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記事ID:0001966 更新日:2020年5月25日更新 印刷画面表示 <外部リンク>

外来種とは何か?

目次

外来種とは

人間の活動に伴って、それまで生息していなかった場所に持ち込まれた動植物等のことです。反対に、もともとその地域に自然分布していた生物は在来種と呼ばれます。

外来種の問題点

大きく分けて3種類の被害をもたらす可能性があります。ただし、すべての外来種が問題を起こすわけではありません。

生態系被害

餌や生活の場の確保で在来種と競争が起こり、生態系のバランスが崩れてしまいます。

生活環境等被害

毒を持つ外来種にかまれたり、刺されたりする危険や、糞尿・騒音等による生活環境への被害があります。
また、人獣共通感染症を媒介するおそれがあります。

農林水産業被害

繁殖能力の高さによる生息数の増加や捕食性の強さにより、田畑が荒らされたり養殖魚が捕食されたりします。

特定外来生物とは

外来生物法によって指定される、生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を与える、または与えるおそれがある外来生物を言います。アライグマやカミツキガメなどが指定されています。
特定外来生物は飼育、栽培、保管および運搬することが原則禁止となります。
なお、外来生物法においては国外由来の外来種を「外来生物」、特に問題となっているものを「特定外来生物」としています。

外来種被害予防三原則

被害を予防するため、一人ひとりがこの原則を心がけましょう。

入れない

悪影響を及ぼすかもしれない外来種をむやみに非自然分布域に「入れない」。

捨てない

飼養・栽培している外来種を適切に管理し、野外に「捨てない」。

拡げない

すでに野外にいる外来種を他地域に「拡げない」。

市内で注意を要する外来種

アライグマ 【特定外来生物】

アライグマ

北アメリカ大陸原産の中型の哺乳類です。ペットや動物園での展示のために日本に持ち込まれました。さらに、1977年にアライグマを主役としたテレビアニメが放映されるとアライグマブームがおこり、ペット用に大量に輸入されるようになりました。しかし、力の強さや気性の荒さから、飼われたものが捨てられたり、逃げ出したりすることも多く、それが野生化し、日本各地で繁殖しています。雑食性で、農作物を加害するほか、人獣共通感染症を蔓延させるおそれや、希少な在来種を捕食するなど、生態系への被害も心配されています。

駆除について

アライグマ・ハクビシンでお困りの方へ

※参考文献・画像引用 環境省、東京都環境局

ハクビシン

ハクビシン

もともと日本にいた在来種なのか、あるいは外来種なのかという議論が長く続いてきた動物です。日本での生息が初めて記録されたのは1943年、静岡県でのことです。その頃にはすでに、東北、東海、四国の3地域に不連続な分布域が確立されていたようです。古くは江戸時代にボルネオ島から持ち込まれた記録があり、戦時中にも毛皮用に輸入されていました。こうした状況から、外来種である可能性が高いと考えられてきましたが、最近になって遺伝子解析が行われ、日本のハクビシンは台湾などから入ってきた外来種であると結論づけられました。2015年に公表された「生態系被害防止外来種リスト」では、重点対策外来種として掲載され、対策の必要性が高い種と位置づけられましたが、特定外来生物には指定されていません。

駆除について

アライグマ・ハクビシンでお困りの方へ

※参考文献・画像引用 環境省、東京都環境局

オオキンケイギク 【特定外来生物】

オオキンケイギク オオキンケイギク

北アメリカ原産のキク科の多年草で、5~7月頃にかけて黄色く目立つ花を咲かせます。形はコスモスの花に似ています。夏から秋にかけて実った種子は、風や流水に乗りながら散布されます。草丈は50~70cmくらいになります。緑化や園芸などでよく利用されるため、日本各地に分布を拡大してきました。土手や河川敷などでよく見られますが、強靭なため一度定着すると在来の野草を駆逐し、辺りの景観を一変させてしまう性質を持っています。よく似た植物にキバナコスモスがありますが、花の咲く時期(コスモスは秋頃)と葉の形(コスモスは葉に切れ込みが多くあったり、針のように細い形ですが、オオキンケイギクは細長いへら状で、両面に荒い毛が生えています。)が異なります。

駆除について

もし庭先に生えている場合は駆除をお願いします。駆除作業は種子が実っている時期に行うと逆に種子を飛散させてしまう可能性があるため、花の咲く前にしましょう。抜き取ってすぐの根には再生能力があるため、そのまま移動させてはいけません。抜き取ったその場で数日間天日にさらして乾燥させるなど、枯死させたうえで運びましょう。

※参考文献・画像引用 環境省、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

オオブタクサ

オオブタクサ

北アメリカ原産のキク科の一年草で別名クワモドキと呼ばれ、草丈は1~4mになります。1952年に静岡県と千葉県で確認されて以来、全国で見られるようになりました。飼料穀物や豆類に混入して侵入したとされます。肥沃で湿ったところを好み、河川敷などで密集して生えるため、河川敷固有の植物を減少させてしまいます。また、7~10月に開花し、風に乗った大量の花粉が花粉症の原因として問題になっています。種子は休眠状態となり土の中で長く生きることができます。

駆除について

一年草なので種を落とす前に駆除しましょう。生育が進むと根を張って引き抜きが難しくなるため、生育初期段階で抜き取ることが重要です。

※参考文献・画像引用 環境省、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

ナガミヒナゲシ

ロゼット葉の画像花と未熟な実の画像完熟した実の画像

地中海沿岸原産のケシ科の一年草または越年草です。草丈は10~60cmで、道路端や畑で急速に増加しています。5月頃にオレンジ色の花を咲かせ、秋に発芽し、ロゼット状態(写真左)で越冬した個体が、春先に大きくなり開花します。一つの実に平均1600粒の種子を有し、一個体から100個の実をつけることもあり、最大で15万粒の種子を生産します。また、根や葉から周辺の植物の生育を強く阻害する物質が生み出されるといわれており、生態系に影響を与えることが心配されています。

駆除について

未熟な種子からも発芽しますので、開花後の刈り取りは、かえって分布を広げることになります。そのため、蔓延を防ぐには花が咲く前のロゼット状態の時期に駆除することが重要です。

※参考文献・画像引用 環境省、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

「ナガミヒナゲシはアレロパシー活性が強く、雑草化リスクが大きいので、広がらないようにする必要があります」 平成21年度 研究成果情報(第26集) 平成22年3月 生物多様性研究領域 藤井義晴、平舘俊太郎、加茂綱嗣、根本正之(東京農大)<外部リンク>

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