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介護福祉士を志す専門学生にインタビュー!
介護に関する仕事は、社会を支える重要な仕事です。「介護福祉士を志す学生」は、いつから介護の世界に興味があったの?医療・福祉の人材育成に取り組む、学校法人和風会多摩リハビリテーション学院専門学校の介護福祉学科に在籍する学生の方に話を聞いてみました。
さあ、介護の世界の扉を開こう!
進路を選んだ理由は?
もともと人の助けになることに興味があり、進路選択の際には「福祉」という言葉に興味を持っていました。母が介護福祉士として働いていたことも、興味を持った大きな理由の一つだと思います。進路選択の際は、介護福祉士と作業療法士で悩みました。具体的に進路を考えるとなると通学先への「アクセス」や「学費」などいろいろ考えることがありましたが、母の仕事として身近に感じていたこともあり、「介護福祉士」を目指すことにしました。
専門学校に入学して感じたことを教えてください。
入学の前と後、考えてた介護のイメージとのギャップはありますか?
「介護」とか「福祉」といった言葉は、考えていたよりも広い範囲を意味していました。社会全体に関わるとても大きな、重要なしくみですが、とても身近なしくみだということも分かりました。
介護の実習で学んだことはなんですか?
実習は、実際に介護が必要な方に対して、どのように対応すればよいか考え、実践する機会となります。考えて実践し、改善が見られることもあり、そういったときはとても勉強になりました。
将来の進路は?
介護福祉士の資格を取得し、介護施設で実務経験を積みたいと考えています。介護福祉士として実務経験を積むとケアマネジャー(介護支援専門員)や生活相談員、福祉住環境コーディネーターなど別の職種で働くことも出来ます。今のところ、実務経験を積み、施設の生活相談員を目指すのも良いのではないかと考えています。
介護の業界は「きつい?」「つらい?」
介護の業界は、ただ「きつい、つらい」だけではなく、最近は処遇改善ということで環境の改善や賃金の上昇に取り組まれています。私自身は、「きつい」とか「つらい」というイメージに対して、「そういうものだ!」と考えるようにしています。身体を使った介護が体力的に厳しくなることも考え、ケアマネジャーになったり、福祉用具の販売員をしたり、比較的、元気な方が多いデイサービスに勤務したりするなど、様々な選択肢もあります。
ここからは、介護の世界を志す方への紹介です!
資格取得のための支援制度があります!
介護の業界は、様々な専門的な知識や技術を持つ方に支えられています。そのため、専門学校等で学びたい方などに対して、修学資金の援助を行う国の制度もあります。例えば、専門学校等を卒業後5年間、資金援助の申し込みをした都道府県で介護業務に続けて従事した場合に、借りたお金の返済が免除される制度を活用し、学校に通い、働いている方もいます。
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取材協力
学校法人和風会多摩リハビリテーション学院専門学校<外部リンク>