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校長日記6月(R6)
校長日記 6月28日(金曜日)
中休みが終わるチャイムが鳴りました。あと5分で授業が始まります。教科書を用意しだした子供たちを見て、「教科書を出している子、カッコいいね。」と、声を掛けているのは副担任の川口先生です。その声を聞いて、「あっ、出さないと!」と気付いた子が机の中から出してくる。そうして、渡邉先生が到着した時には、みんなの机の上には教科書がそろっていました。そこで一言、「教科書が出ている子、すごい!!」
「気を付け」
「これから3時間目の学習を始めます」「よろしくお願いします」
と、声を揃えて始まりました。気持ちの良いスタートです!!先ず出てきたのは、1枚の写真です。「やまあらしだ!」と、一斉に声が上がりました。「やまあらしってどんな体?」と続けて聞くと、何人かの子が話しています。その中で、教科書に出てきた言葉で説明した子がいました。「かたいとげをもっています。」すかさずその声を取り上げて、みんなでそのページを開きました。「ながくてかたいとげがあります」という文をさっと見つけた子が発言すると、「〇〇さんが見つけてくれました。」と言って、みんなでその部分を見ていきます。子供たちのつぶやきを大切に授業を展開していきます。やまあらしの動画を見ました。
以前なら白黒の写真を提示するだけでしたが、今は電子黒板を使って動画を見せることができます。どうやって身を守るのか、とげをどうやって立たせるのか、子供たちは集中して見ていました。とげの立ち方が今一歩分かりづらかったようで、「とげの立て方を見るよ。」と一言加えて見せると、分かった子がたくさんいたようでした。その後、みんなで音読を繰り返し、ワークシートに取り組みました。ワークシートは個人作業の時間をじっくり取り、その後、近くの子供たちと答え合わせをしました。「ここがそうだったんだ。」「そこは分からなかった。」と、友達から学ぶ姿があちこちで見られました。ある子が私のところに寄ってきて、「校長先生、僕は7つ分かったんだけど、1つだけ教えてもらったんだ。」と、教えてくれました。話し合い、教え合いのできる子供たちが育っています。
あひるの あくび
言葉遊びの詩が教科書に出てきました。リズムよく読みながら、五十音にしたしもうという詩ですが、1年2組の子供たちは、その詩を読むだけでなく、自分たちでオリジナルの詩を作ってしまいました。
そして、クラスみんなで作ったところで留まらず、自主的に作ってきてくれた子もいたのをとても嬉しそうに、担任の渡邉先生が持って来てくれました。1年生のうちからこんなことができるなんて素晴らしい!!
校長日記 6月27日(木曜日)
今日の5時間目は、つくし組1組さんの授業を参観して来ました。この1組さんは、4月に入学した1年生の子供たちです。今日はお客さんも数名来ていたので、「大丈夫かな?」と心配をしていたのですが、みんなよく集中して学習することができました。挿絵を通して、どんな様子か考えたり、もぐらさんとねずみさんの思ったことを想像したりして、物語の世界を味わうことができました。
6時間目のスタートは、4年1組に訪問しました。タブレットを前において、グループで集まって何やら作業をしていました。「何をしているの?」と聞いてみると、「ごみ」の学習をしたまとめに自分たちで調べたことを、プレゼンテーションで発表するんだよと、教えてくれました。「校長先生見てください。」と声を掛けられました。見てみると、ただ写真を貼るだけではなく、アニメーションで動かして見たり、文字の大きさを工夫したり、さまざまな工夫が見られました。他の班を見ると、そのプレゼンテーションを使って発表をする練習をしているところでした。先生に頼らず自分たちでどんどん進めている様子は頼もしく、田中先生も様子を見ながらアドバイザーとして子供たちを支えている様子がよく分かりました。子供が自らすすんで学習をする様子を見ると、今後がとても楽しみです。
6年1組の教室を訪れると、同じようにタブレットを前に置いて、作業をしていました。覗いてみると、富士山移動教室のまとめをしているようでした。4年生がグループで行っていたところ、6年生は一人一人の学習でした。移動教室の最中に自分たちが撮影した画像を見ながら、必要な資料を選択しているところでした。一人一台端末が始まってまだ5年も経っていません。それでも子供たちはみるみる使いこなしていきます。すごいことです。
図工室ものぞいてきました。すると、画用紙いっぱいに建物の絵を描いています。子供によっては画用紙をつなげているではありませんか。「もしかして、お城を描いているの?」と聞いてみると、「そうだよ。」と教えてくれました。ひよこのようなお城やプリンアラモードのようなお城を発見。「なるほど、普通のお城ではないな。」と言うことが分かりました。長い画用紙には、さまざまな動物が重なっていました。ネズミのお城の次はウサギのお城、色鉛筆のお城まで、発想の豊かさに驚きながら見ていました。「ふわふわな感じを出したくて・・・」「宝石のお城にしたくて・・・」「夢の中の感じにしたくて・・・」図工室という特定の空間の中では、今井先生と言う魔法使いが、子供たちの常識と言うタガをものの見事に外してくれます。最後に見た子は、城壁に小石を貼り付けていました。「絵具さえもこんな風に考えられるのか!!」驚いてしまいました。子供たちがどんな夢のお城を作り上げるのか、出来上がりが楽しみです。
校長日記 6月26日(水曜日)
今日は5時間目と6時間目に国語の授業を観に行きました。
まず5時間目は3年2組です。「わにのおじいさんのたから物」という、ワニのおじいさんとオニの子の心温まるお話しです。今日は、「ワニのおじいさんがオニの子に宝物をあげた理由を考えよう」ということをねらいにして学習をしました。細野先生の問いかけに、子供たちが目を輝かせて応えているのが印象的な3年2組。反応もとても良かったです。「みんなは大切物がありますか?」と聞くと、返ってきたのは、「心臓!」「友だち!」「家族!」「サッカー!」そして誰かが少し遅れて、「細野先生!!」後で聞いたところ、残念ながら細野先生は聞き洩らしていたようでした。「その宝物を頂戴って言われたら?」と聞くと、一斉に「嫌だ!!」。宝物ってそんなに大事なものなんだねと、なりました。「すっとんきょうってどんな様子だろうね。」という問いでは、みんなで立って、隣の人とやってみました。恥ずかしながらもどんな風にすれば良いのか試行錯誤。最後に男の子が一人、やって見せてくれました。えらい!!「宝物の夕陽を見たオニの子に掛けてあげたい言葉を考えよう。」という最後の問いかけでは、一人一人がどんな声を掛けるか考え、何人かの子が発表してくれました。
- 優しくしてくれたご褒美なんだよ
- ここまで頑張ってきたね
- 夕焼けきれいだね
- これが宝物なんだよ。自分にも宝物はあるの?
とっても温かい感じのする授業でした。
6時間目は4年2組でした。昨日に引き続き、「アップとルーズで伝える」の授業でした。月曜日より火曜日、火曜日より水曜日、子供たちも先生もどんどん集中力が高まっています。そして、子供たちの発言内容も深くなっているのが分かる授業でした。来週の水曜日が研究授業です。まだまだ伸びる子供たちと蜂谷先生を楽しみに見ていきます。子供たちにも聞いてみてください。
インターネットとの関わり方について考える!!
5年生が授業のまとめとして、インターネットとの関わり方について、ポスターを作って掲示してくれていました。今日見つけたものを紹介します。普段大人から言ってもなかなか子供の心には届かないものですが、自分たちから発信することで理解が深まってくれることと思います。
校長日記 6月25日(火曜日)
今日は昨日ほどではありませんでしたが、太陽が出ることもあり、暑い一日となりました。
富士山移動教室もあった関係で、朝の散歩は久々となりましたが、多摩団地に行ってきました。頂上のスタート地点(池田さん)のところまでついたときには、背中には汗びっしょりでした。集まったところでは以前より1年生が増えていて、元気で明るい声のあいさつが響き渡りました。1年生には長いと思っていた距離も、この時期にはもう慣れたようで、昇降口が空く前には学校に到着することができました。途中の様子を見ると、しきりに水分補給をしている様子がありました。繰り返しになりますが、水筒と帽子は必須です!!お願いします。
さて、今日は1時間目に4年2組の教室の「国語」の授業を参観しに行きました。担任の蜂谷先生と子供たちの関係がとてもよく、どの子も前を向いて集中して学習していました。また、担任の蜂谷先生も、子供の様子をよく見て回り、大勢の声が発言できるようにしていました。誰かが発言をすると、どこかで「そういう考え方もあるな。」とか、誰かが発言に困っていると、誰かが「大丈夫だよ。」と励ましてあげる。良い意見には拍手も起こる。授業の様子は来週伝える予定ですので、あえて触れませんが、とても良い雰囲気でした。そんな教室を出る前に、女の子が一人、私に紙を見せてくれました。社会科の学習から考えたのでしょうか。係ではなく、自主的に作ってポスターだそうです。「まず自分たちの周りから変えていこう!!」素晴らしいです。
4時間目は音楽の授業を見てきました。3年1組です。
元気な男の子たちいっぱいの3年生。いわゆるギャングエイジです。座っての活動では、なんとなく自然と体が動いたり、後ろを向いてしまったり、手遊びが始まったり・・・。でも、要所要所では佐藤先生の話を聞き、歌詞だけでなく階名で歌ったり、音の高さを確認したり、リズムを取ったりしました。そして、木琴&手合わせの時間に突入。とっても楽しい時間となりました。(出張の時間となりましたので、これで・・・)
校長日記 6月24日(月曜日)
今日は最高気温34℃の予報です。そして明日は35℃の予報が出てきます。非常に暑い日間となりますので、帽子・水筒を忘れずに身に付けさせてあげてください。Wbgt次第で、早くも外遊びを禁止せざるを得ないかもしれません。さて、今日は月曜朝会がありました。先週女子バレーボールがオリンピック出場を決めたり、スケートボードの代表選手が決まってきたり、開会式までの約1か月間、右肩上がりでオリンピックの注目度が上がっていくでしょう。そこで、今日の校長講話ではオリンピック・パラリンピックについての話をしました。ぜひ、お家でもオリンピック・パラリンピックの魅力に打ついて話してあげてください。
月曜朝会の話
みなさん、おはようございます!今日は、あと1か月後に始まるオリンピックとパラリンピックについてお話しします。オリンピックとパラリンピックは、世界中のたくさんの国から選手が集まって、スポーツの力を競い合う大きな大会です。みんなが一生懸命に練習して、夢を叶えるために頑張る姿はとても素晴らしいですよね。まず、オリンピックとパラリンピックのすごいところをいくつか紹介します。
- 世界中の人々が参加:オリンピックには200以上の国と地域から選手が参加します。パラリンピックも同じように、多くの国から選手が集まります。
- 多様な競技:オリンピックでは、陸上、水泳、体操などたくさんの競技が行われます。パラリンピックでも、車いすバスケットボールやブラインドサッカーなど、特別なルールで行われる競技があります。
- 友情と尊敬:選手たちは競技を通じて友情を深め、お互いを尊敬し合います。これはとても大切なことです。
さて、ここでみなさんにクイズを出します!全部で5問ありますので、よく考えて答えてくださいね。
クイズタイム!
第1問
オリンピックのシンボルマークには何個の輪があるでしょうか?
- 3個
- 5個 〇
- 7個
第2問
今回のオリンピック・パラリンピックはどこで開催されるでしょうか?
- 東京
- パリ 〇
- ニューヨーク
第3問
パリ2024オリンピックで新しく追加された競技はどれでしょうか?
- 卓球
- ブレイキン(ブレイクダンス)〇
- スケートボード
第4問
パラリンピックで行われるバレーボールは、どのようにプレーしますか?
- 座ってプレーする 〇
- 立ってプレーする
- 水の中でプレーする
第5問
パリ2024オリンピックで注目されている日本の選手は誰でしょうか?
- 張本智和(卓球)〇
- 五十嵐カノア(サーフィン)〇
- 北口榛花(やり投げ)〇
みなさん、どうでしたか?オリンピックとパラリンピックについてもっと知りたくなったでしょうか?日本の選手もたくさん出場します。ぜひこれからも選手たちを応援して、スポーツの素晴らしさを感じてくださいね。
校長日記 6月18日(火曜日)
「明日から富士山だ!!」とはとても思えないような荒天の今日、4年生は社会・理科見学へ出かけていきました。きっと、四小伝統の全力あいさつと全力感謝を表現した上で、しっかり見学して来てくれるものと信じています。一方残った子供たちは、雨のために外に出られず、「廊下を走り回ったりしないだろうか。」と心配していたのですが、その心配をよそに意外と静かに過ごすことができました。えらい!!
御岳新聞作成中!!
授業の頭に、「御岳の新聞は、3年生に発表するって話をしていましたが、覚えていますか?」と尋ねた大竹先生に、子供たちは「覚えています。」との返答。そして、大竹先生がもう一言。「その前に、今度の授業参観でお家の方々に発表してもらいます。」すかさず反応した子供たちは、「えー。」と、小さな声。大竹先生の決定は絶対です!!でも、しばらく経ってからまた訪問すると、どのグループも楽しそうに、そして前向きに作業に集中していました。授業参観と言う目の前の目標に向かって、頑張っていました。そしてその横では、各班に寄り添い、優しくアドバイスをする大竹先生の姿がありました。
ワニのおじいさんのたから物
今日から始まった3年2組の国語では、こんな題の物語文を読んでいきます。この単元では、「物語を短くまとめて紹介する。➡あらすじをまとめる」と言うことがねらいとなっています。全く初めて読むのですが、自分たちと同じくらいの歳の「おにの子」と「ワニのおじいさん」の会話を中心としたとてもやさしい感じの物語です。最終目標は、「しょうかいカード」を書き、感想を伝え合います。音読の宿題が出るとは思いますが、ぜひ少し余計に読ませてあげてください。そしてその後、「おにの子ってどんな子だと思う?」「ワニのおじいさんは?」「宝物ってなんだったのかなぁ」など、物語についてお子さんと会話をしていただけると、学習への理解がぐっと高まると思います。
習字始めました
3年1組を覗くと、「一」の文字がどの子の机の上にもありました。何回目かの習字。新聞の中には、以前練習したであろう線が描かれた半紙がありました。今回は、いよいよ作品を書くという段階です。心を込めた「一」を書けるように、中原先生も一人一人に声を掛けていきます。次に書いたのは、「三年 〇〇 〇〇」の文字。初めて使う小筆を操り、書いていきます。なかなか望んだ太さにならず、大きくなってしまう字と格闘していました。子供たちの初めての作品、きっと保護者会のときには貼られているのでしょう。ご覧になった際には、目いっぱい褒めてあげてください。
校長日記 6月17日(月曜日)
今日も朝から好天でした。
集会委員会の第1回月曜集会があり、全校で外に出て、「じゃんけん集会」を行いました。集会委員と先生のラインを突破し、私(校長)までたどり着いて、私に勝ったらゴール。5回連続で勝たないとゴールできない、32分の1の確率。無傷で突破したのは、5年生の男の子、続いて2年生の女の子でした。その後は、勝った負けたで入り乱れ、汗を流しながら楽しみました。明日は雨となりそうですが、その後は30℃以上の日が続きそうです。帽子・水筒の用意、お願いします。
「校長先生、最近暑くなってきたことを保健委員会で話し合って、中昼休みにみんなに注意を呼び掛ける放送を流そうとなったのですが、良いでしょうか?」先週、保健の和野内先生からそんな提案を受けました。「当然、お願いします。」と、応え、今日を迎えました。中休みになると、保健委員会の4人が職員室にやってきました。そして、今のWbgtの値と注意喚起の呼びかけをしてくれました。昼休みにも同様に。子供たちの声で呼びかけると、教員の呼びかけよりも声が通ります。「熱中症0」をめざし、今後も続けていきます。
今日の1年2組の算数は、これまでずっと繰り返してきた「ごままんじゅう」の応用がありました。「1と9でごま饅頭」「2と8でごま饅頭」このフレーズをしっかりものにできている子は簡単だったと思います。一方、このフレーズは覚えているけど、実際に数字にはつながっていなかった子や、まだまだ覚えていなかった子には難しかったようでした。10になる足し算は、とても大切
です。1年生の保護者の皆さん、子供と一緒に「10になる足し算」を唱えてあげてください。また、うちの子は算数が苦手というご家庭も、初心に帰って、10になる足し算を早口で言えるようにしてあげることをお勧めします。
2年2組を覗くと、みんなでタブレットと格闘していました。「先生、クラスは〇〇人なのに、ページが40もある!!」「先生、動かなくなっちゃった!!」そんな声を捌いていたのは、ベテラン池田先生です。池田先生は、昨年の4年生でも積極的にタブレットを使い、子供たちをグングン伸ばしていました。今年は2年生ですが、変わらず挑戦しています。今子供たちから流れるフレーズ「先生、〇〇」も、2学期にはほとんど聞かないほど上達しているはずです。頑張れ2年2組のみんな!!自己紹介カードはきっとすてきなものになるはずだから。
素敵なお手紙をいただきました!!
校長室の扉をたたいたのは、小澤先生でした。「校長先生、こんなお手紙をいただきました。」読んでみると、長野県から越していらした方が、子供たちから声を掛けられ、感動されてしたためられた手紙でした。四小の子の純朴さが伝わってくるものでした。また、こうした地域のつながりが大切なのだとあらためて気付かせていただきました。とても温かい気持ちになることができました。ありがとうございます。
校長日記 6月14日(金曜日)
今日は暑い!!
ずっと日が出ていたので、気温はぐんぐん上がり、プールサイドでは日陰でも30度を超えました。そんな中、中休みは外に出て元気に走り回る子供たちの姿を見ることができました。そしてよく見ると、青いジャージのズボンに白い体操着の大きな子供の姿も・・・。水木金の3日間来てくれた職場体験の中学生です。暑い中子供たちと一緒に過ごしてくれるお兄さんお姉さん、3日間と言わず、これからも毎日来てほしい存在です。今日のWbgtの瞬間最高値は、「28.6℃」。なんと、中休みでした。その時の日向の気温は32℃を優に超えていました。これからもっともっと熱くなっていきます。登下校には帽子をかぶらせてあげてください。休み時間も必須になります。
「脱出ゲーム『リモート伝言』」
今日のひまわり教室は、Chrome bookを使ったオンライン通信を利用して、「謎解き」をしました。
「みなさんは、世界のお宝を集める冒険者のチームです。」
子供たちはグループになって、怪盗楽しめマスターの挑戦を受け、協力して謎解きをしていきます。また、謎を解くにはもう一方のチームとの情報交換をしなければならない状況に陥ります。そこでは、インターネットを介して音声や映像を用いてコミュニケーションを取り、課題を解決しました。普段はなかなかコミュニケーションを取ることが苦手な子も、特殊な状況に置かれると、必要に迫られ、コミュニケーションを自分からしていました。最後は、全員無事に脱出して大成功!!そんな楽しい学習でした。
「プールが気持ち良い日となりました」
今週からプールが始まり、水木金の3日間入ることができました。特に今日は暖かく、6月2週目なのにすでに絶好のプール日和でした。指導している担任はとても暑く、水分を補給したり足元を濡らしたりしながらマイクを握っていました。一方子供たちは、水の中で浮いたり泳いだり、とても気持ちよさそうでした。
校長日記 6月13日(木曜日)
今日は、つくし組さんと一緒に、吹上菖蒲園に行ってきました。あることは知っていたのですが、個人的に行ったことはなく、私自身もワクワクしながらの訪問でした。
心配していた天気もちょうど良い曇り空で、気温程は厚さを感じずに歩くことができました。花木園での遠足のときも思いましたが、つくし組の子供たちは健脚がそろっています。行きも帰りも、一人もダレてしまうことなく、元気に歩き切ることができました。
菖蒲園にはいると、目の前に広がったのは、色とりどりの菖蒲の花でした。子供たちからも、そして大人からも、「きれい」と言う言葉が自然に出てくる光景を見ることができました。松村先生から出されたお題は一つ。「いろいろな種類の菖蒲の花があります。ですから、みんなのお気に入りの花を探してください。一つ一つの種類に名前が付いているので、高学年の人は名前まで覚えておけるといいですね。」
たてわりの班ごとに散策が始まりました。一番最初にスタートした班では、「みんなどこみたい?好きなところに行ってあげるよ。」と、先頭の6年生が声を掛けていました。逆に最後の班の後ろの方の子からは、「班長が行先は決めてくれるから付いていけば大丈夫だよ。」と、班長さんを信頼している声も。様々な場面でたてわり活動を取り入れ、コミュニケーション力の育成に力を入れているつくし組ならではです。
「これなんて名前の花?」「これは、宇宙って言うんだって」「これはピンクフロストって言うんだって」と、花の美しさと工夫を凝らした個性的な名前を楽しんでいました。
※昨日書いたものが見られるかなと、今朝HPを覗くと・・・
1日遅れになってしまいました・・・
校長日記 6月12日(水曜日)
今日の1時間目は、6年2組の国語の時間でした。まずは、「Gigaワークブックとうきょう」(https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/giga_workbook/)を活用し、「デジタル機器を使うときに気を付けること」の確認から始まりました。このHPを見ていただくと分かりますが、子供たちがタブレットPcを使用するときに気を付けてほしいことが分かりやすく出ています。下の画像はその一例ですが、質問に答えながら自分自身の行動について振り返ったり、これから気を付けていかなければいけないことを学んだりしていました。
終始和やかに、そしてそれぞれの回答を見せあいながら、授業は進んでいきました。その時の和やかな、それでいてテンポの良い授業の様子は、6年2組の良さが表れていました。
タブレットでの学習を終えると、いよいよ本題です。「こんなに注意をしなければいけないことの多いタブレットなんだけど、だから使わないということで良い?」こんなことを今井先生が子供たちに投げかけました。すると、みんな口々に「それはちょっと・・・。」と反応をしていました。そこで、この単元での学習課題が示されました。「デジタル機器とのより良い付き合い方について、説得力のある文章を書こう!!」というのがゴール。そして、今日の課題は、そのゴールに向かっての学習計画を立てるということでした。示された瞬間は、「えー!!意見文を書くの?大変そう」と言う声が洩れました。しかし、そこは6年2組の子供たち。切り替えは一瞬で、学習計画をノートに書く段階では、みんな集中していました。これから意見文を書きます。お家でどうかこうか迷っているようでしたら、良き先輩、そして保護者としてのアドバイスをお願いします。
「ミニアート展覧会 第2弾!!」開催します。
保護者会の際に、ぜひご覧ください!!
校長日記 6月11日(火曜日)
今日は3年生の市内巡りに同行しました。
まずは、ホットマンです!!知らない方もいるかもしれませんが、ホットマンのタオルは、日本中の百貨店で販売されている青梅が誇る企業です。そんな企業が覆う目にあるのだからと言うことで、毎年見学させていただいています。今回もたくさんのことを学びました。私の付いたグループでは、布を織るためには縦糸と横糸、そしてタオルはそれにプラスしてパイルと呼ばれるループになっている糸があることや、出来上がったタオルは全国各地に送られていること、工場では150人ほどの人が働いていること、全国の販売店では300人ほどの人が働いていること、そのほかにもたくさんのことを学び、印象に残っています。
成木小学校では、成木小学校の副校長先生にお話を伺ったり、校舎内・屋上を見学させていただいたりしました。展示室では、「校長先生のお父さんの写真があるよ。」と教えてくれて子がいました。見て見ると、もう他界されている叔父の写真が飾られていて、「校長先生のお父さんのお兄さんの写真なんだよ。」と、話をしました。また、たくさんのはく製も展示されていて、子供たちは目がこっちを向いているのではないか、どうやってこんなものを作れたのだろうと、興味津々でした。屋上では、四方が山に囲まれている様子を知ることができました。
そして、待ちに待ったお弁当タイム。「校長先生、果物がこんなに入っているんだよ。」「二段弁当にしたんだ。」と、いろいろ教えてくれました。お肉がいっぱい入っていて、嬉しそうにほおばる子もいました。
最後に行ったのは、中央図書館でした。後半戦に入って疲れを感じていても、静かな図書館のルールを守って見学することができました。残念ながら写真を撮ることはできませんでしたが、普段見ることのできない書庫を見学したり、本の配置について学んだり、興味をもって見ていました。ぜひ、家族で来てみてください。本への興味が高まるかもしれません。
校舎1階には、絵がたくさん展示されています。「大塚山公園の手すりに絵を付けたい!!」という市役所からの依頼もあり、大きな絵を図工の時間に制作しました。その数17枚!!保護者会の折に、ぜひご覧ください。
校長日記 6月10日(月曜日)
今日は全校朝会がありました。
今週からプールと言うことで、プール開きの話をしましたので、紹介します。
さあ、今日は雨雲を吹き飛ばす元気な声を、放送室まで響かせてください。用意は良いですか?「おはようございます!」
まずは、5年生の皆さん、御岳移動教室、お疲れさまでした。盛りだくさんの2日間でしたが、もう疲れは取れましたか?この2日間で学んだことを、これからの学校生活で思う存分発揮してくれることを期待しています。他の学年の皆さん、御岳での2日間、5年生はとても立派でしたよ。いつも元気な声であいさつをし、お世話になった方々に感謝の気持ちをもって振る舞う姿を見て、校長先生はとても誇らしく思いました。皆さんの学年もこの先いろいろなところへ見学に行くと思います。5年生のように「全力あいさつ」「全力感謝」を大切にしてください。もちろん、使わせていただく場所をきれいにお返しする「全力掃除」も行いましょう。
さて、今日の本題です。これは何でしょうか?
「お酒」「塩」を見せる。
この白い粉は何でしょうか?
(1) 砂糖 (2) 塩 (3) ハワイの透明な砂
ヒントは、触ってみるとさらさらしています。
答えは(2)塩です。
次に、このお酒は、中身が入っていません。どうしてだと思いますか?
(1) 昨日校長先生が飲んだ
(2) こぼしてしまった
(3) プールに入れた
応えは(3)の「プールに入れた」です。
最後に、なぜ「お酒の瓶」と「塩」を見せたのでしょうか?
(1) 校長先生が飲んだから
(2) たまたま放送室に置いてあったから
(3) 大切なことに使ったから
答えは
(3)の「大切なことに使った」からです。
大切なこととは、「お清めの儀式」です。今朝、田中先生と仲山先生と渡邉先生と小澤先生と中島先生と副校長先生と校長先生の6人で、プールに行ってきました。まず、プールの四隅にお塩を盛りました。お塩には、その場所の穢れを祓い、清める力があると言われています。そして、プールにお酒を撒いてきました。お酒は、みなさんを守ってくださる「水の神様」へのお供え物です。この儀式を行い、今年度の水泳が安全に、事故なく実施できるようにお願いしてきたのです。みんなの安全のために、こんなことも行うということをぜひ知っておいてください。
でも、忘れないでくださいね。事故なく安全にプールの授業を行うために一番大切なことは、みなさんが先生方の話をよく聞き、ルールを守って、水泳の授業を受けることです。覚えておいてください。楽しい水泳の時間を過ごしてくれることを校長先生は願っています。これで校長先生の話を終わりますZ。
今朝、校長室を出ると、男の子が一人。校長先生にこれを見せようと思って。
額に入った押し花でした。色がとてもきれいで、素敵な押し花。見せてくれてありがとう。
校長日記 6月7日(金曜日)
2日目の朝は早く、朝6時には起きて、6時20分には朝会をしました。
前日の晩御飯も、今日の朝ごはんも、子供たちに大好評!!特に男子の数名は、すごい回数、ご飯ををおかわりしていました。
閉校式を終えた後は、丸山荘の黒田さんから、御岳や御岳神社の話を伺い、御岳山散策のスタートです。2組はビジターセンターの見学をし、御岳の自然についての学習から始め、1組は御岳神社とその宝物殿から学習を始めました。御岳神社の立派な境内と、眼下に広がる景色はとても素晴らしく、どうやってこんな高いところに建てたのかが気になってしまうほどでした。畠山重忠の像の前で黒田さんの話をもう一度聞きました。そこで黒田さんからクイズが出されました。「この像はどうやってここまで運んだのでしょう。」子供たちからは、「馬で運んだ。」という答えが大部分でしたが、正解は「ヘリコプター」。この像が建てられたのは、最近だということでした。
御岳神社の下のお土産屋さんでは、待ちに待ったお買い物。自分や姉妹のキーホルダーをじっくり見る子、家族へのお菓子を選ぶ子、木の刀を嬉しそうに持つ子、みんな楽しそうに買っていました。お土産屋さんでは、四小の子のために定価よりも安くしてくれました。
奥多摩フィッシングセンターでは、ニジマス釣りをしました。まずは、宿坊の方々に作っていただいたお弁当に舌鼓。その後、いざニジマスとの戦いです。餌を付けるのも初めて、魚に触るのも初めてという子供たち。それでも釣れた時の喜んだ顔は最高でした。ニジマスは放流した直後はどんどん連れましたが、だんだんとスレてくるので、後の順番で釣った子はなかなか釣れず、みんなで手助けし、応援し、無事全員が釣り上げることができました。
校長日記 6月6日(木曜日)
待ちに待った御岳山移動教室。朝のあいさつでも、子供たちはやる気いっぱいでした。天気予報は2日間とも晴れ予報。素晴らしい移動教室になってくれることでしょう。
バスに乗ってまず初めに向かったのは、アメリカキャンプ村。実はここは奥多摩町なのですが、自然を満喫してほしいという願いから、四小では御岳移動教室スタートからお世話になっています。
「腹ごしらえの前に、体を目いっぱい動かそう!!」ということで挑んだのは、アスレチックです。ただし、個々のアスレチックは昔いろいろな場所にあった子供用の優しいアスレチックとは一味も二味も違います。まず初めに挑むのが高さ7,8mはあろうかとういう絶壁。貼り付けられた木材やロープを頼りに上ります。この時点でギブアップする子も多いと聞きました。難なく登っていく子は跳ぶように、猿のように、登っていきました。慎重な子は、一挙手一投足に気を付け、慎重に。ふざけて落ちたら大けがをしてしまう中、勇気を出して登っていきました。その後も、迷路があり、ロープの網を上ったり下ったり、みんな汗をかきながら、「これ登るの?」「まだあるのー?」と、次々来る難所にへこたれそうになりながら、それでもしっかりとクリアすることができました。終わった瞬間は、「やったー!!カレーだー!!」と、とても嬉しそうな顔を見せてくれました。
まずは、下ごしらえと米とぎからスタートです。お家や学校で挑戦してきた成果を存分に発揮(?)し、誰一人ケガをすることなく野菜切終了!!そして、お米とぎも無事に終え、水の量もチェッククリア。どのかまども上手に火加減をコントロールしていたのも立派でした。私が食べさせてもらった班では、「こんなうまいカレーはない!!」「100点満点のカレーだよ。」と、みんなとても美味しそうに食べていました。「あっ、ニンジンが少し硬い。99点ね。」の声も聞こえましたが、大満足でした。
また、何よりも素晴らしかったのは、準備片づけをとてもしっかり、きれいに行えたことです。最後まで一生懸命洗っている男の子を見て、「うちでもいつもやっているんでしょ。」と、先生が聞くと、「いや、家では全くやっていないよ。」と、さらりと言っていました。家でもやろう!!
吉川英治記念館も見学に行きました。
係の方がとても丁寧にお話をしてくださり、とても勉強になりました。また、150年ほど前に建てられた、吉川英治さんが住んでいらしたお屋敷も、中を見学させていただくことができました。
夜のメインは、キャンプファイヤーでした。
キャンプファイヤー係の子がマイクを握り、子供たちの力で盛り上げました。「ピヨピヨさん、ピヨピヨさん、あんなことこんなことできますか?」のフレーズで、一人の子がいろんな動作をすると、それをみんなでまねをする。とっても単純ですが、とっても盛り上がるゲームからスタートでした。ふだんからひょうきんな子は普段よりもパワーアップしてひょうきんに。それをみんなが笑いながら、「えっ?どうやるの?」と楽しそうにまねをします。いつもはそんなそぶりを見せない子が、とってもノリノリで踊るのを見てびっくり!!「あの子にあんな一面があるなんて。」と、帰って来てからも話題に上がりました。他にも、お弁当箱の歌や猛獣狩りゲームなど、みんなっでたくさん身体を動かして盛り上がりました。そして、最後はビリーブでしっとりと。とっても楽しい会でした。
校長日記 6月5日(水曜日)
朝8時50分、今ちょうど校長日記を書こうPcを立ち上げたところで、電話がありました。多摩団地の池田さんからです。池田さんは毎日多摩団地の上の方で登校の見守りをしてくださっている方なのですが、とても嬉しそうな声で電話をかけてくださいました。「校長先生、とっても良いことがあったから思わず電話をしてしまいました。校長先生の学校だよりに書かれていた『全力感謝』です。」「明日から5年生は御岳移動教室に行くということで、いつも集まっている場所で、ある姉妹のことが話題になりました。新1年生の妹は、いつもお姉さんと一緒に学校に行っているのですが、金曜日はお姉さんがいません。お姉さんがいないことで不安になってしまうのではないかと、子供たちに話をしました。すると、ある男の子が、『みんなで(学校に)行けばいいんだよ。』と言ってくれたのです。お姉さんがいなくても、いつも一緒に行っている僕たちがいるんだから大丈夫だよという意味でその子は言ってくれました。みんなから拍手が起こり、その姉妹のお母さんも喜んでいました。」「こんな素晴らしい子供たちがいるということを校長先生にぜひ知ってほしいと思い、連絡をさせていただきました。」
池田さんからの電話をきったところで、こんなことを思いました。まず、こういった連絡をくださる地域の方がいるということ、そして何よりこんな優しい言葉を自然に発することのできる子供がいること、四小の誇りです。教職員でも共有したいと思います。ありがとうございました。
※こんなエピソードがありましたら、ぜひお寄せください。みんなで共有したいと思います。
今朝は雲一つない快晴でした。「そうだ、東青梅に行こう!!」ということで、校庭を縦断し、南門から散歩に出かけました。
霞川沿いを歩いていくと、大きな集団に出会いました。先頭を歩くのは1年生の男の子たち。「おはようございます。」と声を掛けると、「おはようございます!!」の元気な声と同時に「校長先生、何でさぼっているの?ちゃんと学校で仕事をしなければだめだよ。」という言葉が返ってきました。1年生の子供たちにはそう見えているのかと、新しい発見でした。「一応、これも仕事なんだけどね。」と伝えると、その子はきょとんとしているようでしたが、周りの大きなお姉さんたちは分かってくれていて、明るく「おはようございます。」とあいさつをしてくれました。
集団よりも手前で、「大きな鯉がいるよ。」と、教えてくれた子がいました。すると、大きな集団を後にして、さらに歩いて行ったところ、城前公園の先の橋の辺りで、悠々と泳ぐ鯉に出会いました。2匹の鯉がゆっくりとたたずむ姿は、初夏を思わせるような涼しげな様子でした。
東青梅を回ってまた霞川まで戻ってきたところで、姉弟の2人と出会いました。お姉さんが何か言っているので聞き耳を立ててみると、「今日みたいに遅かったら怒るからね。」「準備をダラダラしているんだから。」と、朝の様子を注意しているようでした。弟君は、「だってお姉ちゃんがあんな大きなホットケーキを焼くからいけないんだよ。」と、言い訳を話しています。さらにお姉さんは、「私はそれをしても遅くならないんだから大丈夫なんだよ。」と返すと、弟君は、「だったら明日からはぼくが先に出ちゃうからね。」と、宣言。ここで出たお姉さんの言葉が仲の良い姉弟を感じさせるものでした。「ダメだよ。私が連れ戻すからね。」
学校に戻ってくると、男の子たちが集まっていました。覗いてみると見せてくれたのは、ノコギリクワガタでした。まだ6月頭、梅雨もやってきていないこの時期に、ノコギリクワガタが採れるようになったのだなと、季節のずれをこんなところからも感じました。
校長日記 6月4日(火曜日)
今日は朝から交通公園に行ってきました。3年生にとっては越えなければならない関門、交通安全教室。バスの中ではリラックスムードだった子供たちに、まずは交通公園の職員の方から厳しいお言葉がありました。「君たちは、何をしにこの交通公園へ来たのかな?遊びに来たのではないですよ。学習をしに来たということをしっかり理解して、取り組んでください。」この言葉を聞いて、緩んでいた頬が引き締まった子供たちがたくさんいました。
学んだことは4つです。
- 交通ルールにのっとった自転車の乗り方、操作法
- 自転車の運転技術
- 自転車安全点検の仕方
- 自転車の危険性、ルールの大切さ
警察官の方々がとても丁寧にやさしく教えてくださいました。そして、たくさん褒めてくださいました。
終わり近くに、「四小の子どうでしたか?」と話を聞くと、「とてもしっかりと学んでくれました。良かったですよ。」と、褒めてくださいました。
第八支会の青少年健全育成委員会で、下の2つの事業が行われます。ぜひ、ご参加ください。
校長日記 6月3日(月曜日)
今朝6時31分、突然鳴ったスマートフォンには、「緊急地震速報」の文字。「富山湾で地震発生 強い鵜揺れに備えてください(気象庁)」すぐさまテレビを点けると、しばらくして「石川県能登地方で震度5強」という情報が出てきました。数分間注視していると、津波の心配はないということも分かり、少しだけ安心しました。自然災害はいつどこで、どのように起こるか、見当もつきません。避難訓練や日々の学級指導の中で、子供たちに万が一の際の行動について、ていねいに指導していかなければならないことを再確認しました。今日の地震の被害が少しでも小さいことを願っています。
さて、この週末は第一中学校の体育大会にお招きいただき、観に行ってきました。観た種目は、100m走、200m走、50mハードル、全員リレーです。最初は100m走でした。以前ならば100mを走ると、後半はスピードが落ちてしまっていたのですが、この日の子供たちの走りには力強さがあり、コーナーを曲がって最後の20mをスピードに乗ったままゴールしていました。卒業してからわずか2ヶ月ですが、1年生も一回り二回り大きくなっているのを感じることができました。中でも感動したのは、全員リレーでした。リレーはバトンパスのスピードとともに、バトンゾーンの有効利用がカギです。さらに、自分が走る相手やもらったときの順位などにより、気持ちの入り方が違ってきます。それらの要素を頭に入れながら、クラスで話し合ってきたのでしょう。たとえミスがあっても、相手から離されても、みんな真剣な表情で走っていました。そしてその姿を見るだけで、目の前がにじんできてしまいました。
今朝は、久しぶりに根ヶ布方面へ。すると、昨年発見した成木街道沿いの水田では、もうすでに田植えが終わり、植えられた苗が、きれいにいくつもの列を作っていました。
今日は朝会ではなく、体育集集会でした。その体育集会では、来週から始まる水泳学習について、安全に学習するためのポイントを、体育委員の子供たちが説明をしてくれました。
同じぶぶんをもつかん字
あいさつを終えると、電子黒板には下の画面が映し出されました。
「何か気付くことはありませんか?」小澤先生からそんな質問が投げかけられました。
しばらく沈黙の後、すぐに何人もの子供たちから手が上がりました。指名された一人が前に出て、「言」という漢字に〇を付けました。「正解です。他にはどうですか?」すると、さらにたくさんの手が上がりました。みなさんは、いくつあるか分かりますか?答えは、【言・話・読・記・語】の4文字でした。
そこでさらに、「どんな秘密がありますか?」の質問が。
手を挙げた子供たちからは、「全部【言】が付いている。」「【口】が付いている」「4つとも、【言】が左側に付いている」と言う言葉が上がりました。
まだ、部首という言葉も、決まりも学んでいない子供たちです。ですから、その前段階として、共通している形・文字を今日の学習では、探しました。一人で探し、隣り合った二人で探し、こんな漢字が上がりました。
女:姉、妹
口:同、岩、記、高知
糸:絵、線、組、紙
田:思、黒
日:書、晴、曜、間
雨:雪、雲、電
:汽、海、池
漢字の学習はまだ始まってから1年も経っていません。楽しませながら、いろいろな漢字に触れさせていきます。