本文
介護予防・日常生活支援総合事業のご案内
ひとり暮らしの高齢者や高齢者夫婦のみの世帯、認知症の高齢者が増加することが予想される中、住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくためには、自ら要介護状態にならないよう予防していくこと、地域のみんなで支え合い、助け合っていく仕組みが重要になると言われています。青梅市では要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目的とし、介護予防・日常生活支援総合事業(略称=総合事業)を実施しています。
総合事業は介護予防・生活支援サービス事業と一般介護予防事業の二つの事業で構成されます。
介護予防・生活支援サービス事業
生活の困りごとなどに応じて、自立支援に向けたサービスを提供します。
対象
介護保険法における青梅市の第1号被保険者(65歳以上)および第2号被保険者(40歳から64歳の方)で介護保険被保険者証をお持ちの方の内、次の方が対象となります。
- 要支援1・2の認定を受けている方
- 基本チェックリスト該当者
基本チェックリストとは
日常生活に必要な生活機能が低下していないかなどについて確認する、25の質問項目です。
質問への回答内容により、介護予防・生活支援サービス事業の対象者(サービス事業対象者)になるか判定します。
サービス利用までの流れ
生活に関する困りごと等は地域包括支援センターでお伺いします。
地域包括支援センターにて、総合事業を含め、適切な手続きをご案内します。
総合事業のサービス利用の手順
下の画像をクリックするとより大きな画像を見ることができます。
介護予防・生活支援サービス事業のサービス内容
ケアプランの作成(介護予防ケアマネジメント)
地域包括支援センターの職員または、地域包括支援センターから委託を受けた、指定居宅介護支援事業所のケアマネージャーがケアプランを作成します。
ケアプランの作成に関して、利用者の費用負担はありません。
自立支援に向けたサービスの利用
サービスの利用のために、利用者と地域包括支援センターの職員等と相談しながらサービス利用計画(ケアプラン)をつくります。
ケアプランの作成の際には、利用者が望む生活の姿を目標として定め、その目標の実現に向けて必要なサービスと利用回数を検討します。
サービスの検討については、利用者が持つ能力を低下させないよう、利用者自身でできることは続けていただき、できない部分をささえていきます。
また、目標の達成がなされた際に、今後の体調維持に問題がなければ、サービスの提供が終了となることもあります。
このように、自立支援に向けてのサービス提供となります。
家事支援や身体介護を行うサービス
ホームヘルパーが訪問し、身体介護(入浴や排せつの介助等)や家事援助(掃除や洗濯、買物等)の支援を行います。
自己負担は1~3割です。自己負担1割の費用を目安として掲載しています。その他の加算が付く場合もあります。
想定する利用者の状態 | サービス名・内容 | 利用者負担額の目安 (利用事業所の職員体制等により加算・減算される場合があります) |
---|---|---|
※要介護認定非該当からのサービス事業対象者は除く。(本人の状態に変化があった場合はこの限りではありません) |
現行の介護予防訪問介護相当の訪問型サービス ホームヘルパー(有資格者)が訪問し、身体介護や家事援助を行います。
|
負担割合1割の方
|
※要介護認定非該当からのサービス事業対象者は除く。(本人の状態に変化があった場合はこの限りではありません) |
家事支援に特化した訪問型サービス ホームヘルパー(有資格者)が訪問し、家事援助を行います。
|
負担割合1割の方
|
掃除や洗濯などの家事援助が必要 |
おうめ生活サポーターサービス おうめ生活サポーターが訪問し、家事援助を行います。
おうめ生活サポーターとは? |
負担割合1割の方
(1回166円程度) |
運動などによる生活機能向上のためのサービス
通所介護施設(デイサービスセンター)等で、生活機能向上のための体操やレクリエーションなどの集団活動のサービス提供を行います。
自己負担は1~3割です。自己負担1割の費用を目安として掲載しています。その他の加算が付く場合もあります。
想定する利用者の状態 | サービス名・内容 | 利用者負担額の目安 (その他の加算がつく場合もあります) |
---|---|---|
※要介護認定非該当からのサービス事業対象者は除く。(本人の状態に変化があった場合はこの限りではありません)
|
現行の介護予防通所介護相当の通所型 通所介護事業所(デイサービスセンター)にて機能訓練や入浴介護を行います。
|
負担割合1割の方
|
|
軽度者向けの通所型サービス 通所介護事業所(デイサービスセンター)にてレクリエーション等を行います。
|
負担割合1割の方
|
年齢相応の筋力低下があり、集中的に生活機能を向上するためにトレーニングを行うことで、改善・維持が見込まれる方 |
筋力向上トレーニングサービス リハビリテーション専門職が配置された事業者が、日常生活動作、手段的日常生活動作の改善に特化したトレーニングを行います。 |
負担割合1割の方 週1回程度利用(送迎あり) |
年齢相応の筋力低下があり、集中的に生活機能を向上するためにトレーニングを行うことで、改善・維持が見込まれる方 |
柔道整復師会接骨院・整骨院によるサービス 青梅市接骨師会の接骨院・整骨院にて、柔道整復師よる運動指導や日常生活動作の改善に向けた運動を行います。 実施事業所(市内7か所) |
負担割合1割の方
|
介護予防・生活支援サービス事業のサービス事業者(現行相当サービス、短期集中型サービスを除く)
事業所一覧はこちらのページをご覧ください。
※総合事業のサービスを提供していない事業所もあります。
※サービスを利用するためにはお住まいの地区の地域包括支援センターへの相談が必要です。
一般介護予防事業
一般介護予防事業では、介護予防のための体操教室等を実施し、年齢に応じた健康づくりと介護予防を提供していきます。
また、地域での自主的介護予防活動組織の育成・支援を行っていきます。
一般介護予防事業で実施予定の事業
- 介護予防講演会
- 各種介護予防教室
- 介護予防リーダー養成講座
- 梅っこ体操(青梅市オリジナル介護予防体操)の普及啓発
詳細は、広報おうめ、ホームページ等でお知らせします。