのがねらいです。そこで、2年2組の今日の授業では、グループで読むための役割分担や読み方の工夫について、班ごとに話し合いをしました。さあ、どんな楽しい音読ができるか、楽しみにしていてください。
はさみを上手に使えるかな?
1年2組の教室を訪問すると、色画用紙にいろいろな形の白い画用紙が貼ってありました。「何の学習なのかな?」と、前を見ると、黒板には「はさみとなかよくなろう」と言う言葉が書いてありました。子供たちの作品を見ると、ジグザクや〇や□、いろいろな形に切るのを挑戦したのが分かりました。貼り方にも個性があり、楽しんで行ったのが伝わってきました。
自分たちでできるもん
給食の時間に1年生の教室を訪問しました。すると、なんと、6年生の手も、先生の手も借りずに、自分たちで給食の配膳をしているではありませんか。担任の先生たちは、いつでも手助けできるようにすぐ近くで様子を見ていました。「あっ、危ない!」と、なりそうでならない。手助けがいりそうでなくても大丈夫。最後まで自分たちでやり切りました。
食べる様子を見ると、まだまだ少食ですが、好き嫌いに負けず、みんなよく食べていました。
校長日記 4月22日 12日目
頼もしい4年生
今日は、3年生4年生と共に、昭和記念公園へ行ってきました。
3、4年生の遠足テーマは、「笑顔満点、安全100点満点」。みんなで仲良く楽しく過ごすためにはどうすれば良いか、4年生がたくさんの時間を費やして考えてきてくれました。思えばちょうど2年前、この子たちが1、2年生の時に行った「青梅の森の遠足」。少しでも転びそうな坂があると、「私が守ってあげるから大丈夫だよ。」「手をつないでいてあげるからゆっくり歩こう。」と、2年生のお兄さんお姉さんが入学して間もない1年生をリードしてあげていたのがこの学年。今回もしっかりお兄さん、お兄さんの役割を担ってくれました。また、2年前は頼る側だった現在の3年生も、この2年での成長を見せ、自分の意見もはっきり伝えながら、協力して過ごす姿が見られました。
電車の乗り方も、公園での遊び方も、四小の子らしく、周りの人のことを考えて動くことのできた子供たち。素晴らしかったです。今晩は、ぜひたくさんの思い出話を聞いてあげてください。
【虹のハンモック】
網がいたいと言いながらも、飛び跳ねたり、転がったり、とても楽しそうでした。
【ローラー滑り台】
花木園よりは短いですが、とても楽しそうに滑っていました。
【ふわふわドーム?雲のじゅうたん?】
やっぱり1番人気はここ!!走ったり飛び跳ねたり、本当に楽しそうでした。
お昼は「みんなの原っぱ」で。大きなシンボルツリーの近くで食べました。
食べた後は、班ごとに楽しく遊びました。
今は、チューリップとネモフィラが真っ盛りです。Gwも大丈夫そうです。
校長日記 4月21日 11日目
初夏?
今朝は、今シーズン初めて半袖のポロシャツ(青梅ブルー)を着て、朝の散歩に出かけました。少し肌寒いかなと思いながら東青梅方面に向かって霞川沿いを歩き出すと、数分後にはそんな心配は吹き飛び、行きかう子供たちとの会話はすべて、「今日はとっても暑いね。」でした。そのような中、散歩の道中できれいな花をたくさん見ることができましたので、紹介させていただきます。
今年の委員会も期待大!!
今朝の集会は、「委員会紹介集会」でした。委員会が発足して1週間。新しく学校を引っ張っていく委員長・副委員長が、全校児童に向かって、「こんな委員会ですよ。こんなこと頑張りますよ。」と、アピールしてくれました。緊張しながらもカメラの方をしっかり向いて話す姿はとても立派でした。
みんなで〇〇〇〇を作ろう!!
「キリンが寝てるときって、こんな体勢なんだって。でも、寝ている時間はたったの20分。どうしてだと思う?」
パッと数人の子供たちの手が挙がり、「肉食動物の敵から身を守るため」という答えが返ってきました。
次の写真はうつぼでした。「そのウツボに今にも食べられそうな小魚が!」と、話をもっていきたかったところ、「あっ、それ掃除をしてくれているんだよ。」のつぶやきが・・・。渡邊先生は、「そうなの?」と、ちゃんとは聞こえていないふりをしながら、手を上げた子を指名すると、「小さい魚がウツボの歯の食べかすを食べてくれているところ」という、模範解答が返ってきました。「でも、もしかしたら食べられちゃうんじゃないかな?」と、もう少し突っ込んで聞くと、「おいしくないんじゃない?」「毒があるのかも」「骨が固いんじゃない?」という子供らしい意見も出てきました。「これはホンソメワケベラって言うんだよ。」と、渡邉先生が解説するところで、「ホンソメワケベラと嘘をついて、エラとかをちぎって食べていく魚もいるんだよ。」と、一歩上を行くつぶやきがまた・・・。
なかなか賢い4年2組の子供たち。「アリとアブラムシの関係」についても、パッと手が挙がり、答えていました。
そして、リアクションがとても良い!!「キリンやウツボとホンソメワケベラ、アリとアブラムシ、こんな秘密が21人で調べて集まったら嬉しいよね。」と、この単元のねらいである「クラス『生き物図かん』を作ろう!」を提示すると、「そうだね!!やりたい!!」と、とても盛り上がりました。
今日は1時間全部参観しましたが、子供たちのこの意欲は最後まで続きました。多少知識と意欲が溢れすぎている子もいましたが、この調子ならとても楽しい授業になること間違いなしです!!
春の生き物探し。
階段ですれ違った2年2組の子供たち。「どこに行くの?」と尋ねると、「校庭に虫取りに行くんだよ!」と、元気な返事。あとから校庭に行ってみると、とても楽しそうに虫探しをしていました。
校長日記 4月18日 10日目
朝から1時間目の過ごし方
校長室を出て左に曲がり、1階廊下をそのまま歩いて行くと、つくし学級1組の教室にたどり着きます。その手前に昇降口、そして保健室があるのですが、今日はその保健室の辺りで元気な声が聞こえてきました。「あっ、なんか歌っているな。」と、教室の前まで来ると、ちょうど歌い終わったところでした。続いて、詩の音読の時間です。まずは2年生から、お手本の音読がありました。もう何回も読んできたのでしょう。大きくはっきりした声で音読をする子供たち。さすが2年生、自信をもって読めていました。次は1年生の番です。「2年生も一緒に読んであげよう。」という松村先生の言葉で、みんなで一緒に大きな声で読みました。朝からみんなでしっかり声を出して、体の中から勉強へのやる気と元気を引き出しています。
階段を上がっていくと、元気の良い歌声が聞こえてきました。つくし学級2組に入っていくと、校歌を歌っているところでした。新しく加わった友達に教えてあげるように、しっかりと歌う子供たち。Gw明けには、みんなで元気いっぱいの校歌を歌えるようになるのでしょう。
横に歩いて行くと、今度は元気な歌声は聞こえてきません。まるで誰もいないかのようでした。そーっとつくし学級3組の教室の戸を開けると、みんな静かに、そして何かを書いているようでした。そのままそーっと子供たちのところに近づくと、今日の予定とミニ作文を書いています。前の2つの学級とは逆に、落ち着いた環境で学習をスタートしているようでした。集中して取り組む姿勢がとても素晴らしいです。
みんなで楽しく読もう!!
2年2組の教室を覗いてみると、国語の時間でした。「風のゆうびんやさん」という心温まるお話に浸り、人物の様子を思い浮かべながら読むのがめあてです。
「ゆうびんやさんのところを読むのが1号車さんで、犬さんのところを読むのが2号車さん、ナレーターは3号車さんね。」グループごとの役割分担読みです。まだ少し慣れていないのか、声の小ささが気になりましたが、一回り読み終えると、次は自分の好きな場所を読んでみようということになりました。そこにさらにプラスして、「役割演技をしたい子は前においで」と声を掛けると、犬さんに女の子3人。郵便屋さんに男の子4人が立候補。恥ずかしがりながらも、代わりらしい演技を見せてくれました。
校長日記 4月17日 9日目
作者はこの物語を通して何を伝えたいのだろう
電子黒板に、アンパンマンの絵が映されると、
「アンパンマンの作者は、この物語を通して見ている人に何を伝えたいのだろうね。」の言葉。子供たちから出たのは、「平和」「悪さしちゃいけないということ」「ヒーロー」
「そうかあ、正義は勝つとか、悪いことをしちゃダメと言うことを言いたいのかもしれないね。」
次に出てきたのは、「サザエさん」でした。すると、子供たちからは、
「魚のこと?」「家族愛」「昭和の日常」
「魚」はともかく、なかなか的を得た意見が出てきました。私も、何気ない日常の暖かな雰囲気がこのアニメの魅力だと感じます。正木先生からは、「家族って良いよね」という言葉が。
さらに、「ポケモン」「プリキュア」と続き、「みんなで仲良く」「友情」「相棒の良さ」、「仲間がいれば勝てる」などの意見が出てきました。
そして、「おにぎり石の伝説」の絵が出てきました。
「今みんなで読んでいる『おにぎり石の伝説』という作品を通して、作者が伝えたいことは何かな?今日の学習を通して、そのことを考えます。」
「全員発言」を意識した授業。発言をするたびに、発表した子の名前磁石が下に下げられていく。正木先生が発問したとき、初めの方の子は、意見とともにその意見をもった理由も求められる。そうして何人か発表したところで、次は少し敷居を低くして、「意見だけで良いよ。発表しよう。」と声を掛ける。「〇〇のことについて隣の人と話してごらん」と、身近なコミュニケーションも大切にする。みんなが参加する授業を目指す姿勢が伝わる授業でした。授業の終わりには、ほとんどの子の名前磁石が下げられていました。
「授業はみんなでつくるもの」新しいクラスをそんな空気にしようと、みんなで頑張っています。
表やグラフに表す先に
2年1組の教室に入っていくと、算数の授業をしていました。
「おとしもの」について、どんな落し物が多く、どんな場所で落とすことが多いか、表やグラフにまとめていたようです。また、実際に2年1組の落とし物ボックスを見せ、普段の落とし物の多さについても、触れていました。グラフや表にまとめることの良さ確認してから、次の言葉が担任の先生から発せられました。
「では、調べたことを使って、落とし物を減らすにはどんなことに気をつければよいか、グループごとに話し合ってみましょう。」
以前の算数なら、表やグラフの良さを知って終わりでした。しかし、今の算数(すべての教科)は、「実生活に生かす」という視点を大切にしています。子供たちはグループの形にして、どうしたらよいのかをリーダー中心に話し合いました。
【出た意見】
・名前を書く(油性ペンで書く)
・六角形の鉛筆を使う。丸いと転がりやすいから
・落とし物ボックスを見る
・必要のないものは出さない
・落とさないようにする
・紙に何を持っていったか書く
今日はカレーの日!!
今日は、学校給食1番人気のカレーの日でした。1年生にとっては2回目の給食がカレーというのはとてもラッキーです。学校給食のカレーは、大きな鍋でたっぷりのお肉と野菜で作っているので、とってもおいしいです。また、甘口と中辛の間のような辛さです。子供たちの感想はいかがでしたでしょうか?
また、今日の付け合わせのサラダにはしめじが入っていたのですが、「校長先生、キノコ嫌いだけど、給食だから食べてみる。」と言って、見事に食べるところを見せてくれた子もいました。学校給食は好き嫌いを減らすことにも一役かっています。
校長日記 4月16日 8日目
朝の風景より
今朝は、東青梅駅西の踏切手前の十字路に行きました。この交差点では、建物の軒下に毎年ツバメが巣を作っています。4月当初より気付いていたので、今日も覗いてみました。すると、下からのぞいた瞬間に親ツバメが出てきたと思ったら、あっという間に飛び立っていきました。どんなエサを探しに行ったのでしょうか。
子供たちはどの子も元気に挨拶をしてくれています。また、ここでも1年生とちゃんと手をつないで一緒に登校する鬼員さんお姉さんや、保護者の方々とお会いすることができました。まだ恥ずかしくて、「おはよう」と声を掛けてもはにかんで声が小さくなってしまう子が多いですが、きっとGw前には元気に挨拶をしてくれるようになるのでしょう。今度個の交差点に立つのを楽しみにしています。
図工がスタートしました!!(1年生)
今日から1年生の図工がスタートしました。1回目の作品は、「自分の顔!!」です。まずは、色画用紙に長丸の線を書き、線に沿って切りました。次は、白い画用紙に切り出した長丸の色画用紙を貼って、顔の輪郭が完成。その後は、自分の顔を思い描きながら、目や鼻や口、髪の毛を描いていきます。どんな顔になったのか、学校公開の楽しみにしていてください。
中休みの風景より
今日もとても天気が良く、中休みは先生たちも外に出て、元気に遊んでいる子がたくさんいます。その様子を見ると、学校って良いなと改めて思います。また、そのすぐ横では、2年生が植えたチューリップがきれいな花をたくさん咲かせ、校庭を彩ってくれています。そして、その後ろの学級園では、3年生が植えたキャベツに水をあげているこもいました。残念ながらこのキャベツは自分たちではなく幼虫の口に運ばれることになるのですが、たくさんの蝶が集まるように大きく育ってくれることを願い、世話をしています。
初めての学校給食
今日から1年生の給食がスタートです!!
白衣の着方から始まり、テーブルのセット、給食配膳台の準備、そして給食のもらう。食べる前には牛乳瓶の開け方を知る。一つ一つの説明を聞くうちにお腹が空いてきて、しまいには「早く食べたい!!」という声が聞こえてきました。初めての給食の味はどんなだったかな?ぜひ、聞いてあげてください。
校長日記 4月15日 7日目
朝の散歩
散歩に行こうと校庭に出ると、これまでとは少し違う感じが・・・。校舎の影がくっきりと校庭に描かれ、日陰はひんやり、日向は少し暑いかな、そんな体感でした。週末に向かってさらに暑くなっていく予報も出ています。霞川沿いの木々は若葉をまとい、新緑の美しさが際立っています。野外活動にはぴったりの季節になってきました。
散歩から戻ってくる道で、3年生の男の子に出会いました。
「新しい担任の先生はどう?やさしい?」「うん、とってもやさしいよ。」「音楽は楽しい?」「うん、音楽の先生も優しくて、楽しいよ。」「クラス替えをしたけど、仲の良い友達はできた?」「うん。クラス替えで前のクラスで仲の良かった子はみんな違うクラスに行っちゃったけど、2年生の時に違うクラスだった子と一緒になったから、大丈夫。クラス替えがあるたんびに、友達が増えるのが嬉しいんだ。」
こんな考えが持てるって、素敵だなと思いながら、一緒に学校にやってきました。とっても楽しく来たため遅刻しそうでしたが、8時20分にギリギリセーフで間に合いました。
環境って?
5年生の理科では、身の回りの「環境」から考え、学習していきます。今日はその第1日目でした。
大塚山の頂上まで来た6年生に、新井先生は、「君たちの周りにあるもの、君たちを取り巻いているいろいろなもの、それを君たちにとっての『環境』と言うんだよ。今日はまず、個々から見えるものを探してみよう。」そんな、ことを話されました。その後個々に、大塚山を散策してみました。
「どんなものが見えた?見つかった?」と、再度集まったところで新井先生が尋ねると、子供たちからはこんな意見が出てきました。
・グランド ・電波塔 ・イオン ・山 ・家 ・マンション ・電車 ・鳥が飛んでる ・コンビニ ・竹 ・お墓 ・駐車場 ・木がいっぱいあった ・花 ・車 ・ツツジ ・もみじの木 ・市役所 ・ファミマ ・工事をしていた
さあ、個々からどんな学習になっていくのか楽しみです。
6番目に小さい数は?
4年1組の教室を覗くと、算数の時間でした。問題は、「0~9までの10個の数字を1回ずつ使って、10桁の数を作ったとき、6番目に小さい数は何ですか?」という問題を解いているところでした。「一番小さい数字は、1023456789だね。次に小さい数字は、1023456798。そこまではみんな大丈夫。」吉田先生も子供たちの周りを歩きながら、一緒に考え、たくさん頭を悩ませていました。粘り強く考える、とっても大事な力です。下のノートは答えが載っていますが、ぜひ考えてみてください。
1年生を迎える会に向けて
2時間目の3年1組では、3時間目の1年生を迎える会にはどんな気持ちで参加したらよいかな?ということを、子供たちと考えているところでした。「怖くないから、大丈夫だよ!」「みんな頑張って!」そんな言葉も子供たちから上がり、お兄さんお姉さんの優しい気持ちがたくさん表現されていました。さあ、3時間目にどんな会になるか、楽しみです。
1年生を迎える会
3時間目は体育館に全校児童が集まって、「1年生を迎える会」を行いました。5年生が作ったアーチをくぐり、6年生と手をつないだかわいい1年生が入場です。みんな笑顔で楽しい会となりました。「友達を100人なんて言わず、300人以上、みんなと仲良くなってほしい!!」そんな素敵な雰囲気を作れるのは、四小の子供たちの強みです。
校長日記 4月14日 6日目
令和7年度初めての月曜朝会
今日の月曜朝会はテレビ放送で行いました。第1回目ということで、「校長先生はこんな学校にしたい!!」ということを、話しました。保護者会の学校説明会でも触れている内容ですので、プレゼンテーションの画面だけ、紹介させていただきます。どんな話だったか、子供たちに聞いてみてください。(あまり伝わっていないかもしれないのですが・・・)
ひらがな学習スタート!!
1年生の教室を覗いてみると、2組さんでは鉛筆でいろいろな線をなぞるプリントに、1組さんでは「つ」というひらがなのプリントに取り組んでいました。田中先生は、「つ」の書き方を解説するときに、「1の部屋から書き始めて、2の部屋を通って、4の部屋へ下りてくるんだよ。3の部屋まで行ったら行き過ぎだからね。」と、話していました。字形を整えるのはなかなか大変ですが、良く書けたものを褒め、ていねいに書く習慣をつけたいと思います。また、鉛筆の持ち方もこの時期に指導してあげると、変な癖がつかなくて済みます。ご家庭でもぜひ、見て教えてあげてください。よろしくお願いします。
どんな色になるのかな?
校庭を見ると、6年生がグループごとに集まって、何かしていました。
「何をしているのだろう?」と思って校庭に下りてみると、きれいな色水をたくさん作っていました。近くの子に何をしているのか尋ねると、「校長先生ちょっと来て。」と、階段の下に連れて行ってもらいました。「ほらっ、きれいでしょ。」と、見せてもらったのは、沢山の色水が配置された空間でした。「本当だ!きれいだね。どんな色が合うのか考えて作っているんだね。」と返すと、「そうだよ。いろいろな色を作って、並べているんだ。」と、嬉しそうに教えてくれました。
校長日記 4月11日 5日目
朝の登校の様子
昨日から1年生の登校が始まりました。大きなランドセルを背中に背負って、どこか不安定な歩き方です。お兄さんお姉さんや大人の方々と手をつないでもらっている子もいました。でもみんな、元気に登校できています。毎年見る光景ですが、その様子は微笑ましく感じます。
ただ、ここだけはお家でも確認をお願いします。「交通安全に気を付けて、指定されている通学路を通って学校に来る。」教育委員会の方からも話がありました。この時期は、新1年生の交通事故が多いそうです。そんな悲しいことが起きないために、今一度子供たちと話をしてあげてください。
朝のお仕度
入学式で6年生が「私たちに任せてください!」と宣言したのが2日前。この2日間の朝は、1年生の下駄箱から1年生の教室まで、黄色い帽子と黄色いランドセル、そして背の高いお兄さんお姉さんが一緒に行動しています。そして、手取り足取り一緒に用意をしてくれています。「もう大丈夫だよ!」と、1年生から言ってもらうまで、温かくサポートするお兄さんお姉さんです。
はじめてのなまえ
今日は、学校では初めて、自分の名前を書きました。「どんなことになるのかな?」と、少し心配していたのですが、みんな取っても上手でびっくりしました。保護者会の日に見られると思いますので、楽しみにしていてください。
校長日記 4月10日 4日目
音楽の授業、始まりました!!
今日から専科の授業が始まり、音楽の第1回めは、1時間目でした。記念すべき第1回は、3年2組です。
音楽室に向かう廊下では、担任の川崎先生から、「この四小での初めての授業は君たちなんだって。」という言葉が聞こえてきました。子供たち自身も、3年生になって初めての音楽。少し緊張しながらも、しっかりと歩いていました。
「気を付けー、これから1時間目の授業を始めます」
「よろしくお願いします」
まずは、自己紹介からスタートでした。
「私の誕生日は、〇月〇日です。」と言うと、「僕のお母さんと同じ誕生日だ!」「私の誕生日に近い!」の声。
好きな食べ物の話では、「丸いです。丸が何個かあります。」のヒントが出ると、「イクラはいくら?」のダジャレが登場。「もっと大きいです。」と次のヒントが出たところで、「ドラゴンボール!」食べ物ではないものまで飛び出しました。みんなが分からないということで、最後のヒントとして絵を描くと、「あー、分かった!」の声があちこちから聞こえてきました。「じゃあ、みんなで言ってみようか?せーの!」「たこやきー!」大正解でした。
特技の話では、ピアノの演奏披露がありました。「みんなが知っていそうな曲を弾くよ」と話してから演奏を始めると、「あー、知っているんだけど」の声がちらほらと。さらに進むと、「あっ、ディズニーだ!」「海賊のやつ!」パイレーツオブカリビアンでした。「みんなが弾いてほしい曲があったら教えてね。練習してきて弾いてあげるよ。」と、この先の楽しみも予告してくれました。
リズムゲームでは、手拍子に合わせて自分の名前を言っていきました。「パンパン〇〇!」「パンパン〇〇!」と、リレーをしていき、最後の方に私や担任の先生も加えてもらって、「パンパンたけし!」「パンパンまこと!」と、楽しむことができました。みんな楽しんで取り組んでいました。
最後は、「校歌」の合唱で締めました。新しい音楽の先生に校歌を教えてあげるように、大きな声で結構真剣に歌う姿はとても素敵でした。これからの授業が楽しみです。
国会って何だろう?
今日の3時間目は、6年2組の社会のスタートでした。(昨日は1組)
「政治と聞いて思うことは?」
大竹先生の質問に、ある女の子は、「政治家」と答えました。「なるほどね。政治をする人が思い浮かんだんだ。いいね。」その言葉を聞くと、それまで悩んでいた周りから、「税金」「石破氏」という言葉がさらに続きました。
「石破氏って、どんな人?」
「総理大臣!」
「内閣総理大臣って、どんな人だろうね。」
「政治の一番上の人」「一番えらい人」
「日本の〇〇を決めるリーダー」
〇〇のところは、ルールなのか、法律なのか、憲法なのか、いくつかの意見が出てきました。
もう少し簡単に考えようということで、男の子二人がボールを取り合ってけんかになる場面を提示しました。
「けんかをしないために必要なものは何だろう?」と質問すると、「ルールを作ればいい」という意見が出てきました。
「難しい言葉で言うとこういうことなんだけど」と政治の意味を示しながら、大竹先生が言葉を続けました。
「政治とは、今の君たちのことなんじゃないかな・・・」謎めいた言葉にみんながきょとんとしていると続けて、「みんなは5年生から6年生になるまでに積み上げてきたもの、学校のみんなのための「幸動」。それがまさしく政治なんじゃないかな。」
「日本は誰のもの?天皇?総理大臣?トランプ大統領?」「ちがう!!」「国民だよね。誰か一人のものではなく、国の運営や未来を決める権利は、国民一人一人のものだよね。みんなの幸せのためにあるのが政治なんじゃないかな。」
〇×クイズでは、こんな意見が出ました。
「だれでも自由に本を出版しても良い」〇はパラパラ、×が大多数
×もし勝手に出したら、本が増えすぎちゃって、犯罪にも使われてしまうかもしれない。
△権利を取って、作家になれば出せる。
×誰もが出せたら、誰かを傷付ける本も出回ってしまう。
「駅などの公共施設やお店には、盲導犬と入ってよい。」
〇買いたいものがあったとき、目が不自由な人は盲導犬がいないと入れないから。
〇どこにも行けない。盲導犬に文句を言ってくる人がいたら、その人たちの方が悪い。
△アレルギーの人がいる場所はダメなんじゃないかな。
△精密機器がある場所はダメなんじゃないかな。
〇盲導犬を連れている人を断ったら差別が生まれてしまうのではないかな。
△公共施設とは良いけど、精密機器を扱っていたりしてダメなところはあるのではないかな。基本的には良いと思う。
このように、〇×クイズでは、活発な意見交換も見られました。
はじめのいっぽ!
5年1組の体育もスタートしました!
今井先生から、体育の学習をこれからスタートするにあたっての約束がいくつか話されていました。
「体育の授業は服装が第1です。寒いときはトレーナーを着ても良いけど、そのまま来ているような授業はしません。準備運動後には脱げるように体を温めてください。マスクは基本的に外します。本当に寒いときは、着せることもあることも付け加えておきます。」
その後、「気を付け」「休め」「前へ倣え」の基本をおさらいし、みんなしっかりとできているのを確認しました。
「今日の授業のめあては、『仲間とかかわりあって運動しよう』です。」「体育って楽しいなと思ってほしい。」
そんな思いを伝えるために、「体ほぐし運動」をたくさん行いました。
最後は、みんなが一直線に並んで手をつなぎ、その手を決して離さずにフラフープを端から端まで送りました。今まで教えた子供たちの記録を伝え、「みんなはどのくらいかな?」と話してスタートしました。すると、この子たちはとても上手でした。ものすごく速いというわけではなく、とてもスムーズで、結果は・・・。今までで一番良いタイムを出していました。すごい!!
校長日記 4月9日 3日目(2)
午後は、入学式がありました。
気持ちの良い青空の下、体育館演題の後ろの大きな窓から見える新緑や、ギャラリーの外に見える桜がとても美しく、室内にいながらも、春を満喫することができ、そのような中で入学式を行うことができる喜びを感じました。
参列していただいた来賓・地域・保護者の皆さんの暖かな眼差し、最高学年として立派に参列した6年生の姿勢や最後の言葉、そして何よりも、式の間中新1年生とは思えない落ち着いた態度と、前を向いてしっかりと話を聞く姿に感動した式となりました。明日からの学校がとても楽しみになりました。
【式 辞】
新一年生の皆さん、入学おめでとうございます。 今日から皆さんは、この青梅市立第四小学校の一年生です。皆さんが入学してくるのを、みんな楽しみに待っていました。私は、校長の吉原 剛と言います。よろしくお願いします。一日も早く学校に慣れて、四小を大好きになってくださいね。さて、今日は、みなさんと、3つの約束をしたいと思います。よく聞いてください。
まず1つめは、「挨拶をしっかりしよう」ということです。この四小では、「全力あいさつ」を合言葉にしています。ぜひ皆さんも元気なあいさつをしてください。
2つめは「友達と仲よくしよう」ということです。お友達と仲よくなるには、やさしくお話をすることが大切です。また、周りの友達が困っていたら、助けてあげてください。
そして3つめは、「いのちを大切にしよう」ということです。ここにいるみんな、ひとりひとりがとても大切です。特に交通安全には気をつけて、毎朝元気に学校に来てください。
今お話した、「あいさつ」「なかよく」「いのちを大切に」の三つが、今日の大事なお約束です。よくお話をよく聞けました。では、一年生のみなさんは、少し待っていてください。
さて、保護者の皆さんには、ご入学を心からお祝い申し上げます。私たち教職員一同、力を合わせ、一人ひとりのよさや可能性を引き出し、輝かせられるよう、全力で取り組んで参ります。
保護者の皆さんにもお願いがあります。それは、「朝の元気」を付けてあげることです。そのために大切なことは、「朝早く起こす」「顔を見ておはようのあいさつをする」「朝ご飯を食べさせる」の三つです。学校の教育は家庭との協力なくしては成立しません。どうぞ共に歩んでください。
結びになりますが、本日は、青梅市教育委員会 指導室長 宇野賢悟(うのけんご) 様を始め、多くのご来賓の皆さんにご臨席を賜り、式を挙行できますことを心から感謝申し上げます。
さあ、一年生の皆さん、明日の朝から、「おはようございます」のあいさつとともに、元気に学校にきてくださいね。待っています。
子どもたちが、健やかに、たくましく育つことを心より願い、私の式辞といたします。
令和七年四月九日 青梅市立第四小学校長
校長日記 4月9日 3日目(1)
午前中の様子
今日の1、2時間目は、新しいクラスを見て回ってきました。
「2年生」
早速、漢字の学習が始まりました!2クラスとも、新しい漢字「風」の書き方を通して、ドリルの使い方、ノートの使い方を確認しているところでした。「風という字は、2画目がこんな風に曲がっていて、はねるんだね。1年生までにはなかった書き方だね。」と、漢字のレベルアップについても触れながら、学んでいました。これから漢字の宿題が始まります。家庭学習でのご協力、どうぞよろしくお願いします。
「3年生」
1組では、スマートフォンについて触れ、Snsのルールの話をしていました。まだほとんどの子が持っていませんが、これから徐々に増えていきそうな話が聞こえてきました。できれば、まだ持たせないでいただくのが良いと思っています。
2組では、国語の教科書を使った学習のスタートです。みんなで詩を読んで、その音の楽しさを味わう時間でした。音読の宿題が出た際は、ぜひそのリズムを子供と楽しんでください。
「4年生」
1組では、自己紹介の時間でした。新しいメンバーと楽しく過ごすために、まずは皆に自分のことを分かってもらおう。聞いている友達も、「知りたい!!」という雰囲気をたくさん伝えて、和やかな雰囲気で行っていました。
2組では、もうしっかりと国語の授業がスタートしていました。「会話を楽しむ工夫」の学習は、クラスのスタートにもピッタリな内容です。どんな工夫が出てくるのか楽しみです。
「5年生」
5年生は2クラスとも、学級目標の話し合いをしていました。より良いクラスにするために、「こんなことを頑張りたい」「こんな雰囲気にしたい」みんなで思いを出し合って、どんな目標になるのか、今から楽しみです。
「6年生」
2組さんは、担任の先生に所用があり、朝の15分ほど、自分たちだけで進めていました。朝の会が終わったあたりでたまたま通りかかると、自分たちで漢字ドリルを出し、進める姿が見られました。早めに書き終わった子は、「自主学習ノート」を取り出して進めるなど、担任の先生がいなくても自律して過ごすことができ、安心しました。立派です。
「政治って何?」
6年1組は、早速公開授業を行いました。
仲山先生の最初の質問は、「政治って、何でしょう?」というものでした。初めはきょとんとしていた子たちですが、ノートに書いたのを見ると、
・国を治めること・国の管理をする・自分の国のために何かする人・国を代表している人・国をまとめている など、なかなか的を射た答えを書いている子がたくさんいました。しばらくして、仲山先生から、「難しい言葉で言うとこういうことなんだよ」と、「政治」の意味が示されましたが、いまいち分かりづらい。
そこで、〇×クイズの登場です。
「誰でも本を自由に出版しても良い」
出した瞬間にある子が、「著作権があるんだからそんなわけないよ!」と、発言。教室全体の雰囲気は、「×だ!!」と、流れました。黒板に貼った磁石は、【大多数】対【3】。担任にとっては、「大成功!!」のスタートです。
意見を聞く段階に入り、×派の男の子が、「えー、〇〇は〇なんだ!」と驚くと、仲山先生がその子を指名しました。すると、「(人権があるから、)自由にできると思う」の意見を話しました。すると、ほかの子が、「そう言えば、テレビで一般人がお金を払って本を出していたよ。」と、付け足しました。「えっ、俺変える。」そんな言葉も聞こえだし、雰囲気は一変。さらに、「〇」を付けた次の子の発言が衝撃でした。「だって、うちのお母さん、本を出しているよ。」ダメ押しで、「こんなにたくさんの本が世の中に出ているんだから。決まりがあったらそんなに本はないと思う。」
ここで話し合いは終了、仲山先生から、「教科書を見て確かめてごらん」の言葉。
「なんだとー!!」
「だれでも自由に出版できる権利があるって!!」
とっても有意義な展開でした。
これでウォーミングアップ終了、〇×クイズは、この後、5問出題され、その話し合いを通して、政治の学習のオリエンテーションを行いました。
校長日記 4月8日 2日目
今日は、霞台中学校の入学式に参列してきました。ほんの1ヶ月前まで四小の教室で勉強し、校庭で遊んでいた子供たちが、制服を着て入場してくるのを目にして、少しの違和感を覚えるとともに、「本当に中学生になったのだな」ということを実感しました。先輩の2年生、3年生が歌う校歌も迫力と言うか厳かさがありました。素敵な中学生になって、また遊びに来てくれることを願っています。
さて、とても穏やかな天候でしたので、霞川沿いを通ってから、霞台中学校まで歩いて行きました。すると、城山公園の桜がとてもきれいに咲き誇り、思わず写真に収めていました。きっと明日の入学式も、校庭や城山公園、大塚山の桜は写真スポットになるのではないでしょうか。
校長日記 4月7日 始業式
朝、今日から1年間子供たちが学ぶ教室を見て回りました。
どの教室も清掃が行き届いていて、沢山の笑顔で空間が埋め尽くされるのを今か今かと待っているようでした。クラスによっては、黒板に先生たちのメッセージも書かれていて、初日らしい雰囲気を一層際立たせていました。
いよいよ始まります。
令和7年度もどうぞよろしくお願いします。
着任式・始業式
クラス分けの用紙をもらうと、新しいクラスで整列をして、着任式・始業式を行いました。
「新しい友達に浮足立って、なかなか並べないのでは・・・」と、思っていたのですが、さすが四小の子供たち!!副校長先生の声をよく聴いて、静かに並ぶことができました。幸先の良いスタートです。
新しい先生の紹介、そして学校の先生たちの紹介、さらに担任の先生の紹介を行いました。とってもたくさんの先生方がいらしたので、長かったのですが、担任の先生の紹介まで集中を切らさず、しっかり聞くことができました。そして、いよいよ担任紹介。「校長先生が、新しい担任の先生の名前を呼んでも、騒いだりしたらだめだよ。拍手をたくさんしてくださいね。」子供たちにはちょっと意地悪に聞こえたかもしれませんが、先生たちだって人間なので、喜んでくれたら嬉しいけれど、あまり声が上がらなかったら少し悲しいので、こんな言葉かけをしました。すると、とても素直に守ってくれました。
始業式の中で、新6年生が、最高学年としての決意を発表してくれました。始まる前は緊張した様子でしたが、2人ともとても立派で、6年生のこれからの活躍が楽しみになりました。
5年生と6年生は、今日さっそく学年集会を行い、高学年として学校を引っ張っていく気持ちをさらに高めていました。背中越しでもやる気が伝わってくる、良い雰囲気の結団式でした!! 期待しています!!
結びに。
校長日記は、今年度も続けていきますので、ぜひご覧ください。
保護者の皆さん、地域の皆さん、今年度も本校の教育活動にご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。