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新聞紙を使って乾燥させてみましょう!
生ごみ処理機器がなくても、簡単な材料があれば、生ごみを処理することができます。ぜひトライしてみてください。
- 新聞紙を広げ、水をよく切った生ごみをのせる。
- 米ぬかをひとにぎりかけ、生ごみとよく混ぜる(特に真ん中のあたり)。
- 新聞紙で包んで洗濯バサミで止め、ブドウのかごなどに入れて風通しの良いところにつるす。
- 生ごみが乾燥して小さくなったら、コンポストに入れたり、土や腐葉土と混ぜて熟成させる(ダンボール箱や、発泡スチロールの箱に、土、腐葉土、ぬかを混ぜて入れても良い)。
ポイント
- 水分をよく切ってから入れましょう。水切りのコツはこちら
- オレンジの皮やキャベツの芯など、大きい物は小さく切ってから入れましょう。
- メロンとスイカの皮は、虫がつくのでおすすめできません。
- 生のたん白質は臭いと虫発生の原因です。フライパンなどで焼いた物ならそれほど臭いませんが、サンマやサバなど脂の多い魚は避けたほうが無難です。
職員が実際にやってみました。(平成15年9月実施)
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乾燥前の重量 (ぬか込み)g |
処理後の重量 g |
減量割合 |
処理日数 |
---|---|---|---|---|
カブの皮、レタスの葉 |
120g |
45g |
62.5% |
11 |
ゴボウ皮、キャベツ芯、焼き肉の脂身、梨の皮 |
240g |
100g |
58.3% |
10 |
ブドウの皮、大根の皮 |
210g |
150g |
28.6% |
7 |
かごに入れずに地面において乾燥させたので、ダンゴ虫が新聞紙のまわりにいましたが、中身はよく乾燥して小さくなっていました。カビがすごく生えていましたが、臭いは特にありませんでした。
ダンボール箱に土、腐葉土、ぬかを入れて混ぜ、乾燥した生ごみを入れたら、水分が足りないのか熟成しませんでした。
表を見ていただくとわかるように、処理後はかなり軽くなります。生ごみの種類によっても違いますが、6月から9月くらいの暖かい時期だと、3日から4日で、30%前後の減量ができます。土に入れて熟成させることができない場合、燃やすごみとして出しても、ごみの減量になります。