本文
策定に当たって
豊かな自然、快適なくらし、ふれあいの街(まち) 青梅
ゆめ うめ おうめ
青梅市長 竹内 俊夫
青梅市の新たなビジョンを示す「青梅市総合長期計画」がまとまり、基本構想は、平成14年12月の市議会で議決されました。
将来都市像は、「豊かな自然、快適なくらし、ふれあいの街 青梅」、サブタイトルは「~ゆめ うめ おうめ~」です。
計画は、平成15年度から平成24年度までの10年間の、市政運営の方向性を示す5つの基本方向を設定し、青梅市の地域特性を生かした、青梅ならではの施策や事業を盛り込んでいます。
この計画の特色は、市民の皆様からの多くのご意見や「青梅市総合長期計画懇談会」におけるご論議、そして懇談会からの提言をもとに、職員の総力を結集し、「青梅市の将来の姿」を描いた手づくりの計画としたことであります。
今、新たな計画のスタートラインに立ちました。
これからの市政運営には、自主・自立した地域自治の充実が肝要です。それには、市民と行政とがそれぞれの役割を分担し、協力してまちづくりを進めなければなりません。
青梅市の特徴的な風景の一つに、石積みが見られます。それぞれの石が互いに力を出し合い、助け合い、自然の中に溶け込み、人々の暮らしを支えています。
こうした地域の資産を手本とし、まちづくりの主役である市民の皆様とともに、暮らしやすい青梅市を築き上げるため、職員一人ひとりの知恵と創意を生かした施策や事業を創造し、分権時代に輝くまちづくりを目指してまいります。
結びに、本計画の策定に当たり貴重なご意見等をいただきました懇談会委員の方々、ならびに市民、市議会議員および関係者の皆様方に対しまして、心から感謝申し上げます。