本文
市内で働く介護士にインタビュー!
身体が不自由な高齢者に対し、直接、身体にふれての介護をおこなう「介護士」。介護といえばこの仕事のイメージが強いと思います。実際に医療法人財団利定会「看護小規模多機能型居宅介護藤の華」で働く、介護士のお二人に話を聞いてみました。
日本人の優しさにふれた2人の「介護士」
現在の仕事を選んだ理由を教えてください。
2人とも、もともとインドネシアで看護学校を卒業し、看護師として働いていました。海外の仕事を紹介してくれる場所があり、そこで、日本には、「特定技能」という在留資格があり、その在留資格を取得して出来る介護の仕事の募集があることを知りました。もともと日本に興味があり、日本語を勉強していたので、働きながら日本語を学べるチャンスだと思い応募しました。今は、看護師ではなく、「介護士」として働いています。
現在の仕事のやりがいを教えてください。
たくさんあります。なによりも利用者の皆さんとお話をしたり、レクリエーションをしたりする時は、仕事をしていて楽しいと感じます。おかしな日本語で話してしまったときに、「こういう時はこっちの言葉だよ。」とか、優しく教えていただいていて、私たちにとっては、利用者の皆さんとお話をすることが、日本語の勉強にもなっています。
仕事をしていて、たいへんだと感じることはありますか?
いろいろとやることが重なってしまい、人手が足りていないと感じる時です。そういう時は、利用者の皆さんに待ってもらうことになったりします。日本に来る前は、「日本人は、厳しいとか、かたい」といったイメージを持っていましたが、皆さん、とてもやさしく対応してくれて、今は日本人は「やさしい」と感じています。
外国籍の方と働くチャンスがあるかも!?
日本の国籍を持たない方が日本で滞在して働くためには、在留資格が必要です。日本には、人手を確保することが難しい状況にある分野の仕事において、一定の専門性・技能を持っていて、即戦力となる日本の国籍を持たない方を受け入れていく仕組みがあり、その仕組みによる在留資格のことを「特定技能」といいます。日本の介護の業界では、たくさんの外国籍の方が働いています。
詳細はこちらからご確認ください。<外部リンク>
取材協力
医療法人財団利定会「看護小規模多機能型居宅介護藤の華」<外部リンク>