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令和6年度市民と市長との懇談会(御岳交流センター開催)結果
令和6年度の第1回目の市民と市長との懇談会(令和6年11月22日開催)は、御岳交流センターで開催し、5人の方に御参加いただきました。ありがとうございました。
懇談会では、これからのまちづくりについて、市民の皆さんと意見交換を行いました。
みなさんからいただいた御意見は、今後の市政運営に活かしてまいります。
主な御意見(発言の一部を抜粋しております)
頂いた御意見・御要望・御質問等 |
市長回答 |
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1.食品衛生法が改正されて、漬物を生産する際は、保健所に届出を行い、加工場を設けて生産しなければ販売できなくなった。青梅市の高齢者の中にもその影響で今までのように漬物を作って副業的に販売することができなくなった人も出ている。 加工場を作るにもかなり高額であり、手続きも難しい。JAの共同で使える加工場はJAに加盟していないと使用できない。 漬物にすることで無駄なく食品を加工し消費できるはずだったが、食育の観点からも漬物の伝統の観点からも問題だと危惧している。 市としてどう考えるか。 |
食品衛生法の改正に伴い、営業許可業種として漬物製造業が追加され、加工場の衛生基準が定められました。 販売する場合は、製造時の衛生的な環境を確保し、安全な食品を消費者に提供するために、法令を遵守する必要がございます。 市として支援策について研究してまいります。 |
2.観光地なのにトイレが少なく、あっても汚い。観光客からも指摘されるのでトイレを作ってもらいたい。御岳地区の住民も観光客もコンビニがあると良いといっているがなんとかならないか。 |
「おうめ観光戦略」では、基本戦略「持続可能な観光地づくりの推進」として、観光施設の整備と維持管理を施策のひとつとして掲げており、このなかで観光施設の整備・改修を行っていくこととしております。トイレの改修等については、こうした取組を進めるなかで検討してまいります。 また「おうめ観光戦略」では、一人当たりの観光消費額の増加を目標として掲げております。観光客の方々が市内でお土産を購入したり、お食事をとっていただけるよう観光関連事業者を支援してまいります。 |
3.今寺3丁目に住んでいるが、街灯が少なく、街灯が切れているところもある。防犯カメラもないので対策できないか。 | 街路灯の設置につきましては、基準にもとづき、適正な間隔で設置しております。また、不具合につきましては、日々の点検のほか、市民の皆様よりご連絡いただいた箇所について迅速に対応しております。 防犯カメラの設置につきましては、市から自治会への防犯カメラの設置補助を行っておりますが、今寺3丁目は対象地区となっておりません。一方で、市では昨年より、安全で安心なまちづくりを実現することを目的に、飲料メーカーと協定を結び、防犯カメラ付き自動販売機(みまもり自動販売機)の設置を開始しております。 みまもり自動販売機は、目線の高さにカメラを設置しており、従来の高い位置から撮影する防犯カメラと比較して、通行人の特徴をとらえやすいという利点があります。設置可能な場所につきましては、飲料メーカーによる調査等を行った上で決定しております。また、設置の際は近隣住民のご理解が必要となるため、ご希望の際は自治会を通して市までご相談いただきますようお願いいたします。 |
4.「ナガミヒナゲシ」について。最近様々な場所で繁殖しており毒性が強く危険である。市のHPでも令和3年と令和4年に山中の何か植物を駆除したことは掲載されていたが、直近で駆除等を行っているのか。 |
ナガミヒナゲシにつきまして、HPでの周知のほか、河川敷や公共施設等、その管理範囲で駆除を実施しております。 民地等の駆除については、HPで周知しているとおり、蔓延を防ぐには花が咲く前のロゼット状態の時期に駆除することが重要です。田畑にも駐車場脇にもはびこっているので、こまめな駆除が求められますが、毒性の強い植物であるため、市から積極的な駆除をお願いすることが難しいところでもあります。 今後、対策等について情報収集に努め、引き続き検討して参りますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 なお、さらなる周知への取り組みとしては、令和7年3月発行予定である、小中学生向けの「おうめ環境ニュース」に記事を掲載する予定です。 (令和7年3月15日号おうめ環境ニュースに掲載済み /uploaded/attachment/71834.pdf) |
5.青梅でも獣害被害が多発しており、自分も畑をシカに荒らされるなど被害を受けている。この対策としてジビエが有効だと考える。青梅市や近隣西多摩地域で連携して共同の屠殺場を設置してはどうか。 | 本市では捕獲頭数が少ないことや、また、素早い食肉処理が必要なこと、販売のための素材供給が少ない中での施設の安定した運営などの解決しなければならない様々な課題があります。 このため、伊豆市や近隣市町村などの実際に稼働しているジビエ加工処理施設を候補地とした、職員の視察を予定しております。 |
6.市役所の職員は人事異動ですぐ担当者が変わってしまう。 専任の職員もしくは10年15年同じ部署に在籍する職員も配置してほしい。 |
人事異動については専門職を必要とする部署もありますが、様々な部署を定期的に異動させ、ゼネラリストの育成にも努めております。引継ぎをしっかり行い、的確に新しい担当でも対応できるよう指導してまいります。 |
7.PayPayのキャッシュレスキャンペーンの対象店舗について、なぜ大手企業「やまや青梅今寺店」が入ってしまうのか。地域振興につながらないので今後、同様のキャンペーンがある際は外せないのか。 |
PayPayキャッシュレスキャンペーンの対象店舗を、中小企業基本法で定めている中小企業者としていたため、該当となっておりました。ご指摘の内容につきましては、今後の参考とさせていただきます。 |
8.ふるさと納税について、どの程度入ってきて、どの程度出ているのか。もっと魅力的な返礼品を提案してもらいたい。 |
ふるさと納税については令和5年度で2億5000万円程度流出し、歳入は4000万円程度と赤字となっており、次年度以降は体制を強化し、1億円の歳入を目指してまいります。 |
9.吉川英治記念館が大好きで年間パスポートも持っており通っている。 しかしいつも閑散としている。パスポートは3回行けば元が取れるくらい安いと感じているが、青梅市のほかの美術館と共通で使えるなど、付加価値を付けたら集客数が増えると思う。 |
青梅市立美術館との共通観覧券につきましては、令和2年の開館当初から販売しておりましたが、市立美術館が臨時休館となり、現在販売は行っておりません。 また、玉堂美術館との相互割引は令和6年7月から実施しております。 今後も集客の手段の一つとして、他美術館等との共通観覧券等について考えてまいります。 |
10.山林の管理ができておらず、適切な管理をしてもらいたい。 市に相談しても、民有林は対応できないと言われ困っている。枯れ木が市道に落ちてきたり、電線に引っかかるといった事態が起きている。 市として山林の持ち主にしっかり管理するよう指導してほしい。 |
青梅の市域の中で山林は6割以上ある中、境界が確認できない部分もあり、管理の前提がうまくいっていない箇所があります。 まずそういったところから森林環境譲与税を充当して整理をしていく仕組みづくりを行い、森林管理に取り組んでまいりたいと考えております。 また、森林環境譲与税を充当し、森林ボランティアなどの担い手の育成も行っております。 |
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