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歯っ!とする話 〜歯磨きでインフルエンザ予防〜
歯磨きでインフルエンザ予防
インフルエンザ対策といえば「手洗い・うがい・マスク」が代表的ですが、もう一つ簡単にできる予防法があることをご存知でしょうか?それは「歯磨き」です。
なぜ歯磨きがインフルエンザの予防になるのでしょうか?
口の中の細菌がインフルエンザウイルスの侵入を助けてしまうことがあるためです。口の中に細菌が多いほど、ウイルスに感染しやすくなり、免疫力も低下しやすくなります。お口を清潔にすることで、細菌を減らし、粘膜にウイルスを付着しにくくすることもでき、免疫力の維持にも繋がります。
特に高齢者の方は、唾液量が減って菌が増えやすいので、より丁寧な口腔ケアが大切です。

インフルエンザ予防に効果的な口腔ケア
今日からできるインフルエンザ予防のための口腔ケアをご紹介します。
食後には必ず歯を磨く
特に食べた後は、細菌が増殖しやすいので、食後の歯磨きを習慣にしましょう。
就寝前は特にしっかり
寝ている間は唾液が減り、細菌が増えやすくなります。夜の歯磨きは「1日の中で一番大事」と思って丁寧に行いましょう。
歯間ブラシやフロスで歯間ケアを
歯ブラシだけでは、歯と歯の間は約6割しか汚れが取れないと言われています。歯間ケアをプラスして、細菌の増殖をより効果的に抑えましょう。

舌磨きで口臭・細菌を減らす
舌の表面には、舌苔がたまりやすく、これが細菌の温床になることがあります。舌専用のブラシや歯ブラシをうまく使って、舌も清潔に保ちましょう。
うがいでのどを清潔に
歯磨きだけでなく、洗口液を使ったうがいも効果的です。外出から帰ったときは、うがいをしましょう。
また、口が乾燥すると唾液が減り、ウイルスが付着しやすくなるので、こまめな水分補給もしてください。

歯磨きは単に虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、インフルエンザをはじめとする感染症の予防にも重要な役割を果たします。
この冬は「手洗い・うがい・歯磨き」でインフルエンザをしっかり予防していきましょう!!
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