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運転免許が予定どおりに取得できない!?~契約前に自動車教習所のタイプや契約内容をよく確認しましょう~
夏休みなど長期の休暇を利用して「自動車運転免許を取りたい」と考えている学生の方も多いと思いますが、都内の消費生活センターに寄せられる自動車教習所に関する相談は増加傾向にあります。相談は20歳代の方からが特に多く、実技教習の予約が取れないというものや講習料金を思った以上に請求されたなど、内容はさまざまです。
自動車教習所には、公認校と非公認校があります
公認校は、仮免許試験を教習所で受験でき、9カ月以内に卒業すると、運転免許試験場での免許試験のうち技能試験は免除され、学科試験のみの受験になります。一方、非公認校は、教習時限数の規程がなく、廉価な料金であることが多いですが、運転免許試験場で仮免許・免許試験の技能試験と学科試験すべてを受験することになります。公認と非公認の違いを理解した上で教習所を選びましょう。
契約前に、教習の予約等の契約内容をよく確認しましょう
予約が取りにくいという相談が目立ちます。教習所は、一度契約すると解約は規約に従うことになり、返金が困難な場合が多いです。契約前に、予約方法、空いている時間帯、コース別の違いなどをよく確認しましょう。契約の際は、料金だけで判断せず、教習所のタイプ、予約の取りやすさや免許取得までの所要期間、追加料金の有無、契約内容や解除条件などをしっかり確認しましょう。
少しでも不安に思ったら、消費者相談室にご相談ください
▶ 青梅市消費者相談室
相談専用電話 0428-22-6000
受付時間 月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)
午前10時から正午、午後1時から4時 ※第2・4火曜日は午後6時まで
▶ 消費者ホットライン
全国共通の電話番号 188(いやや)
(東京都消費生活総合センター発表情報から作成)